セブ島の治安はやばい?エリア別にみる治安・被害事例・注意点!

セブはアジアの中でも日本から4時間の距離にあり、物価も安いため人気の観光地です。ですが未だ発展途上国であるフィリピンということで治安が心配ですよね……。

フィリピンの中でのセブ市の治安は、特にマニラと比べると観光客がたくさん訪れるのでガードマンが各施設に駐在しているなど、比較的いい方だと言われています。ですが、安全性の高い日本の治安とは異なります。今回はセブの治安をエリア別に見て、実際によく聞く被害事例、対策について書きたいと思います。

監修者
小島友香:総合旅行業務取扱管理者・国内旅行業務取扱管理者・夜景鑑賞士2級

フィリピンの中では比較的治安のいいセブ島ですが、安全で楽しい旅行にするためにも、回避できる危険は事前に回避しましょう!セブ島の中を歩いていると、日本人に限らず、顔・服装・持ち物で観光客というのは人目でわかります。

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それだけでも狙われる確率があるということを常に意識して、危険な場所には近づかないことが1番被害に遭わないための予防です。トラブルになりがちなタクシーのぼったくりですが、ツアーならホテルから観光地の送迎も含まれているので安心安全に旅行を楽しむことができますよ◎

自己紹介:学生時代には新幹線や観光列車の車内販売業務に従事。移動距離は地球2周半超え。新卒で旅行会社に入社し国内、海外の添乗を経験。旅行メディアで営業サポートをしつつトラベルライターも。趣味は乗り物全般で特に船が好き。クロアチアのドブロブニクでカヌー体験やニュージーランドでタイタイックと同じ年に造られた蒸気船に乗船。他にも寝台列車が好きでシベリア鉄道を走破したことも。

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目次

セブ島・セブシティの全体的な治安概要

外務省によるフィリピンの治安

外務省によると、セブ島やラプラプ市などの都市や観光地では、大きなテロ事件は起こっていませんが、日本人が銃で撃たれたり、トライシクルやジプニーで泥棒や強盗に遭ったりすることがあると発表されています。

さらに、旅行者や短期留学生がカードゲームのイカサマや性犯罪の被害にあうこともあります。セブ島で過ごすときは注意して行動しましょう。ボホール島では、治安がよくない場所もあるため、注意と警戒が大切です。

セブシティ

セブシティは観光客が多く、最も活気があるエリアです。ショッピングモールやデパートを初めとした観光客向けの施設が多く、道路もタクシー、ジプニー、バイクなどでとても混雑しています。ショッピングモールやデパートに入る際にはテロなどに備えて、セキュリティゲートが設置され、ガードマンが荷物チェックを行っています。

セブンイレブンなどコンビニでさえも、入り口には必ずガードマンがおり、荷物チェックをするなど、ストリートチルドレンが施設内に入れないようになっています。街中を見ても、警察官が多く駐在しています。

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マクタン島のリゾートエリア

マクタン島は、リゾートエリアとそれ以外の場所で治安が大きく異なります。リゾートエリアにはたくさんのホテルやビーチリゾートなどがありますが、フィリピン人に限らず料金を払っていない人は中に入ることができないほどセキュリティは高く安全です。

しかし、小さな子どもを連れて家族でセブへ旅行する際は、安全面を考慮したデイユースがおすすめです。強盗などの心配はめったにないですが、置き引きなどは依然として注意が必要です。自分の荷物はどこにいても目を離さないようにしてください。

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リゾートエリア外の治安

リゾートエリアから出ると街の雰囲気も変わります。しつこい勧誘に注意が必要です。観光客が歩いていると道端で座っているフィリピン人がジロジロと見てきます。しつこい勧誘にははっきりと「ノーセンキュー」と言いましょう。

そういった勧誘でのアイランドホッピングは、船が小さかったり時間通りに進まなかったりとトラブルが多いと聞きます。マクタン島はリゾートエリアですので、外国人はお金を持っていると思われ、高い金額を請求されることも多いです。特に日本人は、断るのが苦手だということを知っているので、はっきりとノーと言わないとずっとついてきます。

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セブ島で特に治安の悪いエリア(ダウンタウン街)

セブ島は比較的観光客にとって安全な場所とされていますが、セブシティ中心部のダウンタウンエリアには注意が必要な地域も存在します。特に観光客が集まりやすい場所では、スリや置き引き、詐欺などの軽犯罪が発生しやすいため、十分な警戒が求められます。

