観光スポット

ボホール島でジンベイザメと泳ぐには?遭遇率やツアーの参加方法、楽しみ方を解説

セブ島には、ジンベイザメを近くで見たいという願望を叶えるため、世界中から観光客が訪れます。

中でも、近年、注目を浴びているのがボホール島のジンベイザメツアーです。その魅力と特徴について紹介します。

ボホール島ジンベイザメツアーの特徴

アクセスの良さ

セブ島からボホール島へは、セブシティーのセブ港ピア1(pier1)から高速フェリーでわずか2時間。さらに、ボホール国際空港(通称:パングラオ国際空港)も開港しており、多数の航空会社が運行していますが、ジンベイザメツアーの場合、フェリーが主な移動手段です。

ちなみに、セブ島でジンベイザメツアーと言えば有名なのが「オスロブ

セブ島の南端に位置するオスロブへは、セブ島中心部のセブシティやリゾートホテルの集まるマクタン島からは、車で約4時間ほどかかります。

オスロブへ向かう時間を比べると、ボホール島の往復時間とほぼ同じなんです!

充実した観光

オスロブのジンベイザメツアーは、主にジンベイザメ観察だけを目的としています。しかし、ボホール島のツアーでは、ジンベイザメ観察と併せてボホール島の観光チョコレートヒルズターシャ)や自然を楽しむことができます。

少ない観光客

オスロブはジンベイザメシュノーケリングで非常に有名なため、観光客が多く、待ち時間が生じやすいです。

また、団体のお客様が多いためシュノーケリングが団体客と一緒になると、海中が混んでいたりとその時の状況によっては、あまりリラックスして見れない場合があります。

ボホール島は、2019年からの新しいツアーで、1日あたりの参加人数に300人という制限があるため、ゆったりとした体験が期待できます。

セブ島で多彩な観光を楽しみたい方、特にジンベイザメをリラックスして観察したい方に、ボホール島のジンベイザメツアーはおすすめです。

ボホール島ジンベイザメツアーのおすすめポイント

ボホール島ジンベイザメツアーは、人気が急上昇中。多彩なプランがあり、各旅行会社で提供されています。

ボホール島ジンベイザメツアーの流れ

まず、セブ島から近いとあってボホール島の観光やアクティビティ+ジンベイザメが一緒になったボホール島日帰りプランが基本です。

午前4:00-5:30 ツアー会社のバンがピックアップ

セブシティもしくはマクタン島などセブ観光の中心地ホテル出発

ツアー会社のバンが迎えに来てくれます。

午前6:00 セブ港出発

セブ港出発 → タグビララン港(ボホール島)へ

午前8:00 ボホール島到着

タグビララン港(ボホール島)到着

午前9:00 ジンベイザメシュノーケリング

ジンベイザメシュノーケリングスタート(レクチャー含む)

午前10:00 次の観光へ

準備をして次の観光へ出発

主な観光スポット

  • リバークルーズランチ
  • フィリピンターシャ&ワイルドライフサンクチュアリー

ボホール島に生息する世界最小のメガネザル“ターシャ”の保護センターにて野生のターシャを観察。

  • チョコレートヒルズ

ボホール島で人気のある観光スポット「チョコレートヒルズ」

1776にもなる円錐形の丘が並ぶ不思議な自然は乾季(4~6月)になると、草が枯れ円錐形の丘がチョコレート色に染まることから「チョコレートヒルズ」と名付けられました。

  • バクラヨン教会

1595年に建てられたフィリピン最古の教会。建物は珊瑚の石で作られた荘厳な佇まいで教会の内部にはステンドグラスなどの美しい装飾が残り観光客も中に入ることが出来ます。

午前4:30 ボホール島出発

タグビララン港(ボホール島)出発

午前6:30 セブ島到着

セブ港到着

午前7:00-8:00 ホテル送迎

ホテル到着

ボホール島ジンベイザメツアーオプション

基本的なツアー内容にはジンベイザメシュノーケリング、ターシャ鑑賞、チョコレートヒルズの観光が含まれます。

オプションでは、ジップラインやバギーライド、空中自転車などのオプショナルツアーの選択肢もあります。

ツアーを選ぶ際に、ボホール島観光で何をするか検討し、思う存分ボホール島を楽しめるよう、オプショナルツアーを申し込んでください。

ボホール島ジンベイザメツアー費用

日帰りのボホール島ジンベイザメツアーの料金は約15,000~20,000円が中心です。

シュノーケリング後のタオルやGoproなど水中でも使用できるアクションカメラ貸出や水中記念撮影がツアー代金に含まれているか、オプションにより値段の前後が発生しています。

