青い海、真っ白な砂浜……フィリピンを代表するビーチリゾートであるセブに、ぜひ行ってみたいと考えている人も多いことでしょう。
そこで気になるのが旅費。いくら東南アジアとはいえ、リゾート地ではお金がかかるような気がしますよね。
実は、手頃な価格で楽しめるのがセブの魅力のひとつ。時期やホテル選びを工夫して、もっとお得に旅行を楽しむ方法を解説します。
※1フィリピン・ペソ=約2.2円
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セブ島旅行の費用が安い時期

オフシーズンは安い?
セブには乾季(12~5月)と雨季(6~11月)の2つの季節があり、からりと晴れる日が続く乾季がベストシーズンといわれています。
- 乾季(12~5月)
- 雨季(6~11月)
しかし1年を通して気温が高くビーチで遊べるため、雨季であっても訪れる人は多いです。
ヨーロッパなどのビーチリゾートのように、オフシーズンになれば一気に旅費が抑えられるということがないため、シーズンによる価格差はあまり考慮しなくていいでしょう。
おすすめのシーズンを知りたい方は「人気リゾート地、セブ島の気候は?服装やおすすめのシーズンなどをチェック!」も合わせてお読みください。
日本の長期休暇は避ける
それよりも価格差が大きいのが、日本の長期休暇です。
多くの日本人が休みとなるゴールデンウイーク・お盆・年末年始は、海外旅行をする人が最も増える時期。
旅費を抑えるなら避けるべき時期
- ゴールデンウイーク
- お盆
- 年末年始
旅費が高くても出かける人が多いため、航空券やツアー代金も跳ね上がってしまいます。この期間を避けられるかどうかがポイントです。
「長期休暇でないと海外旅行なんて無理!」という人もいるかもしれませんが、セブは日本から5時間ほどで行ける海外です。
通常の週末に休みを加え、2泊3日でも充分に満喫できますよ。「セブ島へ週末弾丸旅行!2泊3日で満喫できるモデルプランと予算をご紹介」にて紹介しています。

安い時期は1月、6月、9月、11月の大型連休の合間
旅行費用で一番かかるのが航空券代やホテル代です。
その時期を除けば、旅費を抑えて安く旅行することができます。
- 1月
- 6月
- 9月
- 11月
などの大型連休の合間を狙って探すのがおすすめです。
セブ島の旅費が安いのはツアーと個人手配どっち?おすすめは?

ツアーは高いのか
旅行代理店が催行するツアーには、人件費や手数料が加算されています。
それでは、ツアーに参加するより個人で手配したほうが旅費は安くなるのでしょうか?
これはタイミングによって変化が大きいため一概にはいえません。どちらにもメリットがあり、比較しながらうまく使い分けることが重要です。
それぞれのメリットをみてみましょう。
ツアーのメリット
旅行代理店が航空券やホテルをまとめて予約することで、特別料金を設定できるのがツアーの魅力です。
日本の長期休暇を外せば2泊3日のツアーが3万円台で予約できることもあります。
ツアーには大きく2種類あります。往復の移動と宿泊、現地での食事やアクティビティも全て含まれているパッケージツアーがひとつ。
もうひとつは航空券とホテルのみのツアーで、現地での行動はフリープランというものです。
自分の行きたい場所が含まれるパッケージツアーが見つかれば、参加するメリットが大きいといえます。
個人手配のメリット
個人手配の一番の利点は、旅行を思いのままにカスタマイズ可能であること。自分の興味に応じて、好きなときに好きな場所に行けます。
航空券やホテル、現地アクティビティなど全て自分で手配するので、より安いものを見つけて予約すれば旅費の節約にもなりますね。
また、ツアーではホテルが不便な場所になることがあります。
現地に到着してからの交通費がかさみ、自分で街の中心部のホテルを予約したほうがよかった……ということもありえます。
ここからは、個人手配でかかる旅費の目安を項目ごとに見ていきましょう。
セブ島の旅費の相場. 航空券

