セブ島の「シマラ教会」はパワースポット!奇跡の教会の魅力と行き方、ツアーも解説

シマラ教会

人口の9割以上がキリスト教徒であるフィリピンには、無数の教会があります。その中でも、とりわけ有名な教会がセブ島にあることをご存じですか?

セブ島南部にある「シマラ教会」は、まるでお城のような外観が美しい教会。

それだけでなく、訪れた人の願いが次々とかなうという、セブ島有数のパワースポットでもあるのです。奇跡を起こすシマラ教会の神秘的な魅力や、アクセス方法をご紹介します。

※1フィリピン・ペソ=約2.6円

監修者
小島友香:総合旅行業務取扱管理者・国内旅行業務取扱管理者・夜景鑑賞士2級

セブ島南部にある「シマラ教会」は、まるでお城のような外観が美しい教会です。小高い丘に建つ教会の姿は、まるで中世ヨーロッパのお城のように荘厳で、多くの人が教会を背景に写真撮影を楽しんでいます。特に晴れた日はシマラ教会の白い建物が青空に映え、まさに絵に描いたような美しい風景を眺めることができます。

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シマラ教会には13色のローソクがあり、それぞれに意味があるので、自分に合ったローソクを灯してみるのも◎敷居が高いと思われがちな教会ですが、ツアーなら日本語ガイドがついてくれるので、個人で見て回ってもなかなか気づけないポイントを教えてもらえるので、安心して見学できますよ!

自己紹介:学生時代には新幹線や観光列車の車内販売業務に従事。移動距離は地球2周半超え。新卒で旅行会社に入社し国内、海外の添乗を経験。旅行メディアで営業サポートをしつつトラベルライターも。趣味は乗り物全般で特に船が好き。クロアチアのドブロブニクでカヌー体験やニュージーランドでタイタイックと同じ年に造られた蒸気船に乗船。他にも寝台列車が好きでシベリア鉄道を走破したことも。

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目次

シマラ教会とは

シマラ教会の概要

シマラ教会は、セブ島南部のシマラ村にある修道院です。シマラ教会(Simala Church)は、フィリピンのローマ・カトリック教会に属しています。

フィリピン北部からやって来た修道士たちによって建てられた比較的新しい修道院ながら、ここで「奇跡」が起こったとしてフィリピンで大いに話題に

フィリピンの人口の大多数を占めるキリスト教徒たちにとって、人気の巡礼地となりました。フィリピン国内で有名になるにつれ、その大規模な建築様式と美しい装飾も注目を集め始めます。

そして現在では、国外からの観光客も数多く訪ねる人気のセブ観光スポットとなりました。

基本情報

  • 名称:Simala Shrine
  • 住所:Barangay Simala, Natalio B. Bacalso S National Hwy, Sibonga, Cebu, Philippines
  • アクセス:セブシティより車で2時間~2時間半
  • 開場時間:毎日8:00~18:00
  • ミサ:[月~金]12:00~13:00[土・日]12:00~13:00、15:00~16:00
  • 入場料:無料

シマラ教会の奇跡

シマラ教会で起こる奇跡とは、いったいどのようなものなのでしょうか?

教会内に安置された「聖母マリア」の像。

この像が初めて奇跡を起こしたのは、1998年のことです。その年、教会周辺ではデング熱が猛威をふるっていました。

ところが、聖母マリアの誕生日に彼女の像が「涙」を流すと、病に苦しんでいた人々が回復したのです。

この奇跡は現地の新聞でも報道されており、ローカルからも深く信じられています(出典:https://www.sunstar.com.ph/)。

セブ島最大のパワースポット

シマラ教会

やがて、「シマラ教会で祈りをささげると願いがかなった」という巡礼者が次々と現れました

教会には願いをかなえてくれた聖母マリアへの感謝の手紙やささげものが絶えず、それらはすべて教会内に保管されています。

このように、シマラ教会はセブの新たなパワースポットとしてますます注目を集めることになったのです。

シマラ教会の魅力

お城のように豪華な教会

不思議な魅力をもつシマラ教会ですが、キリスト教徒でなくても訪問可能です。教会に到着して圧倒されるのは、その規模の大きさです。

小高い丘に建つ教会の姿は、まるで中世ヨーロッパのお城のように荘厳。多くの訪問者が教会を背景に写真撮影を楽しんでいます。

入口からは長い通路と階段を通って本堂へ向かいます。これだけでもかなりの距離があるため、巡礼者の気分を味わうことができますよ。

願いがかなう?

