- ボホール島の観光エリアは何があるのか知りたい方
- 楽しそうなオプショナルツアーもついでに知っておきたい方
セブ島の南東に浮かぶボホール島には、森や丘など手つかずの大自然が広がります。さらにボホール島は、世界最小の霊長類「ターシャ」に会えることでも知られています。
この記事ではボホール島の楽しみ方や行き方、ツアーの流れ、料金の目安、ベストシーズン、おすすめの持ち物などをまとめました。フィリピンでも独特な魅力を持つボホール島で、この島ならではの観光を楽しみましょう!
※1ペソ=約2.7円

セブ島の南東に浮かぶボホール島は美しい大自然が残る魅力あふれる島で、世界最小の霊長類であるメガネザルの「ターシャ」に会えちゃうんです!小さな丘一つ一つがチョコレートのお菓子のように見える「チョコレートヒルズ」と呼ばれる絶景スポットを楽しんだり!
- セブイク(セブ島で人気のオプショナルツアーを見る)
セブイクでは高い満足度を誇るオプショナルツアーを多数掲載しております。いろんなオプショナルツアーがあるため、どれを選べばいいのか迷いますよね。
セブイクではセブ島在住のコンシェルジュが最適なプランを無料でお伝えしています。
利用無料で面倒な登録ナシ!LINEでサクッと質問できちゃいます。
ボホール島の基本情報
面積 | 4,117平方キロメートルで、東京都のほぼ二倍の広さ |
気候 | 年間を通して温暖な天候 |
言語 | セブアノ語、ビサヤ語、英語 |
通貨 | フィリピンペソ |
電圧 | 220V |
ビザ | 30日以内の滞在はビザが免除 |
治安 | 比較的安全な地域。夜遅くの外出や人気のない場所では注意(ボホール島の治安を徹底解説) |
交通 | 日本と異なり、左ハンドル・右側通行。ボホール島内では信号が少なく、レンタカーよりもオプショナルツアーやタクシー利用がおすすめ |
ボホール島観光の魅力


ボホール島は、美しい大自然が残る魅力たっぷりの島。セブ島からの日帰りツアーも数多く開催されています。ボホール島に行った観光客からは、「セブに行ったらボホール島を訪れないともったいない!」という声も聞かれるほど。まずはボホール島にはどのような魅力があるのかチェックしてみましょう!
セブ島の観光スポットを知りたい方は「【プロ厳選】セブ島観光おすすめスポット21選!絶対に外せない厳選5つも紹介」もあわせてチェックしてみましょう。
ボホール島は自然豊か


ボホール島の一番の魅力は、手つかずのまま残された豊かな自然でしょう。ボホール島はあまり開発されていない島で、山や森、海、川、丘など、ありのままの自然を見ることができます。なかでも「チョコレートヒルズ」は、数えきれないほどの丘が連なる絶景スポットとして有名です。
島内には、大自然を上手く活用した観光スポットもあります。チョコレートヒルズの麓にあるテーマパークでは、緑いっぱいの森を見下ろしながらスリル満点のジップラインや四輪バギーの操縦に挑戦できます。
希少な生き物に会えるチャンスも


豊かな自然の中には、ほかでは見られない希少な動物も。ボホール島は、世界最小の霊長類であるメガネザルの「ターシャ」の生息地です。体長は約10センチ、目が大きく愛らしい姿が特徴で、ターシャ保護区で静かに観察することができます。かわいらしいターシャに会えるツアーも多く、ボホール島ならではの体験ができるでしょう!
アクセスが便利


ボホール島へのアクセスは非常にスムーズです。セブ市内から高速フェリーでタグビララン港まで約2時間、1日10便以上運航しており、料金は片道600ペソ(約1,650円)程度です。
また、2021年に開港したパングラオ国際空港を利用すれば、マニラや他の主要都市から直行便でのアクセスもできます。空港から観光拠点となるアロナビーチまでは車で約20分と移動も楽々。アクセスの良さから、セブ滞在中のショートトリップにもおすすめです。
ボホール島に宿泊の方は「ボホール島現地発ツアー(ボホール島宿泊者向け)」のページをチェックしてみましょう。ボホール島&パングラオ島のホテルからご参加が可能です。
ボホール島観光のベストシーズン


