夏休みにセブ島旅行を計画している方は多いと思います。でも、初めてセブ島へ旅行する場合はわからないことばかりだと思います。
この記事では、8月のセブ島の気候と服装について、そしてセブ島で楽しめる主要なアクティビティについてまとめています。この記事を読めば、8月のセブ島をもっと楽しむことができます。
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セブ島の8月の季節とは
セブ島の気候の特徴として抑えておきたいポイントは2点。「一年中暑いこと」、「雨季がある」ことが挙げられます。
日本のようにはっきりとした四季がないので、日本と比べれはいつでも暑くて年中一緒の気候のように感じますが、実際にフィリピンで過ごしてみると一年の中でも若干の気候の変化を感じます。ここではセブ島の8月の季節についてご紹介します。
年間気温と8月の気温
セブ島は年間を通じて約24〜32℃に変化します。暑い季節は3月から11月頃と長く、その間は暑く30℃前後の日が続きます。とりわけ4月から6月は年間で最も暑い時期で、太陽の日差しがきつく感じます。
学校は休校となり、体育の授業は危険な暑さのため制限が設けられるほどです。8月の気温は若干のピークは脱したものの30℃を超える暑さです。
最適な服装
8月の気温は30℃を超える日が続きますので、服装は日本の夏の服装であれば問題ありません。ただしホテルやカフェなど室内では冷房が効きすぎていることも多いので薄手の羽織ものがあると安心です。
また屋外での紫外線対策として帽子やサングラスなどを持ち合わせておくことをおすすめします。高級レストランではドレスコードがある場合があります。例えばビーチサンダルに短パンなどの格好では入店を断られてしまいます。TPOをわきまえた服装を準備する必要があります。
天気
8月中のセブ島は雨季シーズンです。そのため雨を心配される方は多いと思います。しかし、セブ島の雨と日本の雨は降り方が全く異なります。
セブ島は一時的にざっと降り、時には雷を伴う激しい雨がふりますが、一日中降りつづくことは滅多にありません。例えば、早朝に激しい雨が降っていてもツアーの時間帯にはカラッといい天気になっているような事はしばしばあります。
8月にセブ島へ行くための旅費目安
セブ島への旅費は基本3泊4日で10万円くらいが目安です。旅行の費用は主に航空券、ホテル代、現地でのアクティビティ、そして食事代で決まってきます。
航空費用に関しても選択するチケットによって変わります。航空券代を抑えるためには、LCCを利用したり、乗り継ぎであればマニラ経由を利用したり、旅行に行く時期を繁忙期から避けることなどが挙げられます。8月のお盆の時期は、ゴールデンウィークや年末年始に比べて低価格で設定されています。LCCですと2万円台からでも見つかります。
ホテルに関しても値段は様々です。セブの街の中心にあるシティホテルですと1泊3千円程度でも見つかりますし、マクタン島に位置する5つ星のリゾートホテルですと1泊3万円以上するものもあります。現地でのアクティビティも様々です。ホテルに併設されたプールやプライベートビーチで過ごす場合はアクティビティの費用はかかりません。
詳しい旅費を知りたい方は「セブ島旅行の費用は?旅費の目安や安い時期、予算を解説」もあわせてチェックしてみましょう。
8月のセブ島お盆の混雑状況
フィリピンには「お盆休み」はないので街自体が特別混雑したり、または閑散としたりすることはありませんが、日本からの観光客が増える時期です。そのため、観光客向けのアクティビティやホテルなどは混雑します。日本人向けのアクティビティなどを検討されている方は早めに予約をすませておきましょう。
ちなみに、フィリピンの2大大型連休は、「クリスマス〜年末年始」と「3月末からのイースター」です。この時期はフィリピン人も実家に帰省することが多いのでいつも混雑しているエリアが閑散としたり、スーパーマーケットなどの店舗の営業時間が短縮されたりします。
8月のセブ島のイベント
フィリピン政府は毎年夏頃に翌年の祝日を発表します。祝日は盛大なイベントが行われたりするので、レストランの営業時間が短縮したり、移動手段であるタクシーの数も減ってしまいます。
8月のフィリピンの祝日は「ニノイ・アキノ記念日(8月21日)」と「英雄の日(最週の日曜日)」の祝日があります。また8月のセブ島では、コロナ禍まで毎年8月一週目の土日に世界各国から集まるトライアスロンの世界大会が開催されており、2022年には待望の復活を遂げました。
