フィリピンを代表するリゾート・セブに来たら、ぜひ体験したいのがマリンスポーツです。
常夏の島セブは1年を通してマリンスポーツに適した気候。波も穏やかで、初心者でも安心して挑戦できるのが魅力です。
日本と比べて価格も手頃のため思いっきり遊べます。
この記事では、セブでできるマリンスポーツやおすすめのスポットをご紹介します。
全く泳げない人が楽しめるアクティビティもありますよ。
※1フィリピン・ペソ=約2.3円
セブのマリンスポーツ1:パラセーリング

海を見下ろす空中散歩
どんな人でも必ず楽しめるマリンスポーツがパラセーリング。
2人乗りのパラシュートに身体を固定してモーターボートに引いてもらうというもので、泳げない人や運動の苦手な人にこそおすすめです。
パラシュートで飛びながら宝石のように輝くセブの海を見下ろしていると、まるで海の上空を滑走しているような気分に。
最高に気持ちいいですよ。
おすすめスポット・予算
リゾートホテルが集まるマクタン島のビーチにも、パラセーリングができるスポットが多数あります。
滞在のホテルやツアー会社、ダイビングショップなどで送迎付きのプランを手配してくれます。
現地のショップで交渉すれば1人あたり2,500フィリピン・ペソ(約5,800円)ほどで30分の体験が可能。
日本で体験すると、たとえば沖縄県では安くても7,000円前後が相場です。
セブのマリンスポーツ2:ダイビング

ジンベエザメと泳げる?
高い透明度を誇るセブの海。一度はスキューバダイビングを体験してみたいという人も多いのではないでしょうか。
しかし、セブでのダイビングの魅力は海の美しさだけではありません。
セブ周辺の海には数々の野生動物が生息しています。
ジンベエザメやウミガメもその仲間で、特にジンベエザメは浅瀬にやってくることも多い海洋動物。
ダイビング中、高い確率で彼らに出会えるんです。
人懐っこく危険のないジンベエザメは、時に人間に触れてくることもあるほど。一緒に泳ぐことができたら、忘れられない思い出になりますよ。
おすすめスポット・予算
たくさんあるダイビングスポットでも特におすすめなのが、セブ本島南部のオスロブです。
このあたりにはジンベエザメが多く生息し、ダイビング中の遭遇率はほぼ100パーセントに近いといわれています。
オスロブまで個人で行けば、装備レンタル付きで1時間程度のダイビングを1,500フィリピン・ペソ(約3,500円)から楽しめます。
ただし、セブの中心地であるセブシティやマクタン島からは片道3時間ほどの移動距離。
送迎付きの半日ツアーなら14,000円前後から参加でき、移動の心配もありません。
日本ではダイビングだけで20,000円以上かかることが普通ですので、お得ですよね。
セブのマリンスポーツ3:シュノーケリング

顔をつければ別世界
ダイビングで海中深く潜ることは恐い人、講習を受けるほどの時間はないという人も楽しめるがシュノーケリング。
船でベストスポットまで移動してから海に入るため、体力に自信がない人でも安心です。
海の透明度が高いセブだからこそ、水面近くを泳ぐだけでも海中の絶景を堪能できます。
おすすめスポット・予算
オスロブから船に乗って10分ほどで到着するスミロン島は、セブでもとりわけ海の透明度が高い島として有名。
海洋保護区にも指定される海には豊かなサンゴ礁が広がり、鮮やかな熱帯魚たちが群れをなします。
浅瀬が続くため、顔を水面につけるだけで別世界に来たような感覚になりますよ。
景観保護のため、スミロン島には入島制限が設けられています。確実にたどり着くためにセブ中心地からの半日ツアーへの参加がおすすめ。
オスロブでのダイビングとセットになったツアーも5,200フィリピン・ペソ(約12,000円)前後で催行しています。
セブのマリンスポーツ4:シーウォーカー

泳げなくても海は歩ける!
海で遊んでみたいけれど全く泳げない……という人も、諦めなくていいんです!
呼吸管付きのヘルメットをかぶって海底に降りるシーウォーカーなら、熱帯魚が泳ぐ海を散歩できます。
めがねをかけたまま海中に入れる、顔や髪がほとんど濡れないなどのメリットがあり、いろいろな心配事から解放されるのも魅力です。
ヘルメットをかぶると宇宙飛行士のような不思議な見た目になります。この状態での写真撮影タイムも楽しいですよ。
おすすめスポット・予算
シーウォーカーはマクタン島でも気軽に体験でき、料金は2,200ペソ(約5,000円)前後から。
時間に余裕があるなら、ダイビングやシュノーケリングとセットになったツアーに参加するとよりお得になります。
セブのマリンスポーツ5:ジェットスキー

セブの海をのりこなす
よりダイレクトに海を感じたいアクティブ派におすすめなのがジェットスキーです。
日本では操縦するのに免許が必要ですが、セブでは不要。18歳以上なら誰でも操縦できるんです。
マシンを操って波を制すジェットスキーは、まさに「スポーツ」と呼ぶにふさわしいアクティビティですね。
初めての人にはインストラクターが付きますので、未経験でもチャレンジできますよ。
おすすめスポット・予算
マクタン島で気軽に体験でき、ホテルまでの送迎付きプランも現地で申し込みできます。
決められたコースを操縦するだけでなく、エリア内を自由に動けるのも魅力です。
30分の体験で2,500ペソ(約5,800円)前後が相場。
パラセーリングなど他のアクティビティとセットになったプランも多く、スリリングで充実した1日にできますよ。
マリンスポーツであると便利な持ち物

タオル
水から上がったときに身体をふくタオルは持参するのが基本。
参加するツアーによっては貸し出してくれるところもありますが、有料のことも多いです。
部屋で使うタオルや洗い替えのことを考え、複数枚持って日本を出発するといいでしょう。
荷物を増やしたくない人におすすめなのが、スポーツ用品店などで販売している速乾タオル。
コンパクトでもしっかり吸水し、絞ればすぐに乾く優れものです。
プラ製密閉バッグ
船で移動するアクティビティの場合、船上にカメラや携帯電話などの荷物を持ち込めます。
しかし、思わぬところから波が飛んできて機械にかかると故障してしまうおそれも。
特に海水は塩分を含むため、機器へのダメージも大きいです。
そんなときに役立つのが、料理などに使うファスナー付きのプラスチック製密閉バッグ。
カメラなど使わないときに入れて密閉しておけば、ちょっとした水しぶきならじゅうぶん防げます。
水を嫌う皮製品なども入れておくといいですね。
水中カメラ
インストラクター付きのダイビング体験であれば、水中で写真を撮ってもらうことも可能です。
ジンベエザメとの貴重なショットも見事に撮影してくれるので、記念になること間違いなし。少し高価ですがぜひ持参してくださいね。
メーカーによっては、手持ちのデジタルカメラを水中で使うための防水ケースも販売されています。
まとめ~セブはマリンスポーツ天国

「マリンスポーツ」といっても、さまざまな種類があることがお分かりいただけたのではないでしょうか。
どれも複雑な作業は必要なく、基本さえおさえればすぐに楽しめるものばかりです。
スポーツ大好きな人から運動は苦手な人まで、老若男女問わずに迎え入れてくれるセブの海。
興味のあるアクティビティを見つけて、スリルと絶景を思う存分味わってくださいね。
