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ボホール島の治安を徹底解説!トラブル例から危ない目に遭わないためのポイント

フィリピンのボホール島は美しい自然と観光スポットで人気の旅行先ですが、安全面についても気になるところです。

初めての海外旅行や家族連れでも安心して楽しむために、ボホール島の治安状況を詳しく紹介します。この記事では、観光時に注意すべきポイントやトラブル対策、緊急連絡先についても解説します。

 

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ボホール島の基本情報

ボホール島は、セブから2時間で行ける島で、観光地として非常に人気があります。首都はタグビララン市で、主な言語はセブアノ語と英語、面積は約4,117平方キロメートルです。

観光名所として有名なのは、チョコレートヒルズと呼ばれるユニークな地形で、乾季には丘が茶色くなり、チョコレートのように見えることからこの名前がつけられました。また、世界最小の霊長類であるターシャ猿が生息する自然保護区も見どころの一つです。

美しいビーチやダイビングスポットも多く、特にパングラオ島はダイバーに人気です。

ボホール島の観光スポットを知りたい方は「ボホール島観光スポット20選を完全解説」も一緒に読んでみるのがおすすめです。

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ボホール島の治安

フィリピンのボホール島は観光客がたくさん訪れることで有名な場所で、初めて海外旅行に行く人でも行きやすいです。ただ、「ボホール島の治安は問題ないの?」と疑問に思う人もいるはずです。以下の3つの情報から紹介します。

外務省の安全情報

日本の外務省の安全情報を見ると、ボホール島を含めたミンドロ島やボラカイ島、また首都のマニラ付近などは警戒レベルが1なので、特別に危険な地域というわけではなく、注意していれば問題ありません。

海外なので必ず安全というわけではなく、フィリピン自体スリやぼったくりも多いので、ある程度警戒している必要があります。そして、フィリピンでもパラワン州やミンダナオ島などは注意レベルが2、3となり高いため、観光では近づかないのがおすすめです。

外務省海外安全情報「たびレジ」

安全に海外旅行を楽しみたい方は、外務省が提供している「たびレジ」を利用するのもおすすめです。「たびレジ」は旅行先の安全情報を受信でき、現地にいる間も重大な事故やトラブルが発生したときに内容をいち早く知ることができます。

ボホール島は比較的安全ですが、犯罪や台風などの自然災害が急に発生する可能性もあります。簡易登録はすぐにできるため、不安を少しでも軽くするために利用を考えてください。

ボホール島在住者の体験談

ボホール島の観光に行くなら、在住者の体験談を確認して安全をチェックしておきましょう。ボホール島の在住者の話では、セブ島やマニラなどと比較すると治安は良く、夜に外に出ても危ない目に遭うことはほとんどありません。

ただ、日本のように安心できる環境というわけではなく、注意していないとスリやひったくりに遭う可能性もあるようです。特に、ボホール島でも人気のないスラム街などに行くとトラブルに遭遇する可能性はあるため、旅行の際は観光スポットのみを巡るようにし、怪しい場所に入らないように注意してください。

ボホール島のエリア・地域別の治安

ボホール島は治安の良い場所ですが、エリアによって変化する場合もあります。旅行中のトラブルを避けるためにも、治安状態はしっかり確認しておく必要があります。島内の状況について紹介します。

ボホール島内で治安の良いエリア

ボホール島で治安の良いエリアは、観光スポットになっている場所やホテル、ショッピングモール内などです。ボホール島には世界遺産に登録されているチョコレートヒルズやダイビングスポットがありますが、それらの場所は人通りも多く警備もしっかりされているため、治安は万全です。

また、リゾートホテルの場合は宿泊者以外の方が中に入れないようになっているため、不審な方の侵入もなく安心できます。ショッピングモールも基本的に人通りが多く、お金を持っている人が楽しむ場所なので、スリなどに遭うことも滅多にありません。

ボホール島内で治安の悪いエリア

ボホール島は比較的治安の良いエリアが多いですが、注意しておきたいのはマーケットやスラム街などです。地元の人が行くようなマーケットはストリートチルドレンも多く、カバンを開けられるなどスリに遭う可能性も高いです。