ボホール島は年間を通して温暖な熱帯気候に属し、平均気温はおよそ27〜31度と安定しています。気候は「乾季(12月〜5月)」と「雨季(6月〜11月)」に分かれ、特に乾季は晴天が多く観光に最適です。美しい海や自然を満喫したいなら、天候の良い4〜6月がベストシーズンと言えるでしょう。


乾季の4~6月がおすすめ
ボホール島はセブならではの温暖な気候で、1年中観光やアクティビティを楽しめます。「この季節でないと楽しめない」というシーズンがあるわけでもなく、観光の時期を選ばずに遊べますよ。
しかしチョコレートヒルズに行くなら、ベストシーズンは乾季の後半である4~6月でしょう。この時期は木々が枯れて茶色に染まるので、チョコレートらしい色の山々が見られます。


【プロ厳選】ボホール島で絶対に行きたい観光スポット5選
最初にボホール島在住の旅行のプロが、ボホール島観光で絶対に行くべき観光スポットを5つ厳選したのでご紹介します。
【プロ厳選】ボホール島で絶対に行っておきたい観光スポット5選
- ターシャ
- チョコレートヒルズ
- ロボックリバー
- バクラヨン教会
- ジンベイザメ
ターシャ


ボホール島に来たら欠かせないのが、メガネザルの「ターシャ」を見に行くこと!ターシャを見に行くコースはほとんどのツアーに含まれています。ターシャは手乗りサイズで、体長はわずか8~15センチ程度。性格はとても繊細かつ臆病で、カメラのフラッシュでもショックを受けてしまうのだとか。
ターシャに会うときはカメラのフラッシュをたかない、大声を出さないなどのマナーを守りましょう。ふたつ目はロボックに新しくオープンした野生動物自然公園。ターシャも見られるうえ、様々な動物たちとも触れあえるミニ動物園。
基本情報
- 施設名:野生動物自然公園(Loboc Wildlife & Nature Park)
- 所在地:Upper Bonbon, Loboc, Bohol
- 料金:150ペソ(約318円)
- 営業時間:8am〜5pm
- webサイト:https://facebook.com/lobocwildlife/
チョコレートヒルズ


ボホール島を代表する観光地であるチョコレートヒルズは、名前の通り、まるでチョコレートのように見える1200以上の小山から成る独特の風景を楽しむことができます。これらの丘は乾季になると茶色くなり、まるでチョコレートのように見えます。
展望台からの眺めは圧巻で、一望できる緑豊かな風景は息をのむ美しさです。雨季は緑色で、こちらは「抹茶チョコレートヒルズ」や「ミントチョコレートヒルズ」と呼ばれているそう。見渡す限り丘が続く壮大な景色は、生で見ると圧巻です!
基本情報
- 名称:チョコレートヒルズ(Chocolate Hills)
- 住所:Loay Interior Road, Carmen, Bohol
- 入場料:50ペソ(約106円)
- アクセス:タグビララン港から車で約1時間15分
- 営業時間:終日
- 電話番号:+63 919 680 0492
- 公式サイト:http://www.chocolatehills.net/
ロボックリバー


ロボックリバーでのクルーズは、東南アジアのジャングルの中を竹の船で進みます。美しい川沿いを進んでいくと、マングローブの森、現地の村、野生動物を見ることができます。
クルーズ中には美味しいフィリピン料理のランチが食べられ、船上では音楽やダンスのパフォーマンスも楽しむことができます。
ボホール島に宿泊の方は「ボホール島現地発ツアー(ボホール島宿泊者向け)」のページをチェックしてみましょう。ボホール島&パングラオ島のホテルからご参加が可能です。


バクラヨン教会


ボホールにはスペイン領だった頃の石造りの聖堂がたくさん残っています。そのなかで最も古いバクラヨン教会は1595年に完成したフィリピン最古級の聖堂です。
スペイン植民地時代の様式がよく保存されている遺跡ながら、未だに現役の聖堂として使われています。中に入っての見学や撮影もOKですが、ミサなどの時は撮影は遠慮しましょう。神聖な場所なので、バクラヨン教会に行くときは肌の露出を控えた服装にしましょう。


基本情報
- 施設名:バクラヨン教会
- 所在地: Baclayon,Tagbilaran East Road, Tagbilaran City, Bohol
- 開場時間:8am〜5pm(昼休み正午〜1:30pm)
- アクセス:タグビララン空港から車で約30分
ジンベイザメ