大会が開催される日は道路が封鎖され、交通に影響がでます。2024年は4月21日にすでに開催されました。来年以降も引き続き大会の開催時期には注意しましょう。
セブ・シネマワン映画祭
セブ国際映画祭(cebu international film festival)が2024年8月にオープンとなり、2025年3月15日に開催されます。
12年間開催されていて、授賞式は対面式で行われる華やかな映画祭です。世界中の映画製作者から地元フィリピン人の学生の作品など幅広くエントリーされます。フェイスブックなどで最新情報が更新されています。
8月のセブ島で行きたいおすすめ観光地
セブ島には足を少し伸ばすと様々なアクティビティを楽しめる観光地がたくさんあります
セブ島には電車などの公共の交通手段がほぼありませんが、ホテルピックアップからしてくれるセットのツアーがたくさんあるので、遠い観光地でも簡単に行くことができます。ここではセブ島でのおすすめの観光地についてご紹介します。
オスロブ
ジンベイザメ遭遇率100パーセントのエリアとして有名なオスロブ。ジンベイザメは魚の中で一番大きいのですが、巨体に似合わずプランクトンが主食です。そのため人間を襲ってくるようなことはありません。オスロブへのツアーは人気があり、セブシティ発着のツアーを各社が出しています。
オスロブでは野生のジンベイザメが「餌付け」されていて、毎朝6〜9時ごろの時間帯にジンベイザメが集まってきます。それゆえ、ジンベイザメ観賞は午前中となり、出発もそれに合わせる必要があります。セブシティからは車で3〜4時間かかるので、だいたい出発時間は早朝4時ごろになります。
キャニオニング
キャニオニングとは、渓流を下ったり、川が激しく滑る天然のウォータースライダー、そして崖から滝つぼへの飛び込みをしたりするなど、スリル満点に自然を大満喫できるアクティビティのことを言います。
キャニオニングの人気スポットとしてカワサン滝が有名です。カワサン滝は滝の高さ40メートルの壮大な滝と、エメラルドグリーンに輝く水の美しさで有名です。この美しさは、世界で美しい滝にも選ばれるほど神秘的な美しさです。
カワサン滝はセブシティから車で約3〜4時間ほどの場所にあります。オスロブと距離も近いためセットでツアーになっているものもたくさんあります。
モアルボアル
ダイビングスポットとして有名なモアルボアル。セブシティーから車で約2時間半から3時間の場所にあり、セブ島の中でも群を抜いて美しいエメラルドグリーンの海が広がっています。
モアルボアルのビーチはパブリックビーチなので誰でも気兼ねなく楽しむことができるのです。モアルボアルの魅力はビーチだけではありません。ダイビングやシュノーケリングでは何万匹ものイワシのトルネードが見られたり、ウミガメと一緒に泳ぐことができます。
ボホール島
セブ島のすぐ南にあるボホール島。セブ島からは1日何本も高速船が往来していて、片道は約2時間ほどで着きますし、日帰りツアーもたくさん出ています。
ボホール島の定番の観光スポットは神秘的な形をしたチョコレートヒルズや世界でもボホール島にしかいないメガネサル「ターシャ」など。ボホール島と橋でつながっているパングラオ島のアロナビーチも有名です。ジップラインや四輪バギー操縦などのアクティビティも豊富です。
また、オスロブのイメージが強いジンベイザメですが、ボホール島でもジンベイザメを観賞することができます。
ボホール島に宿泊の方は「ボホール島現地発ツアー(ボホール島宿泊者向け)」のページをチェックしてみましょう。ボホール島&パングラオ島のホテルからご参加が可能です。
アイランドホッピング
セブ島できれいなビーチを堪能したい場合はアイランドホッピングをお勧めします。マクタン島のビーチはホテルのプライベートビーチであることがほとんどで、宿泊先によってはビーチを楽しむことができません。アイランドホッピングはセブ島の周りにある小さな島々をバンカーボートに乗って巡ります。
- ヒルトゥガン島
- ナルスアン島
- パンダノン島
などが有名です。
ヒルトゥガン島は海洋保護区になっているため透明度が抜群です。シュノーケリングやダイビングで毎日多くの人が訪れています。ナルスアン島では遠くまで続く浅瀬が魅力です。かつてはインスタ映えする長い橋が有名でしたが台風によって壊れてしまいました。パンダノン島は白い建造物と一緒に写真映えする綺麗なビーチを堪能できます。