また、夜になると治安が悪くなるエリアもあり、バーやディスコなど繁華街の場所はホールドアップに遭う可能性もあるので用心すべきです。

パングラオ島の治安

パングラオ島は、美しいビーチやダイビングスポットが豊富です。観光地としての治安は比較的良好とされています。観光客が多いため、警察やセキュリティが常に巡回しており、安全対策が取られています。

貴重品や多額の現金を持ち歩かないようにし、人気のない場所や夜間の一人歩きは避けることがおすすめです。信頼できるタクシーや送迎サービスを利用し、不審な人物や状況には注意を払うことが大切です。

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ボホール島でトラブルを避け満喫するためのポイント

満喫するためにはボホール島でどのように過ごすべきか、ポイントを押さえておくのが大切です。どのような点に注意すべきか紹介します。

服装はラフな格好

ボホール島で観光を楽しむ際は、服装をラフにしておくのがポイントです。観光するときにブランドの服装や高価な腕時計などのアクセサリーをしていると、お金を持っていることを証明するようなもの。犯罪グループに目を付けられてしまう可能性があります。

そのため、服装はTシャツにパンツ、靴はスニーカーにし、アクセサリーも目立たないものを身に付けることが大事です。気候によっては長袖が必要な場合もありますが、パーカーなどを持っていれば十分です。

観光時の履き物

移動するときの履き物にも注意が必要です。履き物でもブランドの靴やブーツ、またヒールは現地で目立つため避けるべきです。特に、フィリピンは暑いのでブーツを履くと蒸れやすく、ヒールは歩きにくいためボホール島では不向きです。

歩きやすい靴が良いので、スニーカーやサンダルなどを使用するのがおすすめです。特に、観光名所を巡る際は歩く距離も多くなるため、履き慣れているものを使用すると靴ずれなども防げます。

写真撮影では周囲にも気を配る

ボホール島では写真撮影する機会も多くなるはずですが、周囲に気を配る必要があります。例えば、撮影するときに私有地や道路、庭園などに入ると他の人に迷惑をかけたり、景観を壊してしまったりする場合があります。

また、写真撮影中にバッグなどの荷物が周りの人にぶつかりトラブルになる可能性もあるため、周囲の迷惑にならないかチェックすべきです。マナーを守っていれば、楽しみながら思い出の写真をたくさん撮影できます。

夜間は一人で出歩かない

ボホール島で旅行を楽しむ際、夜に一人で出歩くのは避けるべきです。治安が比較的良い場所でも夜になると悪くなる場所もあり、ひったくりやホールドアップに遭遇する確率が高くなります。

特に繁華街は昼間とは景観ががらりと変わり、物騒な場所になることもあります。もちろん、夜ならではの楽しみもありますが、トラブルを避けるために複数人でスポットに行くようにすべきです。

できれば現地の方がいると安全性も増すので、友人がいるなら付き添ってもらうようにしてください。

挨拶程度のビサヤ語を覚える

ビサヤ語はフィリピンで話されている言語であり、現地でも日常生活で耳にします。フィリピンは英語を話せる方も多いですが、ビサヤ語に愛着を持っている人もいます。

そのため、現地の方と少し交友を持ちたいなら、旅行中は挨拶程度で良いので、簡単なビサヤ語を話せるようにするのがおすすめです。

例えば、「こんにちは」は「マアヨンハポン」、「ご飯食べた?」は「ニカオンナカ」と発音します。ビサヤ語を少し話すことで現地の方とも打ち解けやすくなり、簡単な交流を楽しめるため、ぜひ2〜3の単語を覚えてください。

大金を携帯しない

ボホール島に滞在中は、大金を携帯しないようにすべきです。上記でも紹介していますが、治安が良いエリアでもスリに遭遇する可能性は0ではないため、お金をたくさん持っていると気付かないうちに擦られるリスクがあります。