カルボンマーケット

治安が悪いエリアと言われるパシル(PASIL)地区の少し東側にあるカルボンマーケットは、野菜や果物が売られているセブで一番大きなパブリックマーケットです。

道で寝起きしている人や、ストリートチルドレンが多く、かなりカオスな印象です。

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コロンストリート

パシル(PASIL)地区の少し北側にあるコロンストリートは、夜になると果物や揚げ物の屋台が出現します。

現地の人がバロットを食べていたりと、ローカルな生活風景を見ることができます。カルボンマーケットと同じように道に住む人が多く、夜は大通りを少し離れると真っ暗で、危険を感じます。

マンゴーストリート

セブのお祭りシノログのメイン会場である、オスメニアサークル(オスメニアフェンテ)の東側にある大通りマンゴーストリートは、男性向けのお店や、若者向けのディスコやバーが集まる夜の繁華街です。

ビキニバーの客引きが声をかけてきます。客引きや物乞い、ストリートチルドレンが多く、スリの被害が多い場所です。

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SMモール周辺

SMシティ・セブ周辺は昼間は比較的安全ですが、夜になると周囲の通りや歩道橋の下などにホームレスや物乞いが集まることがあります。また、モール内のATM利用中を狙ったスキミングや、駐車場でのひったくりといったトラブルも一部報告されています。

コロンやカルボンの周辺は、夜になるとセブ市民でも行くのを躊躇するほどです。夜間の外出は控えた方が安全です。

セブ島で日本人がよく遭う被害

セブ島は観光地として人気が高い一方で、特に日本人観光客を狙った軽犯罪や詐欺も一部で発生しています。多くは注意を払うことで回避できるものですが、被害に遭わないためには事前に手口を知り、対策を講じておくことが重要です。

スリ

人混みの中でバッグやポケットから財布・スマートフォンなどを抜き取るスリは、特にマーケットや繁華街、ジプニー(乗合バス)で多発しています。

リュックは前に抱える、ズボンの後ろポケットに貴重品を入れない、バッグはチャック付きのものを使用するなど、盗られにくい工夫が必要です。小額の現金だけを携帯し、貴重品はホテルのセーフティボックスに保管しておくのが安全です。

置き引き

飲食店や空港、ホテルのロビーなどで、荷物を少しの間置いたすきに盗まれる「置き引き」も日本人旅行者によく見られる被害です。たとえば、椅子の背にバッグをかけたまま席を離れる、テーブルにスマホを置いたままトイレに行くなど、わずかな油断が命取りになります。

常に荷物は身の回りから離さない、トートバッグではなくファスナー付きのバッグを選ぶなど、基本的な防犯意識が大切です。

トランプ詐欺

道端で仲良くなったフィリピン人からホームパーティなど自宅に案内され、お金を賭けたトランプゲームに誘われます。「2人で手を組んで相手に勝とう!」と提案され、最初は勝ち続けますが、徐々に負け始め、いつの間にかすべて取られているという手口の詐欺です。

海外に来て、その国の人から友好的な行動をされると嬉しいものですが、むやみに信用してしまうと、思わぬ事態を招くことがあるので注意が必要です。

ホールドアップ

前方から来る犯行グループが、擦れ違う瞬間に銃を突きつけ、現金や貴重品を奪い取るという手口です。犯行グループがバイクに乗っていることもあります。

両替所やATM付近では特に注意しましよう。夜間に暗い道で被害に遭う人が多いですが、昼間にホールドアップされた日本人もいるので、時間に限らず治安が悪いエリアは油断できません。

タクシーのぼったくり

セブ島では、残念ながら一部のタクシー運転手が観光客を狙ったぼったくり行為を行うことがあります。これは、観光客に不必要に高い料金を請求することで、少しでも利益を得ようとする行為です。メーターを使っているか必ず確認しておきましょう。

ぼったくりの典型例は、メーターを使わないタクシーです。メーターを使うタクシーに乗ることを明確に伝え、運転手が了承しない場合は別のタクシーを利用しましょう。

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料金の交渉

乗車前に「メーターを使ってください(Use the meter, please)」と必ず伝え、それを拒否された場合は乗車を断りましょう。

どうしても交渉が必要な場合は、相場を把握しておき、紙に金額を書いて確認し合うとトラブルを避けやすくなります。空港では公式のタクシーカウンターを利用するのも安心です。