ボホール島では、ジンベイザメと一緒に泳ぐツアーがあります。ジンベイザメは世界最大の魚で、その巨大さと優雅さは一見の価値があります。
セブ島のオスロブに比べ、待ち時間が比較的少ないのが特徴。ルールが厳格に守られており、ジンベイザメへの接触は禁止されています。ボホール島観光をしながら、ジンベイザメと泳ぐツアーが人気です。
- 所在地:Barangay Hall, Lila, Bohol




ここまでがボホール島で絶対に行ってほしい観光スポットです。限られた観光の時間を有効活用してください。おすすめスポットを全て回れる人気のツアーが気になる方は以下のオプショナルツアーもチェックしてみてください。
参加者の評価(4.88/5)体験談をみる
- セブ・マクタン宿泊の方:【ボホール島ジンベイザメツアー】日帰りでジンベイザメもボホール島もまるごと楽しむ
- ボホール島宿泊の方:【ボホール島ジンベイザメツアー】ボホール島から行けるジンベイザメも観光も大満喫1日ツアー
- ボホール島宿泊の方:【午前解散!ボホール島現地発ジンベイザメツアー】ジンベイザメと泳ぐシンプルツアー
ボホール島に宿泊の方は「ボホール島パングラオ島発ツアー(ボホール島宿泊者向け)」のページをチェックしてみましょう。ボホール島&パングラオ島のホテルからご参加が可能です。
ボホール島観光スポット15選
続いて、ボホール島の観光スポットを順番に解説します。
巨大ヘビと記念撮影


ボホール島にあるパイソンパークでは、アルビノのヘビと一緒に写真撮影を体験することができます。アルビノのヘビはその特異な外見で知られており、通常のヘビとは異なり、白や淡い色の体色をしています。これはメラニンという色素が欠如しているためで、非常に珍しいとされています
パイソンパークの基本情報
- 施設名:Bohol Python and Wildlife Park(現地では「Prony the Python(プロニー)」としても有名)
- 所在地:Barangay Laya, Baclayon, Bohol, Philippines
- 開場時間:一般的には8:00~17:00程度
- アクセス:ボホール島のタグビララン(Tagbilaran)から車・バイクで約15~30分
- 入場料(目安)大人:30ペソ前後(約70円)、子供:10ペソ前後(約20~30円)
ダナオ・アドベンチャーパークで遊ぶ


チョコレートヒルズの西側、近辺、東側(ロボック、カルメン、ダナオ)の三カ所にアドベンチャーパークがあり、ロープで空中を滑空するジップラインや、ロック・クライミングなどにトライできます。ここは自然が遊び場になった本格的なテーマパークで、さまざまなアクティビティが楽しめます。
人気なのはジップライン。生い茂った森の上を一気に駆け下りるアトラクションですが、スーパーマンポーズのまま挑戦できるものもあるなどバラエティ豊かです。


Danao Adventure Park
- 名称:ダナオ・アドベンチャーパーク(Danao Adventure Park)
- 住所:Buenavista-Carmen-Danao-Jetafe Road, Danao, 6344 Bohol
- アクセス:タグビララン港から車で約2時間
- 営業時間:8~17時
- 電話番号:+63 47 252 9978
- 公式サイト:http://www.eatdanao.com/
少数民族アティ族と写真撮影