ボホール島ジンベイザメツアーに出かける際の持ち物

  • 水着
  • 濡れても良い服装
  • 履物(着用した状態で朝は出発)
  • 帽子
  • ツアー代金
  • 着替え、車内および船内で羽織るもの
  • タオル
  • 朝食
  • お土産の購入に使う現金
  • ※パスポート不要
  • 日焼け止め(※海に入る際は使用禁止)
  • サングラス
  • 防水ポーチ
  • アクションカメラ
  • 飲み物

ツアーの出発前、ホテルを出る際には水着を着て、シュノーケリングのための服装をしてください。

ボホール島ではサンゴ礁やジンベイザメの保護のため、日焼け止めの使用が禁止されています。日焼けを避けたい方はラッシュガードにお着用がベストです。

また、せっかく海中でジンベイザメと泳げるので、Goproなど水中で使用できるアクションカメラは、ぜひ持参したいものです。ツアーによっては代金に含まれているコースもあります。

シャワーを利用する場合、タオルが備え付けられていないことが多いため、必ず持参しましょう。また、ツアー内容やオプションを申し込む前に、提供されるサービスや含まれる物をしっかり確認してください。

ボホール島ジンベイザメのツアー開催日と時間

ボホール島ジンベイザメツアーは土日祝日に関係なく、毎日開催されています。

セブ島では一日雨が降ることは滅多に無く、日中は晴れることが殆どのため原則として雨天決行のツアーが殆どです。

しかしながら、台風などで海が荒れる時は中止の可能性があります。

また、ボホール島の気候には雨季と乾季があり、6~10月の雨季より、11月~5月の乾季が比較的天気が安定しています。特に3~5月は1年で最も天気が良い期間とされています。

朝の6時から11時頃までがジンベイザメの活動時間となっており、この時間帯にシュノーケリングが開催されます。

漁師の餌付けの成功により、野生のジンベイザメが現れるようになったボホール島。

朝6時頃にはジンベイザメが現れ11時頃にはお腹がいっぱいになり沖合いへと帰っていってしまうため、より沢山のジンベイザメが見られる朝の時間帯に開催されています。

ボホール島ジンベイザメツアーのメリット・デメリット

楽しみにしているボホール島ジンベイザメツアーですが、有名なオスロブではなく、ボホール島ジンベイザメのツアーを選んだ場合のメリットデメリットをご紹介します。

メリット

  • オスロブに比べると観光客が少ない
  • 待ち時間が少ない
  • シャワーやトイレなどの施設がきれい
  • ジンベイザメの数が多い

オスロブに比べると観光客が少ない

野生のジンベイザメへの餌付けが成功し1997年からスタートしたボホール島ジンベイザメツアー。

そのため、その前からあるオスロブに比べると観光客が少ないいので海へ出る順番待ちの時間が少ないです。(※ボホール島もオスロブも遊泳は30分制)

待ち時間が少ない

オブスロでは、時期によっては入場規制をしたり、2時間以上待ち時間が発生したりと観光客が殺到しています。

シャワーやトイレなどの施設がきれい

海へ入る人数もオスロブに比べると少なく、浅瀬でのシュノーケリングため海の透明度も保たれている状態でジンベイザメに遭遇できます。

また、関連施設もオスロブに比べて新しいためシャワーやトイレなどが綺麗です。

ジンベイザメの数が多い

野生のジンベイザメのため、その日にどのくらいの数が餌を食べに来るかは分かりませんが、多い日だとオスロブの14匹前後対してボホール島は20匹も現れます。

また、必ずと言ってよいほど餌を食べに来るためジンベイザメ遭遇率が100%ともいわれています。

デメリット

  • 観光施設が少なく周辺に飲食店などが無い

観光施設が少なく周辺に飲食店などが無い

一方で、新たな観光スポットとして始まったボホール島のジンベイザメツアーは周辺に大きな飲食店やお土産屋があるわけではなく、シンプルな作りになっています。

そのため、水などの飲み物や軽食を持参しましょう。

また、ツアー滞在時間が約15時間と長いので、食事がツアー会社で設定されていても途中でお腹が空く場合もありますので、ホテルやスーパーでサンドイッチやスナックなどの軽食を買って持参しておくのも良いかもしれません。

注意点

ボホール島ジンベイザメツアーに行く際、注意したい点があります!