また、大金を所持していると犯罪に巻き込まれる可能性もあり、詐欺やぼったくり、最悪の場合は強盗に遭遇するかもしれません。犯罪グループにも目を付けられるケースがあるため、できればクレジットカードの使用や少額ごとに携帯するなど、お金の使い方に注意するのが良いでしょう。

スマホを見ながら歩かない

ボホール島滞在中はスマホを見ながら歩くのは避けるようにしてください。旅行中は観光地の行き方や治安の情報などを確認するためにスマホを見る機会が増えますが、歩きながらだと人にぶつかって迷惑をかけたり、建物にぶつかり怪我をする可能性があります。

また、立ち入り禁止の場所に誤って入ると罰金を取られる場合もあるため、スマホを見ながら歩くのはリスクが高いです。少しの不注意で楽しい旅行が台無しになる場合も考えられるため、リスクがある行為はやめておきましょう。

ボホール島のトラブル例と対処法

フィリピンペソ

ボホール島で楽しく旅行を満喫するためには、どのようなトラブルがあるのか把握してお来ましょう。海外では少しの油断でお金を盗まれるリスクもあるため、しっかり把握しておくことが大事です。以下のようなトラブルと対処法があります。

両替

ボホール島滞在ではフィリピンの通貨に変える必要があります。ただ、両替の際にかなり低いレートで換金されてしまうケースがあるので、注意しなくてはいけません。

特に、ボホール島にある両替所はレートを低くして手数料をぼったくるところもあるため、どこでも利用するのが安全というわけではありません。トラブルを避けるためには、複数の両替所のレートを比較して、レートが高いところを選ぶべきです。

また、一度に多額を換金すると手数料をぼったくられる場合もあるため、少額ずつ両替するのがおすすめです。

スリ

ボホール島ではスリにあう可能性もあるため注意が必要です。観光客が最も被害に遭うトラブルであり、人が密集している場所や夜の繁華街は特に狙われやすいエリアです。すられるのは財布だけでなく、スマホや時計などのアクセサリー類も対象になります。

スリの対処法としては、まず財布やスマホなどをむやみにカバンから出さないようにすべきです。何度も頻繁に出しているとお金持ちと認識され、スリの対象になる可能性があります。

また、バッグなど貴重品を入れているものは肩にかけるなどして体から離れないようにし、ひったくられる可能性を軽減しましょう。

置き引き

基本的に置き引きは海外だとどこでも多発しており、ボホール島でもよくあります。治安の良いボホール島でも発生するため、少しの時間でも荷物を置いて離れてしまうと、すでに無くなっている場合があります。

バッグやスマホ、スーツケースなど、何でも目を離してしまうと盗まれるため、対処法としては常に持っておくようにすべきです。

特に、トイレに行く際はスーツケースなどから目を離してしまうケースもあるかもしれませんが、一緒に持ち運んでください。空港でも置き引きに遭遇するため、フィリピンにいる間は常に物があるか確認しましょう。

タクシーのぼったくり

旅行中は観光場所やホテルに帰る際にタクシーを利用することもあるでしょうが、ぼったくりには注意が必要です。ボホール島のタクシーは料金が安いことで有名ですが、中には観光客を狙ってメーターを回さずに高い料金を請求されるケースもあります。

また、タクシーではお釣りを返さない場合もあり、「渋滞に巻き込まれたから」などと変な言い訳をされることもあります。そのため、タクシーを利用する際はメーターが回っているか、目的地まで大体いくらかかるのかを質問して確認するのが良いでしょう。

交通事故

ボホール島では車やバイクの交通量が多く、日本のようにルールをしっかり守っているわけではありません。信号を守らない場合もあるため、日本の感覚で交通を利用していると事故に遭ってしまう可能性があります。

軽い衝突であれば軽傷で済みますが、大きな事故につながると現地で病院の手続きをしなくてはいけないなど、大変な事態になるケースもあります。そのため、道路を渡るときはバイクや車が来ていないか常にチェックし、信号が青色でも安全性を確認して利用するようにしてください。

