セブ島と聞くと、リゾート地としての海のイメージが想像されがちです。1年中海に入れる気候のため、マリンアクティビティやホテルでゆったりバカンスを過ごす方も多いでしょう。
一方で、観光スポットやショッピング、カジノといったマリンアクティビティ以外の魅力もたくさんあります。 この記事では、初心者の人でも楽しめる、人気観光スポットやショッピングモール、カジノをご案内すると共に、セブシティの新たな魅力を紹介します。
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セブシティの基本情報を紹介
フィリピン共和国の南部にあるセブ島。セブシティはセブ島の中心地であり、ショッピングや少し足を伸ばせばマリンアクティビティも楽しめます。 フィリピンでも1,2を争う人気リゾート地です。
基本情報
- 気候:セブシティは年間を通して最高気温が30℃を超えます。特に乾季の2月から4月は晴れの日も多く人気のシーズンです。6月から12月は雨季ですが、スコールのため一日中雨が降ることは少ない。
- 時差:1時間(日本が午前11時の時に、セブシティは午前10時)
- 言語:ビサヤ語。ただし、ほとんどの方が英語を話せます。
- 通貨:フィリピンペソ(24年4月現在のレートは100円で36.46フィリピンペソ)
- 物価:日本と比べ約1/2から2/3程度と割安感あります。
- 電圧及びプラグ:電圧は220Vと日本の倍以上のため、電化製品の使用には変圧器の利用など注意が必要です。一方プラグは日本と同じAタイプが主流のため、そのままコンセントに差し込んでも問題ないです。
特徴
セブシティはセブ島中心街のため、何を楽しむにしてもアクセスが抜群に良いです。ショッピングを楽しみたい方は、大小さまざまなショッピングモールも数多く存在するため、用途にあわせたお買い物を楽しめます。
また、ナイトマーケットも存在し、ローカルフードも楽しめます。ただし、夜出かける際には、身の危険を感じることは少ないですが、スリが多発しているため、バッグは前掛けにするなど注意をしましょう。
セブシティにはビーチがない
スペイン統治時代の名残も多く、教会や要塞といった歴史的建造物も巡れます。一方で実は、セブシティにはビーチはありません。 マリンアクティビティやビーチで楽しみたい方は、リゾート地マクタン島に訪れると良いでしょう。
空港からのアクセス
空港からセブシティまでは、車で約30分の場所に位置しており、アクセス方法はいくつかありますが、一番便利な方法は、配車アプリの活用です。セブ島では、Grabが一般的に利用されており、通常タクシーと比較しても料金は大差ありません。
また、アプリ上で決済可能なため、ぼったくりにあうこともないです。旅行前にアプリのダウンロード及び登録をしておけば、簡単に利用できるため、一番便利で安全な方法といえるでしょう。 宿泊するホテルによっては、空港送迎バスが用意されている場合もあるため、旅行初心者の方にはそちらもおすすめです。
セブシティの人気観光スポット
セブシティには数多くの観光スポットが存在しますが、人気観光スポットは以下のとおりです。
- サンペドロ要塞
- マゼランクロス
- サントニーニョ教会
- トップス展望台
- シラオガーデン
- セブ道教寺院(タオイストテンプル)
- テンプル・オブ・レイア
それぞれのみどころやアクセス方法も紹介します。
フィリピン最古の要塞「サンペドロ要塞」
サンペドロ要塞はフィリピン最古の要塞であり、スペイン統治時代に建設された歴史的建造物です。石造りの要塞が特徴的で、建物の一部には珊瑚石が使われています。
建物内部では、中庭やセブの歴史に関する資料を見ることができます。また、石造りの砦の装飾や周囲の風景はとても雰囲気が良く、写真スポットとしても魅力的です。 ITパークやアヤラモール周辺などのホテルエリアからは徒歩で30分から40分と離れています。Grabを利用するとどのエリアからも10分程度の距離のため便利です。
- 入場料:30フィリピンペソ
- 営業時間:8時~17時
万病に効くと信じられている「マゼランクロス」
セブ島に訪れた冒険家マゼランが建てたといわれている木製の十字架(マゼランクロス)で、八角堂の内部に展示されています。 十字架を削り飲むと万病に効くと信じられておりますが、現在は保護のため木製のカバーで覆われ、残念ながら本物を見ることはできません。
八角堂の内部にある美しく描かれた天井画がみどころの一つです。十字架の周りには色とりどりのろうそくが供えられており、観光客も1本10フィリピンペソで祈ることができます。サンペドロ要塞とは徒歩で10分程度と近く、同時に観光しても良いです。
- 入場料:無料
- 営業時間:8時~18時
地元の人にも親しまれている「サントニーニョ教会」
フィリピン最古のローマカトリック教会です。フィリピンの人々は人口の約9割以上がキリスト教信者といわれており、地元の人々にも親しまれています。 教会のため、肌の露出の高い服(ショートパンツやノースリーブなど)では入場できないため注意が必要です。※肌を隠す布を無料で貸してくれます。