8月のセブ島でお得に現地ツアーへ予約する方法
現地ツアーへ参加する一番おすすめの方法は、事前にお好みのツアーを選びネットやLINEで予約を済ませておくことです。セブ島でも大手のセブイクやベルトラなど、現地ツアーを多数取り扱っています。
各社ツアーには特徴があり、例えば日本語対応ガイドがつくもの、プライベートツアーに対応しているものなどがあります。ツアーを選ぶ際には、プランの内容に含まれるものを確認しましょう。日本人向けのツアーではタオルレンタルやガイドによる写真撮影のサービスなどのきめ細やかなサービスが含まれていたりします。
早期予約で割引が受けられたり、グループ予約で割引が受けられたりもするのでお得に参加することができます。
8月のセブ島で行きたいおすすめホテル
セブ島はエリアによってホテルの雰囲気が変わります。セブシティ側は街の中のホテルのためリゾート感は薄れますが安くコスパの良いホテルが見つかりやすいです。
一方、マクタン島にあるホテルはビーチリゾートを堪能できるホテルです。ここではマクタン島のにあるおすすめの5つ星のリゾートホテルをご紹介します。
シャングリラマクタン(Shangri-La Mactan)
全長350メートルほどもあるプライベートビーチをもち、ホテルの中には大人から子供までみんなが楽しめる2つのプール、ミニゴルフ場、チャペル、スパなどのさまざまな設備を備えています。
食事に関しても、4つの一流レストランが敷地内にあるので食事に関しても満足することができます。ホテルの滞在中、最高のおもてなしを受けることができるシャングリラマクタン。
ホテル内ですべて完結することができるほど設備が充実しているため、小さなお子さん連れや大家族などホテルで過ごす時間が多いグループや、特別な時間を過ごしたいカップルなどに大変オススメのホテルです。
ジェイパークホテル(Jpark Hotel Mactan )
巨大な敷地内に500客室以上を有するセブ島でも最大級であるJパークホテル。子供から大人まで楽しめるアクティビティが豊富でファミリー向けに人気のあるリゾートホテルです。Jパークの一番の魅力はセブ島最大級のウォーターパークです。
3つの巨大なウォータースライダー、流れるプール、波のプール、海賊船のプールなどがあります。食事に関してもレストランは10軒もあるので食事に飽きることもありません。そのほか設備として、24時間カジノ、セブ島最大級のキッズプレイルーム、ビリヤードやゴーカートなどが楽しめるエリア、極上スパなど、ホテル内で楽しめる施設やアクティビティが満載です。
8月のセブ島で雨が降った時の過ごし方
8月のセブ島は雨季のため雨がふることが予想されます。一日中降り続くことはまれですが、夕方にざっと降ることが多いです。
セブ島では屋内でも楽しめるスポットがたくさんあります。例えば午前中はビーチや観光などの屋外の遊びを楽しみ、午後は雨が降った際のプランなど考えておくことをお勧めします。
カジノ
セブ島のカジノは堅苦しくないカジュアルな雰囲気があり、カジノデビューにぴったりです。年齢制限があるのでお子様は入れません。セブ島で主要なカジノは以下の3つ。それぞれ特徴が異なりますのでお好みで選びましょう。
Casino Filipinoカジノフィリピーノ[Waterfront Cebu City hotel and casino ウォーターフロント セブシティ ホテル]
セブシティの真ん中にある好立地にあるセブ島最大のカジノです。24時間営業でドレスコードがなく気軽に立ち寄ることができるカジノです。
Mustar Resort and casino ニュースターリゾートアンドカジノ
Maustar のカジノは2022年にオープンになったばかりの新しいカジノです。ホテルや商業施設、レストランなども続々とオープンしていて今後はカジノ以外でも遊べるエリアに期待が持てます。
J park
あまり規模は大きくないカジノです。24時間営業なのでJパークのプールのデイユースなどのついでに立ち寄るなど、他プランと組み合わせていくのがおすすめです。
マッサージやスパ
セブ島ではマッサージに行くのもおすすめです。日本と比べても同等レベルまたはそれ以上のレベルのマッサージが低価格で体験することができます。
マッサージの種類も様々で30分で終わるフットマッサージなどの手軽なものから、3時間ほどかけてお風呂やプライベートプールもセットとなっているような最高のラグジュアリー体験ができるものもあります。