現地の客引き

現地の客引きも注意が必要です。ボホール島では観光スポットへの案内やレストランへの宣伝のために客引きが行われています。しかし、客引きしているところが必ずしも良いサービスを提供しているわけではありません。

例えば、観光スポットへの案内でも時間が大幅に遅れることや、レストランでは高額な請求をされるケースもあります。現地の客引きトラブルを避けるためには、ネットで店の情報などを調べておき、観光スポットの利用は事前に予約しておくのがおすすめです。

また、客引きはある程度無視するのも良いでしょう。

狂犬病

フィリピンでは野犬がいることも多く、ボホール島でも見かけます。野犬は病気を持っている可能性もあり、もし噛まれると狂犬病になるリスクもあります。

狂犬病になると旅行を楽しむことができず、帰国も難しくなるなど面倒な事態になります。そのため、野犬がいるような人通りの少ない場所は避け、刺激するような行為をしないことが大事です。犬に餌をあげることもしないようにしてください。

デング熱

ボホール島ではデング熱にかかる可能性もあります。デング熱は蚊に刺されたときに感染し、高熱が長期間続くのが一般的な症状です。ただ、デング熱の種類によっては出血が出るケースもあり、その場合は非常に危険な状態になるため病院で治療を受ける必要があります。

蚊による感染なので防ぐためには虫除けスプレーなどを使うことができますが、体力を残しておくことも大事です。疲労がある状態だと病気にもかかりやすくなるため、旅行中とはいえ疲れ過ぎないようペース配分をして楽しんでください。

ボホール島でトラブル時の緊急連絡先

十分な用心をしていても、ボホール島での旅行の際にトラブルに巻き込まれる可能性も考えられます。もし万が一の事態になったときは、緊急時の連絡先を確認しておくことが大切です。以下の連絡先をチェックしてください。

在セブ日本国領事館

在セブ日本国領事館は、フィリピンのセブ市にあります。万が一の際は日本語で対応してもらえるため、連絡先を知っておくと安心です。

電話番号は(032)231-7321または(032)231-7322です。万が一のとき以外にも、旅行の際に有益な情報を提供しているので、トラブル対策などで何か知っておきたい内容がある場合はホームページをチェックしてみるのもおすすめです。

在フィリピン日本国大使館(マニラ)

在フィリピン日本国大使館はセブ島ではなく、首都のマニラにあります。電話番号は(63-2)8551-5710です。領事館と同様に日本語で対応してもらえるため、言葉の面で安心できます。

大使館では手続きに関する情報も伝えてくれるため、万が一パスポートの紛失などが起きた際は対応について教えてくれるはずです。こちらも緊急連絡先として明記しておいてください。

邦人援助ホットライン(24時間対応)

邦人援助ホットラインは急な怪我や病気になったときに連絡すると、適切なアドバイスやサポートを受けられる可能性があります。

万が一緊急な治療が必要になったときに、日本人のナースが対応している病院を教えてくれるなど、充分な配慮があるサポートを期待できるので、連絡先を知っておくのはおすすめです。電話番号は(02)8551-5786であり、24時間対応しているため、いつでも連絡可能です。

まとめ

フィリピンのボホール島の治安について紹介しました。ボホール島は治安が悪いわけではありませんが、旅行者がトラブルに遭う可能性はあります。

スリや置き引き、強盗に遭う可能性もあるため、十分な対策と注意ポイントを把握しておくことが大事です。しっかり基本を押さえておけば、特に問題なく旅行を楽しむことができます。安全対策を万全にし、素晴らしい旅の思い出を作ってください。

ABOUT ME
セブイクマガジン編集部チーム
セブ島在住歴5年のディレクターとフィリピン在住歴20年以上のセブ島を知り尽くしたスペシャリストが執筆及び監修をしています。 国家資格である総合旅行業務取扱管理者資格保有者も在籍。 その他、プロダイバー資格、インストラクター資格、救命救急のEFRを保有。セブ島で最高の体験を提供するため、日々コンテンツを研究中。
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