睡眠強盗

観光地で起こる睡眠強盗は、犯罪者が観光客を狙った犯罪の一つです。この犯罪は、観光客がリラックスしている状況を利用し、盗みを働くことを狙います。

犯罪者は、観光地やバー、レストランなどで観光客に声をかけ、友好的に接して信頼を得ようとします。そして、飲み物や食べ物に睡眠薬や麻酔薬をこっそり入れ、被害者が意識を失った隙に貴重品を盗みます。観光地での睡眠強盗を防ぐためには、以下のような注意が必要です。

  • 知らない人と一緒に飲食しない。
  • 飲み物や食べ物を目の届かないところに置かない。
  • 見知らぬ人から差し出される飲み物や食べ物を受け取らない。
  • 観光地での出会いに対して警戒心を持つ。
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美人局

美人局は、観光地や夜の街でよく見られる詐欺手口の一つで、魅力的な女性を使って観光客を誘い、金銭的な被害を与える犯罪です。セブ島など観光地では、外国人観光客を狙った美人局が存在します。美人局の手口は以下のようなものがあります。

  • バー、クラブ、観光地などで、魅力的な女性が観光客に声をかけ、飲み物や食事に誘います。その後、高額な請求が来ることがあります。
  • 女性が観光客に親密に接し、その場で盗みを働くか、後で泥棒に入る情報を共犯者に伝えます。
  • 誘惑に乗った観光客がホテルや自宅に連れ込まれ、そこで脅迫や恐喝に遭います。

美人局から身を守るためには以下の対策を徹底しましょう。

  • 観光地での出会いに対して警戒心を持つ。
  • 知らない人と一緒に飲食しない。
  • 一人で夜の街に出かけるのを避ける。

セブ島で避けたいトラブル

交通事故

観光客は特に注意が必要で、他の歩行者について行くなどして安全を確保するようにしましょう。フィリピンでは車は道路の右側を走行し、左ハンドルが一般的です。

交通信号や横断歩道が少なく、交通ルールが守られにくいため、頻繁に車の割り込みや歩行者の横断が見られます。また、交通事故が日常的に発生しており、人よりも車の方が優先されます。

狂犬病

狂犬病は犬に噛まれることで発症し、世界で年間約5万人が死亡しています。特にアジアで3万人以上が亡くなっており、2016年のフィリピンは世界で7番目に多い発生率を記録しています。セブには観光客も多いため注意が必要です。2006年にはフィリピンから帰国した日本人が発症し死亡しました。

狂犬病は感染すると100%致死率です。予防措置として野良犬に近づかないこと、動物に触れないこと、噛まれた場合は直ちに医療機関に相談するようにしてください。

デング熱

フィリピンでは年間10~20万人がデング熱に感染しており、38~40度の高熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、皮膚の発疹が主な症状です。

発熱は2~7日間続くことが多いです。特に6月から12月の雨季には蚊が増え、感染リスクが高まるため、長袖や長ズボンを着用し、虫除けスプレーなどで予防しましょう。

セブ島の治安での注意点

セブ島では観光エリアを中心に治安は安定していますが、軽犯罪や観光客を狙った詐欺は少なからず存在します。

貴重品は最低限しか持ち歩かない

旅行中はつい多くの現金やカード、パスポートを持ち歩いてしまいがちですが、セブ島では外出時に必要な金額や最低限の身分証のみを携帯するのが基本です。

万が一、スリや置き引きなどの被害に遭った際にも被害を最小限に抑えることができるため、観光客には特に重要な心得です。ホテルのセーフティボックスやフロントに預けられるものは預ける習慣をつけましょう。

盗難リスクの軽減

財布に現金やカード、身分証明書などすべてを入れて外出すると、盗まれた際の被害が大きくなります。盗難リスクを軽減するためにも、現金は1日の予算程度に抑え、メインのクレジットカードやパスポートはホテルに保管しましょう。

また、荷物は体の前で持つ、リュックはチャック付きのものにするなど、盗まれにくい持ち方も心がけることが重要です。これだけでトラブルを未然に防げる可能性が高まります。

紛失のリスクの軽減

多くの物を持ち歩くと、荷物の管理が煩雑になり、紛失の可能性も高まります。食事中にテーブルにスマートフォンを置いたままにする、乗り物に財布を置き忘れるなど、うっかりミスによる紛失は頻発しています。

荷物を減らすことで常に手元で管理でき、不要な探し物やトラブルを避けることができます。出発前に「今日使うもの」だけを分けて持つ習慣をつけると、安全で効率的な旅行になります。

旅行の安心感を高める

必要最低限のものだけを持ち歩くことで、常に荷物の所在を意識でき、不安を感じる場面が少なくなります。多くの荷物を持っていると、人混みや交通機関での移動中にも神経を使いがちですが、身軽であれば気持ちにも余裕が生まれ、観光をより楽しめます。