聖母マリアにより願いがかなうといわれているシマラ教会。本堂の2階にマリア像の実物があり、拝観できます。その奇跡にあやかり、あなたの願いを伝えてみてはいかがでしょうか。

また、最上階は祈りの場となっています。

修道女たちが13色のキャンドルを売っており、それぞれの色が異なる種類の願いを象徴しているといわれています。

キャンドルは1本45フィリピン・ペソ(約100円)。希望する色のキャンドルに火を灯し、静かに祈りをささげましょう。

13色のローソクの意味

シマラ教会には13色のローソクがあります。それぞれに意味がありますので、自分に合ったローソクを購入してみましょう。

  • 金(Gold):治癒(健康、回復、家庭円満)
  • 緑(Green):成功(受験、勉強、金銭、ビジネス)
  • 青(Blue):忍耐(キャリア、昇進)
  • 赤紫(Violet):成就(人生設計、葛藤、旅行)
  • 赤(Red):愛(勇気、友情、結婚、家族)
  • 黄(Yellow):平和(勇気、強さ、希望)
  • 白(White):純粋(啓発、導き、正義)
  • オレンジ(Orange):和解(優しさ、夫婦、敵、家族)
  • ピンク(Pink):感謝/幸せ/喜び(魂、精神)
  • 黒(Souls):精神(赦し、恩赦)
  • 茶(Brown):信仰(絆、使者、独身)
  • グレー(Gray):救出(悪行、精神)
  • クリーム(Cream):変化/運命(子、家庭、カップル)

シマラ教会の見どころ

ステンドグラス

聖堂内部

シマラ教会の内部は、その外観からは想像もつかないほど豪華で、祭壇やステンドグラス、彫刻が訪れる人々を魅了します。

展望台

教会の後ろには展望台があり、そこからは教会とその周囲の風景を一望することができます。

周囲の緑豊かな自然

教会の周囲の自然も見逃せません。緑豊かな山々と清らかな空気は、都市の喧騒から離れ、心地よい静寂を楽しむのに最適です。

シマラ教会への行き方①ツアーを利用する

車

ツアーが簡単で安心

最も簡単にシマラ教会に行く方法は、現地ツアーに参加することです。シマラ教会は人気の観光地のため、多くの旅行代理店でツアーを取り扱っています。

日本の代理店を経由すれば、日本語で予約できるので安心です。また日本語ガイドがつくため、シマラ教会の詳細な説明を理解できます。

個人で見て回ってもなかなか気づけないポイントを教えてもらえるのは、現地ツアーならではのメリットです。

ツアー利用の注意

シマラ教会へ行くツアーのほとんどはほかのアクティビティとセットになっています。例えば、シマラ教会とジンベエザメウォッチングがセットになったツアーが13,000〜16,000円程度から。