ジャングルクルーズの奥地では少数民族のアティ族に会えるかも?周りを森林に囲まれたロボック川を、竹でできた大きな船でゆったり渡るのは非常に開放感があり気持ちいいですよ。
リバークルーズは絶対に参加してほしいアクティビティの一つです。クルーズの最中にはバイキング式のフィリピン料理が提供され、ビールなどのお酒を飲むこともできます。大自然の中で味わうことで、さらにおいしく感じられそうですね!
- 所在地:Poblacion Sawang, Loboc, Bohol
- コンセプト:ピースフルなクルーズ
- 見どころ:バンブーダンス・ショー
- 所有時間:約1時間
- 値段:ひとり850ペソ(約2,500円)、3歳以下:無料
- 営業時間:8am〜9pm
- webサイト:https://lobocriverwatch.com
参加者の評価(4.88/5)体験談をみる
- セブ・マクタン宿泊の方:【ボホール島ジンベイザメツアー】日帰りでジンベイザメもボホール島もまるごと楽しむ
- ボホール島宿泊の方:【ボホール島ジンベイザメツアー】ボホール島から行けるジンベイザメも観光も大満喫1日ツアー
- ボホール島宿泊の方:【午前解散!ボホール島現地発ジンベイザメツアー】ジンベイザメと泳ぐシンプルツアー
ボホール島に宿泊の方は「ボホール島パングラオ島発ツアー(ボホール島宿泊者向け)」のページをチェックしてみましょう。ボホール島&パングラオ島のホテルからご参加が可能です。
ロアイ川 Rio Verde Floating Resto
もうひとつのまだ余り知られていない穴場が、ロアイ川(タグビラランから約45分)のランチクルーズ。こちらも1時間ほどの生演奏付きブッフェランチですが、ロボック川よりも木々が密集しているため、未開の地へゆく「ジャングル・クルーズ」の雰囲気です。
しかもロアイ川付近に暮らす少数民族である「アティ族」の模擬集落に15分ほど舟が着きます。アティ族の人々と写真を一緒に撮ったら、20ペソ(約42円)ほどチップをあげるといいでしょう。
- 所在地:Poblacion Ubos, Loay, Bohol
- コンセプト:ジャングル・クルーズ
- 見どころ:アティ族の村
- 値段:850ペソ(約2,000円)
- 所有時間:約1時間
- 営業時間:8am〜2pm(ランチクルーズ) ※ホタルツアーもあります。下記「ホタルツリー・ツアー」の項参照。
- webサイト:なし
アロナビーチで遊ぶ


ボホール島のすぐ南西にあるパングラオ島は、ボホール島と道路で結ばれている小さな島。このパングラオ島にある「アロナビーチ」の美しさは、セブのビーチの中でもトップクラスといわれています。
長い海岸にはエメラルドグリーンの海と真っ白な砂浜が広がり、マリンスポーツなども楽しめます。砂浜にはビーチソファが並んでいるので、寝転がってまったりするのもおすすめ。
アロナビーチ(Alona Beach)
- 名称:アロナビーチ(Alona Beach)
- 住所:Alona Beach, Bohol
- アクセス:タグビララン港から車で約30分
- 営業時間:終日
- 電話番号:なし
- 参考サイト:https://www.alonabeachguide.com/
ボホール・ビーチクラブ


異国のリゾート感あふれるパングラオ島のアロナ・ビーチにはたくさんのダイブショップやホテルがあり、ダイビング、シュノーケリング、バナナボート、パラセーリング、ドルフィンウォッチングなどさまざまなアクティビティに対応してくれます。どれかに初挑戦してみるチャンス!
一日中くつろぎたい方には、ボホール・ビーチクラブのデイ・パス(日帰りで施設を利用できるサービス)もおすすめ。食事込み一人600ペソ(約1,272円)でリゾート気分を満喫できます。予約不要、直接フロントで申し込みできます。
ボホール・ビーチクラブ
- 所在地:Bo. Bolod, Panglao, Bohol
- webサイト:https://www.boholbeachclub.com.ph/
ホワイトビーチを満喫


ダイビングはもちろんのこと、ただ泳ぐだけでもたくさんの魚やヒトデやサンゴに出会えるホワイトビーチの海は、まるで宝石のよう。うっとりするほどきれいです。
水は暖かく、年間を通しておだやかで波がないので、子供たちも思う存分遊べて大喜び。夜の海に浮かんで星を見ることだってできるのです!
- 施設名:Bohol White Beach(一般的に「White Beach」としても知られる)
- 所在地:Panglao Island, Bohol, Philippines
- アクセス:タグビララン(Tagbilaran)港や空港から車・バイクで約30分~1時間
- 入場料:大人:20~50ペソ(約50~100円)、子供:10~20ペソ(約20~50円)
パングラオ島


ボホール島本島から橋を渡っていくパングラオ島は白浜のビーチで囲まれ、マリンスポーツも充実しています。
早朝にイルカウォッチングに行き、そのままダイビングスポットのバリカサグ島やバージン島で、シュノーケリングやダイビングをするのもおすすめ。ウミガメや神秘的な海の生き物たちとも遭遇できます。


パングラオ島へのアクセス
パングラオ島へはタグビララン(ボホール本島)の港や空港から車やバン、タクシー、トライシクル(サイドカー付きバイクタクシー)などでアクセスでき、一般的には約30分~1時間程度かかります。
セブからはフェリーでタグビララン港へ移動し、そこから陸路でパングラオ島に向かうルートが主流です。マニラからは飛行機でパングラオ国際空港(ボホール・パングラオ国際空港)に直接アクセスすることもできます。
ヒナグダナン洞窟の探索


