セブ島でジンベイザメと泳げるオスロブって?行き方、申込方法、注意点を解説!

フィリピン・セブ島は、日本から直行便で4時間半で行ける人気の観光リゾート地です。セブ島があるビサヤ諸島には、ボホール島をはじめ多くの美しい島々があります。

年間を通して暖かく、アイランドホッピングやダイビングなど、たくさんのマリンアクティビティが楽しめるのもセブ島が人気の理由です。

この記事では、そんな常夏のセブ島で大人気の「ジンベイザメとシュノーケリング」できるアクティビティについて解説していきます。

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目次

セブ島でジンベイザメと泳げるオスロブって?

  • オスロブは緑豊かな漁村

セブ島最南端にある小さな港街オスロブ。セブ市内から車で3〜4時間で行ける場所にあります。セブ市内と比べるととても自然豊かで静かな街です。海も街の様子もローカル感たっぷりですが、セブ市内の様子よりもイメージしていたセブ島らしさを感じられるかもしれません。

  • なぜジンベイザメがいるの?

ジンベイザメはオスロブの沿岸から100mほどの場所にいます。こんなに岸から近い場所でジンベイザメが見られるのは世界的にも珍しいです。

オスロブにジンベイザメが来るようになった理由は諸説ありますが、一説によるとオスロブの漁師たちがジンベイザメに余ったエサをあげていたところ漁師たちに懐いてしまったとか。

逆に魚をとるために撒いていたエサをジンベイザメが食べてしまって困っていたところ「いっその事観光地化してしまおう」とジンベイザメスポットになったという説もあります。

オスロブへの行き方

ジンベイザメとシュノーケリングができるオスロブへの行き方は主に2つあります。1つ目は自力でいく方法。2つ目はツアーに参加する方法です。順番に見ていきましょう。

自力でオスロブを目指す方法

バスを利用することで自力でオスロブまでいけます。セブ市内からは乗り換えなしの直通のバスもあるため、正しいバスに乗り下車する場所を間違えなければ、オスロブに辿り着くことはできます。

ローカルバスでの移動が気にならない旅慣れしている方であれば、自力でオスロブを目指すこともまた、旅の楽しさになるかもしれません。予算は交通費、体験料金、食事代などを含めて6,000円程度で、少しでも費用を抑えたい方は自力で行くのがおすすめです。

オスロブ行きのバス停は「サウスバスターミナル」

オスロブ行きのバスはサウスバスターミナルです。セブ市内にはノースバスターミナルもあるので、タクシー等で行く際は注意してください。

朝は3時頃から営業しており、朝早い時間でも多くの利用客で賑わっています。ローカルな食堂や売店もあるので、食べ物を現地調達することも可能です。

オスロブ行きのバスに乗る

オスロブへ行くには、「BATO via OSLOB(バト経由オスロブ行き)」のバスに乗ります。もちろんバス停には他の地域へ行くバスもあるので、ターミナルで直接スタッフに確認するのがおすすめです。

エアコン付きのバスがおすすめ

オスロブ行きのバスには、エアコン付きとエアコン無しの2種類があります。運賃はエアコンバスで200ペソ程度です。

  • エアコンあり:大型バス、エアコン付き
  • エアコンなし:中型バス、窓が全開

エアコンありのバスは寒すぎるくらい車内は冷えます。注意点として、長袖の上着を持参することと、帰りは髪や衣類をしっかり乾かしてから乗車しましょう。

エアコンなしは、排気ガスやほこりに注意してください。数十円の違いなので、エアコンありのバスに乗ることをおすすめします。

ツアーに参加する方法

観光で来た方が多く利用するのが「オスロブ行きのジンベイザメツアー」です。日本から事前に申し込みをして、おくことでスムーズにツアーへ参加できます。

日本語で対応しているツアーサイトや、日本語ガイド付きのプランもあるので、英語でのやりとりに不安がある方や、セブ島への旅行が初めての方は安心です。

ジンベイザメとシュノーケリングの申込方法は?