また、セキュリティポーチなどを使えば、財布やスマホも身体に密着して持てるため、不安なく町歩きや観光ができるようになります。

緊急時の対応が容易になる

余分な貴重品を持ち歩いていなければ、万が一スリや強盗に遭った場合でも、速やかに対応が可能です。現金だけを渡して素早くその場から離れる判断がしやすく、命を守る行動にもつながります。

また、パスポートや予備のカードをホテルに保管していれば、万一の被害でもすぐに再発行や対処が可能になります。事前の備えと持ち物管理が、緊急時の安全と行動の余裕を生み出します。

バックは形状にかかわらず前にもつ

セブ島では、スリやひったくりを防ぐために、リュックやショルダーバッグなど、バッグの種類にかかわらず常に前に持つことが重要です。観光地や人通りの多い場所では、後ろに背負っていると気づかないうちに開けられることもあります。

見た目での警戒感の向上

バッグを前に持つことで「自分は注意している」という姿勢が外見から伝わり、スリやひったくりを狙う犯人に対して抑止力となります。無防備に背中にリュックを背負っている観光客は、犯罪者にとっては絶好のターゲットです。

逆に、荷物を前に抱え、こまめに確認している様子は「この人からは盗りづらい」と思わせることができ、見た目からの防犯効果が高まります。

貴重品の管理が容易になる

バッグを前に持つことで、財布やスマートフォン、パスポートのコピーなどの貴重品を目視で確認でき、必要な時にすぐ取り出せる利便性もあります。

また、開けられていないか、ファスナーが閉まっているかを頻繁にチェックできるため、不用意な被害を防げます。小さな仕切りやポーチを活用し、前面のポケットには必要最低限の物だけを入れる工夫も有効です。

状況把握が容易になる

バッグを前に持つと、自分の持ち物が視界に入りやすくなり、周囲の状況も把握しやすくなります。特に混雑した場所や公共交通機関では、他人との距離感を保ちやすく、不審な動きにもすぐ気づけるようになります。

後ろに背負っていると、いつ・どこで・誰に触られたかも分からず、対応が遅れてしまいますが、前に持っていれば常に視覚と感覚で状況をコントロールでき、防犯意識が自然と高まります。

iPhoneを持って歩きスマホしない

フィリピン人の月収の数倍で売ることができるiPhoneを持ちながら歩く行為は、なんらかの被害に遭う引き金になりかねません。歩きながらスマホを操作していると、注意力が低下するだけでなく、盗難のリスクも大幅に高まります。写真撮影や地図の確認などは、立ち止まって周囲の安全を確かめた上で行うようにしましょう。

盗難リスクの軽減

歩きスマホは、スリやバイクによるひったくりにとって絶好のタイミングとなります。特にiPhoneは現地で高価なため、狙われる危険性が高いです。スマホを無防備に片手に持ったまま歩いていると、背後から近づいてきた犯人に一瞬で奪われる可能性があります。

スマホを使う際はバッグにすぐ収納できるようにし、操作が必要な場合は壁際や屋内で立ち止まって行うことで、盗難リスクを大幅に下げられます。

事故防止

歩きスマホをしていると、足元や周囲の状況に注意が向かなくなり、段差や車道に気づかず転倒や交通事故につながる可能性があります。

特にセブ島では歩道が整備されていない場所や、車とバイクが混在する道路も多いため、道路状況の変化に敏感であることが必要です。スマホに気を取られていると、思わぬ接触や衝突を招きやすく、観光中のケガやトラブルの原因になります。

セブ島の魅力を楽しむ

歩きスマホを控えることで、周囲の景色や文化、人々の生活に目を向けることができ、セブ島ならではの魅力をより深く味わうことができます。

街中の色彩豊かな建物や、海沿いの美しい風景、ローカルマーケットの賑わいなどは、スマホの画面ではなく自分の目で見てこそ感動が伝わります。旅行中はあえてデジタルから離れ、リアルな体験に集中することで、記憶に残る旅がより一層充実したものになります。

アクセサリーに気をつける

セブ島では、高価なアクセサリーを身につけていると、ひったくりやスリに狙われる可能性が高まります。特にネックレスや腕時計、ピアスなどの装飾品は、金品を目的とした犯罪者にとって目印となってしまいます。旅行中は派手なアクセサリーは避け、シンプルで目立たないものを選ぶことで、安全性を高めることができます。