バロック様式の外観や内装は大変厳かであり、一見の価値があります。また、教会内部にはサントニーニョ像が祀られており、戦時中にも燃えなかったため、ご利益があると信じられています。 サントニーニョ教会とマゼランクロスは隣接しています。そのため、サンペドロ要塞、マゼランクロス、サントニーニョ教会同時に観光すると効率が良いでしょう。
- 入場料:無料
- 営業時間:6時~19時
セブシティを一望「トップス展望台」
トップスはセブシティでも有数の夜景スポットです。展望台からはセブシティの街が一望できるほか、レストランも併設されており、景色を眺めながら食事を楽しめます。
夜景が人気ですが、お昼やマジックアワーの時間帯も素敵です。2024年4月現在、リニューアル工事が行われており、今後ますます発展していくでしょう。 ITパークから200フィリピンペソで直通バスが運行しています。(200フィリピンペソに往復バス、入場料金含む)
- 入場料:100フィリピンペソ
- 営業時間:24時間
今話題のSNS映えスポット「シラオガーデン」
シラオガーデンはお花のテーマパークで、リトルアムステルダムがテーマとなっています。近くにはシラオPGCSもあり、併せて観光する方も多いです。
四季折々の花々を楽しむほか、高原からの美しい景色を見ることもできます。また、園内各所に撮影スポットが多数存在し、セブシティ有数のインスタ映えスポットとしても人気です。 市内中心部からはやや離れているため、ツアーの参加も良いです。旅行人数によっては、Grabを活用しても良いでしょう。
- 入場料:100フィリピンペソ
- 営業時間:6時~18時30分
初心者でも安心な「IT Park」
セブシティのIT ParkはIT系企業や外資系企業が集まるオフィス街で、おしゃれなレストランや、カフェのほかホテルも併設されており、観光客にも人気のスポットです。
セブ道教寺院(タオイストテンプル)
セブ道教寺院(タオイストテンプル)は、1972年に建てられました。中国の伝統的な建築様式が特徴で、特に龍の彫刻や鮮やかな色彩が目を引きます。高台にあるため、セブ市や周辺の島々の美しいパノラマビューを楽しむことができます。
- 入場料:無料
- 営業時間:午前8時〜午後5時
訪問の際には、適切な服装(短パンやノースリーブを避ける)を心がけましょう。
テンプル・オブ・レイア
セブ島にあるテンプル・オブ・レイア(Temple of Leah)は、ローマ様式の壮大な建築物で、愛のシンボルとして建てられました。亡き妻への永遠の愛を象徴するために2012年に建設を開始しました。アクセス方法としては、タクシーやグラブを利用するのが最も便利です。また、ジープニーやハバルハバル(バイクタクシー)も利用可能です。
- 入場料:100ペソ(10歳以下の子供は無料)
- 営業時間:午前7時〜午後6時
セブシティのマーケットを楽しむ観光エリア
セブ島に来たのであれば、地元の街並みも楽しみたい観光の一つです。ここでは、地元色の濃いマーケットと、初心者でも安心なマーケット2つを紹介します。
地元色の濃い「カルボンマーケット」
カルボンマーケットはセブ島最大級のローカル市場で、地元の人々や、観光客で、大変活気に溢れています。お肉、お魚、野菜、果物のほかに、古着や、日用品、民芸品なども扱っており、特徴として、とても安く購入できます。
また、2023年にオープンした屋根付き市場のバラックスでは、さまざまな屋台が並んでおり、ローカルフードを楽しめます。 一方で、治安が良いとは言えず、スリなどの被害は多いです。特に夜間は暗くなると、危険も高くなるため、日中に訪れると良いでしょう。
スグボメルカド(Sugbo Mercdo)
IT Park内には、Sugbo Mercdoと呼ばれる屋台村(ナイトマーケット)があり、フィリピン料理を始め、スイーツやドリンクをお手頃価格で楽しめます。 カルボンマーケットに比べ、治安も比較的良いため、初めてナイトマーケットに行く人でも安心でしょう。
一方で、営業時間は水曜日から日曜日の16時から24時までのため、注意が必要です。IT parkはセブシティのバス停のハブにもなっているため、アクセス抜群といえます。
セブシティの3大ショッピングモール
セブシティは大小さまざまなショッピングモールも数多く存在するため、お買い物をめいっぱい楽しめます。一方多くのショッピングモールが存在するため、どこが良いのか迷う人も多いでしょう。 以下にセブ島の3大ショッピングモールを紹介します。
ここに行けばなんでも揃う「アヤラモール」
アヤラモールはセブ島で最も有名なショッピングモールといっても過言ではない大型ショッピングモールです。地元の方向けのスーパーから、ばらまき土産として人気のドライマンゴーや、ココナッツオイルなどを扱う、観光客向けのお土産店までなんでも揃っています。
また、レストランも充実しており、フィリピン料理をはじめ、イタリアンや日本食と数多く出店している点も魅力です。敷地面積もかなり広いため、1日中ショッピングやお食事を楽しめるショッピングモールと言えるでしょう。 場所もセブシティの中心部に位置しているため、アクセスも良いです。
清潔感溢れるフードコートが便利「SMモール」