LCCを活用
価格変動が最も大きいのが航空券。安いフライトを購入できれば旅費を大幅におさえられます。
日本とセブを結ぶ直行便は、フィリピンのフラグシップ・キャリアであるフィリピン航空が毎日運行。
東京(成田)、大阪、名古屋から出発しています。
- 平常時で6万円前後
- 長期休暇シーズンには10万円程度
が相場です。
成田からマクタン・セブ国際空港まではLCCのセブ・パシフィック航空も就航しています。
LCCは機内エンターテインメントやドリンクを提供しないことで運賃をおさえており、フィリピン航空より2~3万円安く往復できることも。
LCCの注意
LCCのセブ・パシフィック航空では、7キログラムまでの手荷物を機内に持ち込み可能ですが、それを超えるものは預ける必要があります。
預け入れ手荷物には受託料がかかるため、場合によってはフィリピン航空の価格を上回ることも。荷物が多くなりそうな場合には、この費用も考慮してくださいね。
経由便を活用
フィリピンの首都マニラや韓国・ソウルで乗り継いでセブに行く方法もあります。直行便と比べ選択肢が増えるため、より安い航空券を見つけやすくなります。
特にソウル行の便は日本のあちこちから出発しているので、東京・名古屋・大阪に移動するよりも安くなることが多いです。
デメリットはフライト時間。5時間前後で到着する直行便に対し、乗継便は最短で8時間ほどかかるとみておいたほうがいいでしょう。島
セブ島の旅費の相場. ホテル

ホテル代の相場
どのランクのホテルに泊まるのかで値段が変わってきます。少しでも旅費を抑えるなら、ホテルのランクを下げることも検討してみましょう。
- 五つ星ホテル:10,000ペソ(約25,000円〜)
- 四つ星ホテル:4,000ペソ(約10,000円〜)
- 三つ星ホテル:2,000ペソ(約5,000円〜)
- ゲストハウス:500ペソ(約1,000円〜)
宿泊費をおさえる
高級リゾートホテルから格安ゲストハウスまで、幅広い選択肢のあるホテル。ホテル選びによっても旅費が大きく変わります。
ビーチリゾートの集まるマクタン島にもいくつかのゲストハウスがあります。
中心部のマリバゴ地区で1泊1部屋3,000円程度、少し離れたエリアであれば2,000円未満のところも見つかります。
男女共用ドミトリーであれば、1泊1,000円程度のところも。
高級ホテルも高くない?
セブでは5つ星の高級リゾートホテルでも1泊2.5~3万円が相場。
ひたすらホテルでリラックスするというぜいたく時間も、リゾートならではの楽しみ方です。
広大な敷地に個性的なプール、プライベートビーチなどを有し、アメニティやサービスも申し分ありません。
この価格で最高の気分を味わえるのであれば、コストパフォーマンスは抜群といえるでしょう。
セブ島の旅費の相場. アクティビティ

マリンスポーツ
セブに来たらぜひ体験したいマリンスポーツ。
基本的に、ホテルや現地のダイビングショップ、または旅行代理店主催のオプショナルツアーに参加することになります。人気ツアーの相場をみてみましょう。
ジンベエザメウォッチングを含むまる一日のダイビングツアーは2~3万円台。
ダイビングに加えて他の観光地にも足を延ばすプランが一般的で、立ち寄る場所によって値段が変動します。
マクタン島からボートに乗り、離島をめぐりながらシュノーケリングなどを楽しむアイランド・ホッピングが1万円前後。
運動が苦手な人も楽しめる、パラセーリングやシーウォーカーなどを体験できるプランも1万円前後です。
現地ツアーは安さにとらわれて選ぶと満足度が低下するおそれもあります。しっかり見極めて、納得できる金額のものを選択してくださいね。
アクティビティの相場
- ジンベイザメウォッチング:5,000ペソ
- ダイビング:3,000ペソ
- アイランドホッピング(シュノーケリング):4,500ペソ
- パラセーリング:3,000ペソ
- シーウォーカー:3,000ペソ
- ジェットスキー:3,000ペソ
- 運転手付きレンタカー:2,500ペソ

セブ島の旅費の相場. 食費

セブの食費
- ファストフード:150~200ペソ
- ローカルレストラン:150~200ペソ
- レストラン:200〜800ペソ
- 高級ホテルディナー:1,000ペソ〜
ランチ代
セブでの食事にかかる料金は、日本と比べると少し安いです。一般的なレストランでランチは500円、ディナーは2,000円もあれば満足できるでしょう。
ディナー代
高級ホテルのレストランであっても、ディナーで5,000円を越えることはほぼありません。ローカルが利用する屋台なども活用すると、さらに費用は抑えられます。
カフェ代
セブ島ではマンゴージュースやアボカドのスムージーが人気です。だいたい150ペソ前後(約350円)程度から飲むことができます。
また、水道水は飲めませんが、ペットボトルの水がいたるところで買えます。500ミリリットルのペットボトルが15フィリピン・ペソ(約30円)程度です。