ヒナグダナン洞窟は、ボホール島南西部のパングラオ島にある鍾乳洞です。暗い洞窟の中には池があり、泳ぐこともできます。微かな光に浮かび上がる鍾乳洞が美しく、自然の神秘さを感じられるスポットです。
- 施設名:Hinagdanan Cave
- 所在地:Bingag, Dauis, Panglao Island, Bohol, Philippines
- アクセス:タグビララン(ボホール本島側)から車で約20~30分
- 入場料:大人:50ペソ前後(約110~120円前後)、子供:20ペソ前後(約40~50円前後)
フィリピンの歴史に残る血盟記念碑(Blood compact site)


1565年にスペインとフィリピン両国の代表が血の杯を交わし友好関係協約を結んだという歴史的な場所がボホールにあります。これはヨーロッパとアジアの間で交わされた世界初の友好協約にあたるのだそう!
タグビララン郊外の国道沿い(道ばたといった方が正しいような場所)に建っているので、気軽に寄っていきましょう。
- 施設名:血盟記念碑
- 所在地:V.P Inting Ave, Dakabayan sa Tagbilaran, Bohol
ドルフィン・ウォッチング


早朝、ボホール島のまわりにはなんとイルカの群れが現れます。まわりといってもボートで15〜20分ほどの小さな島、バリカサグ島やパミラカン島付近がスポット。アロナビーチからのツアーに参加するとひとり2,000ペソ(約4,240円)(食事やシュノーケル込み)から。
人数が増えるほどひとり当たりの値段は安くなります。自力で行くならパングラオ島の桟橋へ行き1,500ペソ(約3,180円)ほどでボートをチャーター。イルカは陽が昇ると水中深く潜ってしまうため、日の出前後の数十分が狙い目。遅れなければ、高い確率でイルカを見ることができます。誰もが一度はあこがれるドルフィン・ウォッチングが、まさに「朝飯前」の気軽さでできます!
アイランドホッピング


ボホール島の周りには75もの小さな離島があり、ウミガメやジンベイザメにも会えるシュノーケリング・ダイビングスポットとして知られています。バンカーボートでそのいくつかの島に上陸し、泳いだり食事をしたりするのがアイランド・ホッピング。
上記のドルフィン・ウォッチングと組み合わせて行くことが多いので、お値段は上記のドルフィン・ウォッチングに含まれています。バリカサグ島でシュノーケリングとランチをして、真っ白な砂州の島バージン・アイランドで美しい景色を堪能するのが定番。


ボホール島のマングローブの森に漕ぎ入ろう


タグビララン市内から15分程のアバタン川には、マングローブの間をカヤックや小舟でゆくツアーがあります。マングローブの森に分け入り、鏡のような水面をすべっていくと、森の中なのに下は深い水という不思議な世界に溶け込んでしまいます。
何百種類もの魚をはじめ、たくさんの生き物のゆりかごであるマングローブの森。鳥の声と静謐な空間にいやされます。カゴ作りや食事も含めて1時間から5時間のツアーをお好みでアレンジできます。
アバタン・リバー ビジターセンター
- 所在地:Salvador, Cortes, Bohol
- 料金:シングルカヤック 800ペソ(約1,696円)、ダブルカヤック 1,100ペソ(約2,332円)、貸切舟 ふたりで1,000ペソ(約2,120円)から(人数が多いほどひとり当たりの値段は下がります)
- 営業時間:6am〜12am
- webサイト:http://riverlife.ph/
ボホール・ビー・ファームでアイスクリーム


ボホール・ビー・ファームはボホール島の人気観光スポットです。ここにはオーガニック農園があり、自家農園の新鮮な食材を使ったレストランで海を見ながら食事を楽しめます。
そのほか養蜂場やカフェ、スパ、宿泊施設があります。アイスクリーム屋さんや養蜂したはちみつを売るお土産屋さんがあり、観光客に大人気です。
基本情報
- 所在:Dao, Dauis Panglao Island, Bohol, Philippines
- 営業時間:7:00〜23:00