自力でオスロブを目指す方法

バスで現地に到着してから直接施設に申し込みをしに行きます。シュノーケリング体験の受付場所に到着したら、その場で参加費の支払いをして、受付済を示す番号の書かれた紙をもらいます。

大人気のため、受付から2〜3時間待つことが多いです。繁忙期では受付ができなかったり、ジンベイザメがいる午前中の時間を過ぎてしまい、シュノーケリングをしてもジンベイザメに会えない可能性があります。

ツアーに参加する方法

ツアー参加の場合は、ガイドが早い時間に予約を済ませていることが多く、到着後は順番が来るまで自由に過ごすことができます。シュノーケリングを早めに済ませることで、オスロブ周辺のスミロン島やカワサン滝なども一緒に観光することが可能です。

ジンベイザメと泳ぐために必要なこと

自力でもツアー参加でも共通して必要なのが「早起き」です。ジンベイザメは毎朝エサを食べに来ているだけです。そのため時間が経つほど、ジンベイザメもお腹がいっぱいになり沖に帰ってしまいます。

早い時間であるほどジンベイザメの数は多いため、セブ市内を4時頃に出発して、7時頃にはオスロブに到着し、早い時間にシュノーケリングできることが理想です。

ジンベイザメには必ず会える?

オスロブでのジンベイザメとの遭遇率は99%と言われており、ほぼ確実に出会えます。エサが目的なので、エサが撒かれる日にはジンベイザメは必ずやって来ます。

もしもジンベイザメが見られないタイミングがあるとすれば、台風などの悪天候でエサを撒く漁師が海に出られない時です。

しかし、地元の漁師が海にエサをやりに行けないほどの悪天候では、シュノーケリングの受付自体していません。つまり「エサやりボートを出している=ほぼ100%の確立で会える」ということです。

ジンベイザメの危険性は?

大きな体のジンベイザメですが、主食は海中のプランクトンや小魚です。また性格も大人しく泳ぎもゆったりとしているため、人間を襲う要素はほとんどありません。

オスロブで泳いで見るとわかりますが、ジンベイザメはエサに夢中で、泳いでいる人間には全く興味を持ちません。

ゆうゆうと泳ぐジンベイザメに、ついつい触ってしまいたくなりますが、ジンベイザメに触れることは禁止です。オスロブではジンベイザメをとても大事にしているので、触ろうと手を伸ばした時点でスタッフにこっぴどく怒られます。

ジンベイザメとシュノーケリングをする時の持ち物

  • ラッシュガード

ジンベイザメの健康を考えて、オスロブでは日焼け止めクリームが禁止です。たくさんの人が入れ替わりで入る海なのに、みんなが日焼け止めクリームを塗り、海に流れていたらジンベイザメの健康を害してしまいます。日焼けを避けるのであれば、ラッシュガードを着用するようにしましょう。

  • 防水カメラ

せっかくジンベイザメと泳ぐのであれば、記念に写真を残したいですよね。手首から下げるストラップ付きの防水カメラを持参しましょう。ツアーで行く場合GoProがレンタルできることもあるので、先に確認してみてください。

  • 着替えやタオル

海に入った後に現地で水のシャワーを浴びることが可能です。服や髪が濡れたままでは体調を崩しやすかったり、車やバスに乗り込むことができないこともあります。

まとめ

水族館で見ることができるジンベイザメと一緒に泳げるなんて、考えただけでもワクワクしますよね。ほぼ100%の遭遇率で、巨大なジンベイザメが目の前を泳いでいく興奮と迫力は、一生の思い出になること間違いなしです。

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この記事を書いた人

セブ島在住歴5年のディレクターとフィリピン在住歴20年以上のセブ島を知り尽くしたスペシャリストが執筆及び監修をしています。
国家資格である総合旅行業務取扱管理者資格保有者も在籍。
その他、プロダイバー資格、インストラクター資格、救命救急のEFRを保有。セブ島で最高の体験を提供するため、日々コンテンツを研究中。

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