SMモールもアラヤモールと同様セブシティでは有数のショッピングモールの一つです。KulturaというSM系列に出店しているお土産専門店では、フィリピンならではの雑貨や洋服、ココナッツオイルを購入できます。
また、地下1階にはローカルの方も利用するフードコートがあり、2017年にリニューアルされ、清潔感のある店内で食事を楽しめます。アラヤモールと同様、セブシティ中心部に位置しているため、アクセスも良いです。
巨大ショッピングモールSMシーサイド・セブ
SMシーサイド・セブは、フィリピンのセブシティにある大規模なショッピングモールです。営業時間は通常10:00から21:00まで。中心地から少し離れるためアクセスはタクシーもしくはGrabが便利です。
モール内には映画館やアクティビティ施設も充実しており、ショッピング以外の楽しみも満載です。近くにカジノもあります。
セブシティのカジノスポット
日本では体験できないカジノがセブシティにはあります。フィリピンではラスベガスをはじめとした海外のゴージャスなカジノと違い、比較的安く、安心して楽しむことができる点が魅力です。 セブシティで、安心して遊べるカジノを紹介します。
手軽にカジノを楽しめる「ウォーターフロント・セブシティ・ホテル」
セブシティ最大規模ホテルの中にあり、ドレスコードはなくTシャツやビーチサンダルでも入れます。特徴として、掛け金の最少額が300フィリピンペソからと少額で遊べる点が挙げられます。
そのため、初心者でも安心して楽しむことが可能です。掛け金が少額とはいえ、賭け事に変わりはないため、事前に○○円までと決めて遊ぶと良いでしょう。 セブシティの中心に位置しており、IT parkとも徒歩で約10分程度と近いため、カジノで遊んでから、ナイトマーケットを楽しめます。
高級感漂う施設で非日常を「NUSTAR Resort&Casino」
ホテル併設型のカジノと違い、カジノをはじめ、ショッピングモールやホテル、イベントステージなどが併設されたカジノリゾート施設です。 現在も工事は続いており最終的に2025年に完全オープンとなる予定となっています。高級カジノに位置しているため、掛け金の最小額も500フィリピンペソとやや高めです。
カジノで遊びながら、ホテルに泊まって1日中カジノを楽しめます。エントランスから内装にいたるまで、高級感が漂っているため、非日常を味わいたい方はこちらもカジノも良いでしょう。
セブシティのおすすめホテル3選
モンテベロ・ヴィラ・ホテル(Montebello Villa Hotel)
モンテベロ・ヴィラ・ホテルは、ガイサノカントリーモールやバニラッドタウンセンター、日本食レストランが多いA.S.フォルツナ通りに近く、利便性が高いです。
アヤラショッピングモールへはタクシーで約15分。 敷地内は緑豊かで自然に囲まれ、4つのプールや手入れの行き届いたガーデンが特徴です。ウェディングパーティも可能で、都会の喧騒を離れたゆっくりした時間を過ごせます。
ラディソンブルセブ(Radisson Blu Cebu)
ラディソンブルセブは、セブシティ東側に位置するモダンでラグジュアリーな大型5つ星ホテルです。500店舗以上が揃う「SMシティ・セブ」と歩道橋で直結し、便利な立地が魅力です。
市内中心部にありながらリゾート感があり、セブ市内最大級のプールも備えています。シックなベージュとブラウンのインテリアで、レジャーやビジネス利用に最適。高い天井とブルーのライトアップが印象的なエントランスホールから、大人向けのシックな空間が広がります。
マルコ ポーロ プラザ セブ(Marco Polo Plaza Cebu)
マルコ ポーロ プラザ セブはセブ市内を一望する丘の上にある高級ホテル。7.5haの敷地に329室の客室があり、ローカルカルチャーを取り入れたデザインが特徴です。
プールテラスの「エル・ヴィエント・レストラン」ではマンゴー料理が人気で、24階屋上の「ブルー・バー&グリル」では夜景と共にロマンティックなディナーが楽しめます。 フィリピン民族舞踊のディナーショーも可能で、スパやフィットネスジムも完備しています。
まとめ
セブシティは、歴史的建造物やSNS映えスポットのほか、ショッピングも楽しめる魅力的な街です。また、どのスポットにもGrabなどを利用すれば、数10分で立ち寄れるため、アクセスも抜群に良いです。
さらに、カジノでは日本では味わえない非日常体験ができます。セブ島に来たらマリンアクティビティも良いですが、新たなセブシティの魅力として選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。 是非とも皆さんセブシティを楽しんでください。
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ポイント | 大迫力のジンベイザメとシュノーケリングできる |
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ポイント | まるでチョコレートに見えるチョコレートヒルズ |
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ポイント | 海上レストランでのランチが美味しい! |