ボホール島のホタルツリー・ツアー


マングローブの森、アバタン川や、ロアイ川、ロボック川で、ホタルを見るクルーズができます。しかもここのホタルはただ飛んでいるだけではなく特定の木にたくさん群がるので、まるでクリスマスのイルミネーションのよう!ホタルツリーと呼ばれています。
マングローブの森とホタルツリーを見るツアー(食事や送迎込みで2,450ペソ程度)に参加するのも手。季節は問いませんが、満月や風の強い日はホタルが少ないそう。ホタルを見るならこの三カ所!
場所
|
値段
|
スケジュール
|
アバタン リバー・ビジターセンター
|
乗り合い舟 ひとり450ペソ(約954円)(7:30pm発のみ)、ほかは上記のマングローブの森のカヤック等と同じ
|
6:30pm、 7:30pm、 8:30pm出発
|
ロアイ川 Loay Enchanting firefly
|
350ペソ(食事なし)(約742円)
|
7pm出発の1ツアーのみ
|
ロボック川 firefly boat tour
|
ロボック川ディナークルーズと同じ
|
6:30pm出発と、8pm出発の2ツアーあり
|
ロボック川 ホタル観賞SUP Roboc River Resort
|
950ペソ
|
随時(1時間程度)
|
ボホール島観光モデルコース(定番)


セブ島から日帰りで楽しめるボホール島の定番観光モデルコースをご紹介します。ターシャとの出会いやリバークルーズ、絶景のチョコレートヒルズなど、ボホール島の魅力をギュッと詰め込んだ充実プランです。朝早く出発することで、自然と文化をたっぷり体験できる贅沢な1日が過ごせます。
AM6時00分ごろ:セブ市内のホテルを出発
ボホール島ツアーは朝5-6時ごろからホテルを出発します。ボホール島にはたくさんの見どころがあるので、1日中満喫するために頑張って早起きしましょう!
宿泊先のホテルまで送迎車が迎えに来るので、まずはそれに乗ってセブ島の港に向かいます。
AM7時ごろ:ボホール島行きの船に乗る


セブ島の港に着いたら、ボホール島行きの船に乗ります。所要時間は約2時間。窓際の席からは海の景色も楽しめ、船旅自体もひとつの観光体験になります。酔いやすい方は、このタイミングで酔い止めの薬を飲んでおくといいですよ。
AM9時ごろ:ボホール島に到着!
ボホール島のタグビララン港に着くのは9時ごろ。いよいよボホール島での観光が始まります!
タグビララン港からバスに乗り込み、まずは世界最小のメガネザル「ターシャ」を見に行きましょう。ボホール島に宿泊の方はこのタイミングで参加できます。
AM10時ごろ:観光&アクティビティ:「ターシャ保護センター」でターシャに会おう


港からバスに乗ること約1時間。ターシャが生息する「ターシャ保護センター」に到着です。
木々の間に敷かれた高低差のある歩道を歩くと、木の上にいるターシャの姿を見られます。ターシャが見つけにくい場合は、近くにいるスタッフが居場所を教えてくれるでしょう。
AM11時30ごろ:観光&アクティビティ:ロボック川でクルーズ


「ターシャ保護センター」を出たら、バスで20分ほどの場所にあるロボック川に移動します。ロボック川では、自然に囲まれたゆったりとしたリバークルーズが楽しめます。竹製の船に乗って川を進む約1時間のクルーズ中は、ビュッフェランチが提供され、フィリピンの家庭料理を川の風景とともに味わえます。
緑豊かな川岸の景色はまさに癒やしそのもの。途中、川辺に設けられたステージでは現地の子供たちによる伝統舞踊の披露もあり、文化体験としても楽しめます。
アティ族のパフォーマンス


伝統的な民族「アティ族」によるパフォーマンスで、体を黒く塗ったアティ族の人々が、竹楽器を使ったリズムや踊りで歓迎してくれます。
観光客も一緒に参加できる場面もあり、子どもから大人まで楽しめる演出です。写真撮影も可能で、フィリピンの先住民族文化に直接触れる貴重な機会となります。旅の思い出として心に残る瞬間です。
PM2時ごろ:チョコレートヒルズで絶景を堪能!