ローカルな場所へ行く際は華美な格好をしない

市場や下町エリアなど、観光客があまり訪れないローカルな場所を訪れる際は、目立つ格好を避けることが重要です。ブランド品のバッグや高級な服装は、観光客=お金を持っているという印象を与え、スリや詐欺の標的になりやすくなります。

現地の雰囲気に馴染むシンプルな服装で行動することで、不要な注目を避けることができ、安全に過ごしやすくなります。

夜間の外出はいつも以上に注意して歩く

セブ島では、夜になると昼間に比べて人通りが少なくなり、街灯の少ないエリアも多く見られます。暗がりでのひったくりや暴行事件などのリスクが高まるため、夜間の外出は慎重に行動する必要があります。

できるだけ複数人で行動し、人通りのある明るい道を選びましょう。スマホを見ながら歩く、イヤホンを装着するなど、周囲への注意が散る行動は避けることが大切です。

お酒を飲む場所の周辺は危険も多い

バーやクラブが集まるナイトスポット周辺では、酔った観光客を狙ったスリや美人局、睡眠強盗といったトラブルが発生しやすくなります。深夜になるほど治安は不安定になり、騒ぎに巻き込まれるリスクも高まります。

お酒を飲む際は飲みすぎに注意し、必ず友人や信頼できる人と行動しましょう。貴重品は最小限に抑え、財布やスマホを常に身につけて管理することが基本です。

グラブ(Grab)などの配車アプリの利用

セブ島では、配車アプリ「Grab(グラブ)」が利用できます。事前に料金がわかるため、ぼったくりを防ぐことができます。また、支払い方法もアプリ内で行うため、現金を直接運転手に渡す必要がありません。

これらの対策を踏まえ、セブ島でのタクシー利用時にぼったくりに巻き込まれないよう注意しましょう。

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セブ島でトラブルに巻き込まれたら

緊急の連絡先

緊急の時には以下の番号にかけるようにしましょう。

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警察

  • セブ市:166
  • マンダウエ市:032-420-2279
  • ラプラプ市:032-505-9356

消防

  • セブ市:160 / 032-256-0541
  • マンダウエ市:032-344-4747
  • ラプラプ市:032-340-0252

救急車

  • 救急車:161

病院

  • セブ・ドクターズ・ユニバーシティ・ホスピタル(Cebu Doctors University Hospital)ジャパニーズ・ヘルプ・デスク:318-6507, 0917-571-7436)
  • チョンワ・ホスピタル(ジャパニーズ・ヘルプ・デスク:032-318-6057)

在フィリピン日本国総領事館

  • 在フィリピン日本国総領事館:032-231-7321

セブ島であると便利な防犯グッズ

セキュリティ機能があるバックパック

これらのバックパックは、盗難防止のための特殊な機能が多数搭載されています。例えば、カッターに対抗するための耐切創素材、RFIDブロッキングポケット、隠れたジッパーやポケット、ロック可能なジッパーなどがあります。

これらの機能により、盗難からあなたの貴重品を守ることができます。

シークレットポーチ/マネーベルト

これは、金銭やパスポート、クレジットカードなどの貴重品を保管するための特殊なベルトです。

一見すると通常のベルトに見えますが、内部には隠れたポケットがあり、そこに貴重品を隠すことができます。これは盗難を防ぐための効果的な手段であり、特に混雑した場所や観光地で有用です。

振動検知の防犯アラーム

これは、振動を感知してアラームを鳴らすデバイスです。窓やドア、バッグなどに取り付けることができ、振動を検知すると高音のアラームを発します。

これにより、不審者があなたの物に触れた場合や、部屋に侵入しようとしたときにすぐに気づくことができます。

まとめ

セブの治安は2016年の大統領交代の影響もあり以前よりは改善されています。セブの中を歩いていると、日本人に限らず、顔・服装・持ち物で観光客というのは人目でわかります。

それだけでも狙われる確率があるということを常に意識して、危険な場所には近づかないことが1番被害に遭わないための予防です。フィリピンの中では比較的治安のいいセブですが、安全で楽しい旅行にするためにも、回避できる危険は事前に回避しましょう!

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この記事を書いた人

セブ島在住歴5年のディレクターとフィリピン在住歴20年以上のセブ島を知り尽くしたスペシャリストが執筆及び監修をしています。
国家資格である総合旅行業務取扱管理者資格保有者も在籍。
その他、プロダイバー資格、インストラクター資格、救命救急のEFRを保有。セブ島で最高の体験を提供するため、日々コンテンツを研究中。

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