このほか、美術館やショッピングセンターも併せて回るもの、セブ島の農村部で水牛などに触れる体験が含まれるものなどがあります。興味に応じて選んでみてくださいね。

シマラ教会そのものは半日ほどで楽しめるため、ツアー利用は時間に余裕がある場合におすすめです。

シマラ教会への行き方②運転手付きレンタカーをチャーターする

バン

シマラ教会へは個人でも簡単にアクセスできます。

タクシーをチャーター

セブシティからタクシーで直接向かう場合は、片道2,000〜3,000フィリピン・ペソ(約4,400〜6,600円)が相場です。

しかし、現地で運転手を見つけて英語や現地語で交渉する必要があるため、上級者向きの手段です。

運転手付きのレンタカーを借りる

より便利で安心な方法として、現地でレンタカーを借りる方法があります。

レンタカーといっても、セブでは運転手が付いているケースが一般的。自分で運転する必要がなく、とても楽なんです。

相場は、1台あたり8時間6,000〜9,000フィリピン・ペソ(約12,000〜18,000円)程度。

ツアーより格安で利用でき、行程も自由に組める点で魅力的です。

人数が増えるほどひとりあたりの価格が下がるため、グループ旅行ではとくにおすすめの手段です。

シマラ教会への行き方③公共交通機関を利用する

バイク

バスで行く場合

シマラ教会にはバスでもアクセスできますが、直接教会まで行く便はありません。

最寄りのバス停で「ハバルハバル」(バイクタクシー)に乗り換える必要があります。

サウス・バスターミナルへ

サウス・バスターミナルへ向かいましょう。

そこから「Oslob」または「Liloan/Santander」行きのバスに乗ります。

バスを選択する

バスは、エアコンあり、エアコンなしの2種類です。エアコンなしの方が若干安くなります。

片道150~250フィリピン・ペソ(約300~500円)で、 所要時間は2時間から2時間半です。

下車

運転手にシマラ教会に行きたい旨を伝えると、「Simala」バス停に着いた際に教えてくれます。また、スタッフがいる場合、「Simala」と声をあげてくれます。

念の為、Googleマップを開き現在地を把握しながらいきましょう。

ステップ2:ハバルハバル(バイクタクシー)

バス停で降りると、ハバルハバルの運転手が多数待機しています。

交渉して教会まで連れて行ってもらいましょう。

料金は一人当たり20~30フィリピン・ペソ(約50~70円)前後。1台のハバルハバルに2名乗車できます。

ハバルハバルはオートバイのシートにそのまま乗るスタイルで、ヘルメットもありません。

不安であれば、タクシーやトライシクル(サイドカー付きのオートバイ)を待つのも手です。

帰りも迎えにきてもらえるよう交渉しておくとより安心でしょう。

シマラ教会のドレスコード

シマラ教会

ドレスコード

観光地としても注目されているシマラ教会ですが、もとはフィリピンに住むキリスト教徒たちの巡礼地。

現在でもその意味は変わっていません。

よって、場にふさわしい服装で訪れることが求められます。入口でガードマンに止められると中に入れないため注意してくださいね。

露出の多い格好はNG

具体的には、袖のない上着やハーフパンツといった露出の多い服装はNG。またダメージデニムも禁止とされています。

ビーチサンダルは禁止ではありませんが、階段が多いため歩きやすい靴のほうがいいでしょう。

周辺の商店で露出を隠すショールや履物を購入できます。どうしても持参できなかった場合は、先に買い物を済ませておきましょう。

シマラ教会が混雑する時期や時間帯

シマラ教会はセブ島の人気観光地であり、多くの旅行者や巡礼者が訪れます。以下に、混雑する時間帯や観光客が避けるべき時期をご紹介します。

マリア像は行列

シマラ教会を訪れる人の多くは、マリア像に直接祈りをささげることを最大の目的としています。

そのため、マリア像にいたるまでの道のりは長蛇の列ができることも。

特に日曜日は2~3時間待ちが当たり前という状態ですので、できるだけ土曜日や平日に訪れることをおすすめします。

並ぶ場所は屋外ですので、帽子やサングラスなどの日よけ対策をしておきましょう。マリア像以外の場所は並ばず自由に見て回れます。

日曜日は混雑

一般的に、ミサ時間帯は混雑します。特に日曜日のミサは多くの信者が集まるため、大きな混雑が予想されます。

祝日や特別なイベント

フィリピンの宗教的な祝日や特別なイベント(聖母マリアの祝日など)は、地元の信者だけでなく、全国からの巡礼者が集まるため、通常より混雑します。

シマラ教会の写真撮影における注意点

カメラ

シマラ教会では外観・内部ともに写真撮影が可能ですが、建物内でのフラッシュ撮影が禁止されています。

日ごろはにぎやかなフィリピン人たちも、建物内では静粛を保っています。祈りをささげる人々の邪魔にならないよう、配慮のうえ撮影しましょう。

シマラ教会は誰と行くのがおすすめ?