ボホール島を代表する絶景スポット「チョコレートヒルズ」では、1,200以上の小さな円錐形の丘が連なる不思議な風景が広がります。
乾季になると草が茶色くなり、まさにチョコレートのような見た目に変化。展望台からはこの雄大な景色を一望でき、記念写真スポットとしてもおすすめです。
バギー操縦


チョコレートヒルズの絶景を楽しんだ後、「チョコレートヒルズ・アドベンチャーパーク」で四輪バギー操縦などアクティビティを満喫できるプランも。
操作は簡単で、初心者でもインストラクターの指導で安心して乗ることができます。緑の中を走り抜けながら、丘の間を駆け抜ける爽快感は格別です。自然と一体になれる体験は、写真映えも抜群で、旅のアクティブな思い出になります。
PM5時ごろ:ボホール島を出発、セブ市内のホテルへ
夕方にはタグビララン港から再びフェリーに乗り、セブ市内へ戻ります。午後5時〜6時ごろ出港する便が多く、セブ到着はおよそ午後7時〜8時頃。乗船前には港で軽食を取ったり、お土産を購入するのもおすすめです。帰路は旅の余韻に浸りながら、セブの夜景やホテルのディナーを楽しんで一日を締めくくりましょう。


ボホール島観光の料金


ツアーの参加料金
ボホール島ツアーの料金は、どの観光スポットに寄るかなどの内容によって変わってきます。最も人気なのは、ターシャ見学とロボック川クルーズ、チョコレートヒルズがセットになったツアー。この内容であれば14,000~20,000円程度が目安です。
- ボホール島現地発オプショナルツアー:8,360円〜
- セブ島発オプショナルツアー:14,600円〜
ツアーによっては、「チョコレートヒルズ・アドベンチャーパーク」でのジップラインの料金が含まれているプランもあります。自分が行きたいスポット、やりたいアクティビティに応じて選んでみてくださいね。
全て自力で予約する場合
ボホール島のアクティビティは、ほぼすべて予約なしで直接その場に行けばよい気軽さ、どの見どころもあまり遠くないアクセスのよさ、そして期待を裏切らない満足度の高さが魅力。
運転手付きの車や貸し切りバンを3,500ペソ〜/1日(約8,750円)程度でレンタルすれば、スムーズに中2日で上記のスポットをほぼ網羅することもできます。
自力で観光と海を2日で満喫するモデルコース
- 1日目:到着。昼から貸し切りバンでツアー(歴史的スポット、川下りランチ、チョコレートヒルズ、ジップライン、ターシャ、夕方からマングローブの森でカヤック&ホタルツリー見物)。パングラオ島泊
- 2日目:早朝からドルフィンウォッチングとアイランド・ホッピングをしながらシュノーケリング。午後はビーチでのんびり。
長いお休みがなくても大丈夫!気楽に行けるボホール島で、心ゆくまで休暇を堪能してみませんか?自然の中で心の底からリフレッシュできる旅になることでしょう。
※注意:各施設は定休日こそないものの、国民の休日にはボートなどがお休みになる可能性があります。また値段は予告なく変更する可能性があります。事前の確認が必要です。
ボホール島観光への行き方は?


2024年6月現在、セブからボホール島へ行く方法はフェリーのみになり、ツアーで行く方法、個人で行く方法があります。
「ボホール島への行き方、料金、時刻表を徹底解説」でボホール島への行き方を解説しています。


セブ島からボホール島へ個人で行く方法
ボホール島へ個人で行くこともできます。この場合は自力でフェリー乗り場まで行ったり、チケットを購入したり、ボホール島でのアクティビティも自分で申し込んだりする必要があります。
個人で行くのに向いている人
- とにかく費用を抑えたい
- 料金交渉が得意
- 英語でのコミュニケーションに問題ない
手間はかかりますが、その分料金を抑えることができます。ただしぼったくりやトラブルを考えると個人でボホール島に行くのは、英語が堪能な人かセブ島に慣れている人でないと難しいかもしれません。


ボホール島へはツアーで行くのがおすすめ
ボホール島に行くには、ツアーを利用するのが最も簡単です。ツアーの費用には、ホテルからの送迎費やボホール島までの往復フェリー代、アクティビティ代などが含まれています。
すべてセットになっているので自分で手配する必要がなく、安心して楽しめるでしょう。以下が特に人気のオプショナルツアーです。
ボホール島に宿泊の方は「ボホール島現地発ツアー(ボホール島宿泊者向け)」のページをチェックしてみましょう。ボホール島&パングラオ島のホテルからご参加が可能です。
ボホール島観光の持ち物


ボホール島への観光では、日帰りでもしっかりと準備しておきたい持ち物があります。自然やアクティビティが中心となるため、動きやすい服装や日差し対策グッズ、衛生用品が必須です。フェリーや車での移動が多く、環境の違いにも備えておくと安心です。