セブ島の旅費の相場.交通費

セブの交通費
セブ島の交通手段は以下の通り
- タクシー
- バス
- ジープニー
- トライシクル
- バイクタクシー
- グラブ
観光客の足は、基本的にタクシーかグラブが中心となります。
タクシー代
タクシー代は日本と比較してかなり安く、初乗りが40フィリピン・ペソ(約90円)。空港からのタクシーのみ70フィリピン・ペソ(約150円)です。
おおよその相場は10分乗車で80フィリピン・ペソ(約180円)、30分乗車で200フィリピン・ペソ(約440円)程度をみておくといいでしょう。
悪質なドライバーはメーターを使わず高値を伝えてきます。適切にメーターを使用してくれるドライバーを見つけましょう。
また、チップを要求されることがありますが、基本的に不要なので断ってしまって大丈夫です。
セブ島の旅費の相場. 両替所

セブでは、空港やショッピングモールなど日本円からフィリピン・ペソへの両替が可能です。
しかし、場所によって手数料が大きく異なり、損をしてしまうことも。
旅行では買い物や食事、アクティビティ代などを現金で支払いすることになりますので、できるなら損をしたくないですよね。
日本の空港の両替所はレートが悪いのでおすすめできません。交通費のみなど最低限の両替にとどめるのがおすすめです。
より詳しい両替方法を知りたい方は「セブ島で日本円からフィリピン・ぺソへ両替!お得に便利に両替する方法と注意点」の記事も合わせてお読みください。

セブ島の旅費の相場.通信費

セブ島での通信費はSIMカードの購入がお得です。空港でSIMカードの販売所がありますので、セブ島に到着したら購入しておきましょう。
1,000円前後のプランで十分旅行を楽しめます。SIMフリーのスマホ出ることが条件なので注意してくださいね。
セブ島の旅費の相場. お土産代

セブ島のお土産は「セブ島おすすめのお土産21選!」にてまとめています。
相場としては、3,000円〜を目安に探してみると良いでしょう。

コスパの良いお土産
- ドライマンゴー
- オタップ
- ピーナッツキッシーズ
- スポング
などセブっぽいものでコスパの良いものはたくさんあります。お土産はスーパーマーケットで買うと旅費を抑えられます。
また、セブで人気のあるアヤラモールでもお土産を買うことできます。

宿泊日数別のセブ島旅行の費用

2泊3日のセブ島旅行の費用
- 航空券:5〜10万円
- ホテル代:1万円
- 食事代:1万円
- アクティビティ代:2万円
- 交通費:0.5万円
- 通信費:0.1万円
- お土産:0.5万円
- 海外旅行保険代:0.2万円
2泊3日のセブ島旅行では合計約15万円前後が目安になります。
タクシーをバイクタクシーに変えたり、ホテルを安いものに変えたり、飛行機のトランジットを増やすなどでさらに安くすることも可能です。

3泊4日のセブ島旅行の費用
- 航空券:5〜10万円
- ホテル代:1.5万円
- 食事代:1.5万円
- アクティビティ代:2万円
- 交通費:0.7万円
- 通信費:0.1万円
- お土産:0.5万円
- 海外旅行保険代:0.2万円
3泊4日のセブ島旅行では合計約17万円前後が目安になります。
タクシーをバイクタクシーに変えたり、ホテルを安いものに変えたり、飛行機のトランジットを増やすなどでさらに安くすることも可能です。

まとめ~旅費を抑えてセブを楽しむ

セブ旅行にかかる費用の相場をみてきました。旅費を安くするために、さまざまな工夫の余地があることがお分かりいただけたのではないでしょうか。
とはいえ、ただただ倹約するだけでは息がつまってしまいます。抑えられるところは抑え、大事にしたいポイントには思いきってお金をかけることで、より満足度の高い旅行になりますよ。
ぜひセブを楽しんでくださいね。
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