シマラ教会

家族

シマラ教会は家族で訪れるのに最適です。家族旅行はお互いの絆を深める時間になり、また子供たちはその壮大な建物や自然の美しさから多くを学ぶことができます。

恋人

ロマンチックな雰囲気溢れるシマラ教会は、恋人同士で訪れるのにぴったりの場所です。

その美しい風景を共有することで、より一層の思い出を作ることができます。

友人

シマラ教会を訪れるのは、友人とインスタ映えの写真を撮れる絶好の機会です。

一人ではなかなか自分の写真を撮ることは難しいですが友人となら簡単です。思い出に残る最高の一枚の写真にチャレンジしてみましょう。

一人

シマラ教会は一人で訪れることもおすすめです。

特に個人的な祈りや瞑想の時間は大切なもの。シマラ教会の静寂と平和な雰囲気は非常に有益です。

キリスト教(ローマ・カトリック)の方

ローマ・カトリックの方にとっても、シマラ教会は聖母マリアへの祈りが聞き届けられた場所として特別な意義があると思います。

宗教的な旅行者や巡礼者にとっては、その場所で祈りを捧げることは非常に意義深い経験となります。

シマラ教会への持ち物

シマラ教会へ行く際の持ち物をご紹介します。

  • カメラ
  • 飲み物
  • 帽子
  • 日焼け止め
  • 雨具
  • 薄手の羽織もの

カメラ

シマラ教会の美しい建築や周辺の自然は、一度見たら忘れられないものです。

その素晴らしさを記録に残すために、カメラは必須です。ただし、教会内部での写真撮影は控えめにし、他の訪問者の迷惑にならないように注意しましょう。

飲み物

特に暑い季節には、水分補給を忘れずに。

温暖な気候と歩くことの多さから、適切な水分補給が必要です。持参すると、いつでも飲むことができ便利です。

帽子や日焼け止め

セブ島は一年を通じて日差しが強いため、日焼け対策は必須。

帽子は直射日光から頭を守り、日焼け止めは肌を紫外線から守る効果があります。

雨具

雨季の場合、急な雨に備えて雨具を持参すると安心です。コンパクトに折りたためるタイプの傘やレインコートがおすすめ。

薄手の羽織りもの

教会内は冷房が効いているため、長時間滞在すると寒く感じることがあります。

その場合に備えて、薄手のカーディガンやショールなどを持参すると便利です。

シマラ教会へ行った感想

晴れた日にはシマラ教会の白い建物が青空に映え、まさに絵に描いたような美しい風景でした!

曇りでも良い写真は撮れますが、せっかく行くなら晴れた日が断然おすすめです。

シマラ教会周辺のおすすめ観光スポット2選

シマラ教会はセブ島の南部に位置しています。この地域には他にも見逃せない観光スポットが多数存在します。

以下に、シマラ教会訪問の際に一緒に行きたいおすすめ観光スポットをご紹介します。

オスロブのジンベイザメウォッチング

オスロブはシマラ教会から車で1時間ほどの場所にあり、ジンベイザメと一緒に泳ぐ体験ができます。これは一生に一度の経験となるでしょう。

スミロン島

スミロン島はダイビングやスノーケリングのスポットとして特に有名で、海の透明度は非常に高く、サンゴ礁やニモ(カクレクマノミ)などを観察することができます。

また、島にはリゾートがいくつかあり、リラックスした時間を過ごすことも可能です。

シマラ教会周辺のおすすめレストラン

Voda Krasna

ヴォダ・クラスナ・リゾート&レストラン(Voda Krasna)は、シービューの美しい景観と美味しい料理で有名です。

海が見えるリゾートで利用者からは「素晴らしい」との声が多く、スタッフや施設、清潔さ、快適さ、コストパフォーマンスで高評価を得ています。

ジンベイザメツアーの帰りにランチとして立ち寄り、そのままシマラ教会へ向かうコースがおすすめです。

まとめ~シマラ教会で願いをかなえよう

像

お城のような豪華さと、奇跡を起こす神秘のマリア像が魅力のシマラ教会。人気リゾート地というセブ島のイメージとは少し違う魅力がお分かりいただけたのではないでしょうか。

セブシティから半日で往復できるという便利なロケーションですので、セブ島滞在中にぜひ訪れてみてください。そしてあなたの願いを、聖母マリアに託してみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

セブ島在住歴5年のディレクターとフィリピン在住歴20年以上のセブ島を知り尽くしたスペシャリストが執筆及び監修をしています。
国家資格である総合旅行業務取扱管理者資格保有者も在籍。
その他、プロダイバー資格、インストラクター資格、救命救急のEFRを保有。セブ島で最高の体験を提供するため、日々コンテンツを研究中。

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