羽織りものは必須!
ボホール島に行くときに持って行きたいのは、パーカーやカーディガンなどの羽織りものです。ボホール島行きのフェリーはエアコンがかなり効いているので、2時間も乗っていると非常に寒い思いをすることも。
また、バクラヨン教会では露出の多い服装はNGです。ショートパンツやミニスカートの場合は、腰に巻けるストールなどがあると安心でしょう。
ティッシュやトイレットペーパー
意外と欠かせないのが、ティッシュやトイレットペーパー。実は、ボホール島の観光スポットやフェリーのトイレにはトイレットペーパーがありません。水に流せるティッシュを持って行くか、トイレットペーパーを数枚ポーチなどに入れておくのがおすすめ。
海に入る場合は水着・サンダル・タオルも
ロボック川クルーズやビーチでのアクティビティ、ホテルのプールなど、ボホール島では水辺での体験が多くあります。そのため、水着や濡れてもよいサンダル、タオルの準備は欠かせません。特に乾季は気温が高く、思わず水遊びをしたくなる場面も。
水着を着ておけば、服を気にせず思いきり楽しめます。また、濡れた体をすぐに拭けるタオルがあると移動中も快適。ビニール袋も一緒に持参して、濡れたものを分けて収納できるようにすると便利です。
パスポートのコピーも忘れずに!
ボホール島観光ではツアー参加時やフェリーの乗船時、身分証明を求められる場面があります。特にツアーの受付やホテルのチェックイン時には、身分証の提示が求められる場合があり、コピーがあればスムーズに対応できます。
また、トラブルや万が一の緊急時にも、コピーがあれば現地の警察や領事館への連絡が円滑になります。スマホで撮影した画像と合わせて、紙のコピーも1枚用意しておきましょう。
ボホール島は快適に観光できる


快適な滞在
ボホール島には、ショッピングモールや、銀行やコンビニなども数多くあり、必要なものはほぼ何でも手軽に手に入ります。
不便な場所に泊まる場合は車やバイクのレンタルをすると便利ですが、それがなくても、街なかにはトライシクルというバイクのタクシーや、マルチキャブという公共の乗り物が走っているので、どこへ行くにもさっとつかまえられて問題なし。空港や遠くへの移動にはバスや乗合バンが利用できます。
豊富な種類のホテル
ボホール島のホテルは、バックパッカーズや民泊から高級リゾートホテルまでよりどりみどり。大抵WIFIやエアコンがあります。素敵なカフェやおいしいお店も充実し、快適なステイが手頃なお値段で満喫できます。
フィリピンはアジアの中でも最も英語が通じる国で、看板なども英語です。フィリピン英語はわかりやすいので、勉強中の方にもおすすめ。簡単な英単語を並べればすぐに通じ合えるので楽しいです。


まとめ
あまり治安がいいとはいえないセブ島ですが、ボホール島はあまり開発されていない地域のため、田舎らしい穏やかな雰囲気が漂っています。セブ島よりも治安がよく、見どころもたくさんあるので、ボホール島は観光にぴったりの場所といえるでしょう!
いろいろな楽しみ方があるボホール島では、1日中遊んでも飽きません。「行きたいところがありすぎて1日では収まらない!」という方は、ボホール島のホテルに宿泊するのもアリかもしれませんね。
おすすめセブ島オプショナルツアーランキング
セブ島でアクティビティをしたい!そう思っても、どれを選んだらハズれないのか心配ですよね。今回は、たくさんの方に選ばれているオプショナルツアーを3つに絞ってご紹介します。 ぜひセブ島観光の参考にしてみてくださいね!



評価 | |
---|---|
ポイント | 大迫力のジンベイザメとシュノーケリングできる |
ポイント | 透明度抜群のスミロン島へアイランドホッピング |




評価 | |
---|---|
ポイント | まるでチョコレートに見えるチョコレートヒルズ |
ポイント | 世界最小の可愛いメガネザルターシャに会える |
ポイント | ジャングルリバークルーズをしながら美味しいランチ |




評価 | |
---|---|
ポイント | 島よりも長い桟橋がインスタ映えするナルスアン島 |
ポイント | たくさんの熱帯魚と泳げる最高のシュノーケリングスポット |
ポイント | 海上レストランでのランチが美味しい! |