  • 日焼け止め使用禁止
  • 6歳以下の子供はツアーに参加不可
  • フラッシュ撮影禁止
  • ジンベイザメとの距離は最低5mを保つ

ボホール島ジンベイザメツアーの際、日焼け止め使用禁止

ボホール島周辺はジンベイザメも生息していますが、有数のサンゴの生息地でもあり海洋生態系を保護するため化学物質を含む日焼け止めの使用が禁止させています。

海に入る際に日焼けが気になる方は、ラッシュガードの着用をお勧めします。

ボホール島ジンベイザメツアーへは6歳以下の子供は対象外

ボホール島ジンベイザメツアーは規定により対象年齢は6歳以上になりますので小さなお子様の参加が出来ません。

ボホール島ジンベイザメツアーはフラッシュ撮影禁止

ジンベイザメはとても繊細な動物です。フラッシュなどの光に敏感で驚かせてしまう可能性があるため、Goproなどなどアクションカメラを水中に持参する場合はフラッシュモードをオフの状態で海へ入ります。

ボホール島ジンベイザメツアーはサメとの距離5m

ジンベイザメを直接触れることは禁止されていて、5mくらいの距離を保ってジンベイザメシュノーケリングをします。

ジンベイザメは10m近く大きなからだのため、尾びれなどが不意に当たってしまうと大怪我につながります。そのため、一定の距離を保ってのシュノーケリングになります。

多くのツアー会社がジボホール島ジンベエザメツアーを提供していますが、その中にはサービスの質に差があることがあります。

信頼性の低いツアー会社を選ぶと、安全性や体験の質に問題が生じる可能性がありますので、事前にツアー内容をしっかり把握して申し込みをしましょう。

ジンベイザメとあわせて行きたいボホール島観光スポット

  • ヒナグダナン鍾乳洞
  • ロボックリバークルーズ(ランチビッフェ付き)
  • チョコレートヒルズ
  • ターシャ保護センター
  • バクラヨン教会
  • ティグバオ吊り橋

ヒナグダナン鍾乳洞

ヒナグダナン鍾乳洞は、ボホールのダウィスに位置する美しい鍾乳洞です。この洞窟の特徴は、その自然の美しさと内部に存在する深い冷水のプールです。

洞窟の名前「ヒナグダナン」はビサヤ語で「滴る」を意味し、天井から滴り落ちる水の音が聞こえることからその名が付けられました。洞窟内部の神秘的な雰囲気や、クリスタルクリアな水が訪れる観光客たちを魅了しています。

ロボックリバークルーズ(ランチビッフェ付き)

ロボックリバークルーズは、ボホールの美しい川沿いの景色を楽しみながらのクルージング体験です。ランチビッフェ付きのクルーズは特に人気で、美味しいフィリピン料理を堪能しながらのリラックスした船旅は訪れる観光客にとって忘れられない経験となっています。

沿岸の緑豊かな自然や地元の生活を眺めながらの食事は、ボホールの魅力を感じる絶好の機会です。

チョコレートヒルズ

チョコレートヒルズは、ボホール島の代表的な観光地として世界的に有名です。この地域にはたくさんのほぼ同じ形と大きさの小山が並んでおり、乾季には茶色くなることからこの名前が付けられました。

これらの丘は、長い年月をかけて自然に形成されたものであり、その起源や成因には諸説があります。

ターシャ保護センター

ターシャ保護センターは、フィリピン固有の小型霊長類であるフィリピンターシャを保護・研究するための施設です。

訪問者はセンター内でターシャを間近で見ることができ、その可愛らしい姿と特徴的な大きな目を間近で楽しむことができます。

バクラヨン教会

バクラヨン教会

バクラヨン教会は、ボホール島にある最も古い教会の一つで、1596年に建設されました。この教会はフィリピンのバロック建築の傑作として、UNESCOの世界遺産にも登録されています。

石造りの壮麗な外観や内部の装飾は訪れる観光客を魅了します。

ティグバオ吊り橋

ティグバオ吊り橋は、ボホール島のロボック川にかかる長さ40mの竹製の吊り橋です。

この橋は元々地元の人々の通行用として建設されましたが、現在では観光名所として多くの観光客が訪れます。

揺れる橋を渡る体験はスリル満点で、川の景色を楽しむことができます。

まとめ

ここまで、ボホール島ジンベイザメツアーについてご紹介しました。

大きなジンベイザメと綺麗な海で泳げるなんて、旅の思い出としては最高なシチュエーションなので一生の思い出にもなることでしょう。

ボホール島ジンベイザメツアーでのシュノーケリングを行う前には、必ずオリエンテーションを受け事前に注意事項を伝えられます。

しっかりと受講しジンベエザメの巨大な体で優雅に泳ぐ彼らの姿を十分に楽しんで、水中での素晴らしい体験を味わいましょう!

ご自分のスタイルにあったボホール島ジンベイザメツアーで楽しんで下さい。

おすすめセブ島オプショナルツアーランキング

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ぜひセブ島観光の参考にしてみてくださいね!

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セブイクマガジン編集部
セブ島在住歴3年のディレクターとフィリピン在住歴20年以上のセブ島を知り尽くした日本人が執筆及び監修をしています。インストラクター資格を保有。
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