また、フィリピンならではのマッサージは「ヒロットマッサージ」と呼ばれるマッサージです。フィリピン伝統のマッサージで主にココナッツオイルとバナナの葉を用います。
ショッピングモール
セブ島でのお土産購入の際に訪れたいのがショッピングモールです。セブ島のショッピングモールの規模は大きく、買い物以外にも楽しめる設備がそろっていますので一日中楽しむこともできます。セブ島の主要なショッピングモールは以下の通りです。
SMシティセブ(SM City Cebu)
30周年を迎えるセブ島では老舗の庶民派ショッピングモールです。KULTLAというおしゃれなフィリピン土産がそろうお店が入っています
アヤラセンターセブ (Ayala Center Cebu)
高級感ただようショッピングセンター。子供が遊べるプレイルーム、映画館、スパ、クリニックなどなんでもあります。
SMシーサイドシティ セブ (SM seaside City Cebu)
2015年にオープンしたセブ島で最大規模のショッピングモール。ボーリング、ビリヤード、卓球、アイススケートまであります。近くにCebu Ocean parkという水族館もあります。
8月にセブ島へ行くときの注意点
セブ島では凶悪犯罪が起きることは稀ですが、スリなどの軽犯罪は散見されます。食事などの衛生面についても日本とはことなります。
旅行へ行く前に注意すべき点について十分に知っておくことで多くのトラブルは防ぐことができ、セブ島の旅行を存分に楽しむことができます。ここでは、とくに8月にセブ島に行く際の注意点についてまとめています。
防犯対策
セブ島はフィリピンのマニラなどの他の地域に比べると治安は良いです。ただし、観光地として人気にともない、観光客などを狙った犯罪も増えています。
犯罪で一番多いのはスリや置き引きです。貴重品は後ろのポケットやリュックなど簡単にスラれてしまいます。荷物は常に自分が見えるように前掛けしたり、ファスナーなどできちんと閉まるタイプの鞄を使うようにしましょう。他にもタクシーでのぼったくりや、詐欺や夜道での恐喝などです。
タクシーに乗る時メーターが回り始めた事を確認する、流暢な日本語で喋りかけてくる人には注意する、夜間は一人では歩かない。など、ちょっとした対応で防ぐことができる犯罪もたくさんあります。フィリピンは銃社会です。抵抗して逆上した犯人は何をするかわかりません。
気候に合わせた服装
セブ島の8月の服装は、日本の夏の服装を準備しておけば問題ありません。ビーチやプールがメインの場合は、水着、ラッシュガード、帽子やサングラスなど紫外線から身を守る格好をしましょう。街歩きをする場合は雨で濡れてもすぐ乾くような服装や、折り畳み傘の準備など。
カジノや高級レストランに行く場合はドレスコードを守る服装も用意しておきましょう。セブ島はリゾートエリアなのでドレスコードはあまり厳しくありませんが、タンクトップやビーチサンダルなどは避けたほうが賢明です。そして飛行機の中やショッピングモールの中は冷房が効きすぎていて寒いくらいです。上に羽織れるものがあると重宝します。
水と食事の衛生管理に注意
フィリピンでは水道の水は飲めません。なので、ホテルや空港に設置されているウォーターサーバーやミネラルウォーターを使用しましょう。歯磨きやうがい程度であれば水道の水を使ってもほぼ問題ありません。心配であれば、飲み水と同様、ウォーターサーバーやミネラルウォーターを使用しましょう。
セブ島では食事からの胃腸炎や食中毒にも注意が必要です。屋台やローカルフードは胃腸に自信がなければ避けるのが無難です。路上で売られているカットフルーツも注意が必要です。食中毒や胃腸炎にならないためには手洗いやアルコール消毒を徹底するようにしましょう。
まとめ
8月のセブ島の旅行代金はゴールデンウィークや年末年始のハイシーズンに比べると若干落ち着いているので、費用を抑えることができます。また、雨季ではあるものの短時間にざっと降る雨の降り方なので一日中雨でホテルに缶詰。といったことも稀です
なのでビーチやプールなどの屋外のアクティビティも十分楽しむことができます。また同時に雨が降った時の屋内で楽しめる代替案プランも用意しておけば、旅の満足度はますます上がると思います。
8月のセブ島旅行は、日本のお盆渋滞が避けられない国内旅行に比べて、混雑のストレスが無いのも魅力です。ぜひ夏のセブ島旅行を楽しんでください。