セブ島のツマログ滝とは?ツアーや楽しみ方や行き方を解説

この記事はこんな方におすすめ
  • ツマログ滝の楽しみ方を知りたい方
  • 楽しそうなオプショナルツアーもついでに知りたい方

セブ島の自然が作り出す壮大な美しさと冒険の魅力、それがフィリピンのツマログ滝。セブ島南部にあるツマログ滝はとても大きく壮大な滝でマイナスイオンあふれる隠れスポットです。

今回はそんなツマログ滝を徹底解説していきます。

監修者
小島友香:総合旅行業務取扱管理者・国内旅行業務取扱管理者・夜景鑑賞士2級

セブ島南部にあるツマログ滝は、高さが約40mもあり、滝壺に降り注ぐ水滴が光を反射し、まるで光のカーテンのように見える様子から「光の滝」とも呼ばれています。滝壺はそれほど深くなく、幻想的な空間で安心して水遊びができるので非日常を味わいたい方には是非とも行っていただきたいスポットです!

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ツマログ滝での体験とセットでジンベイザメとシュノケーリングできるようなツアーもご用意しているので、効率よくバカンスを楽しめますよ♪

自己紹介:学生時代には新幹線や観光列車の車内販売業務に従事。移動距離は地球2周半超え。新卒で旅行会社に入社し国内、海外の添乗を経験。旅行メディアで営業サポートをしつつトラベルライターも。趣味は乗り物全般で特に船が好き。クロアチアのドブロブニクでカヌー体験やニュージーランドでタイタイックと同じ年に造られた蒸気船に乗船。他にも寝台列車が好きでシベリア鉄道を走破したことも。

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目次

ツマログ滝とは

壮大な自然美と人気の秘訣

ツマログ滝は、フィリピンのセブ島南部に位置しています。その名前「Tumalog」は地元の言葉で「落ちる」を意味し、滝が天から地へと落ちる様子を表現しています。

その高さは約40mあり、その美しい景観は訪れる人々を圧倒します。特に、滝壺に降り注ぐ水滴が光を反射し、まるで光のカーテンのように見えることから、「光の滝」とも呼ばれています。

ツマログ滝の人気の秘訣は、その幻想的な美しさにあります。滝壺は清らかで冷たい水で満たされ、周囲の緑豊かな自然と相まって、まさに楽園のような雰囲気を作り出しています。

また、ツマログ滝に到着するまでのトレッキングもまた一つの魅力で、熱帯雨林の中を歩くことでフィリピンの自然を五感で感じることができます。

ツマログ滝のベストシーズン

雨季がおすすめ

ツマログ滝を訪れる最適な時期は、雨季は6月〜11月です。雨季に訪れるとツマログ滝はより迫力のある景観を見ることができます。通常のセブ島のベストシーズンとは逆のため注意が必要です。

そのため、安全対策をしっかりとることができる人や、ちょっとした冒険を楽しむことが好きな人には雨季のツマログ滝訪れもおすすめです。

どちらの季節に訪れるにせよ、忘れてはならないのは日焼け対策です。フィリピンは年間を通して強い日差しがあるため、日焼け止めや帽子、サングラスなどを忘れずに持って行きましょう。

乾季

乾季は12月から5月までです。この時期は雨が少なく、天候が安定しているため、ツマログ滝までの道のりも安全に歩くことができます。

また、降水量が少ないことから滝の水量も少なく、より安全に滝壺で遊ぶことが可能です。

ツマログ滝の遊び方

滝で遊ぶ

ツマログ滝はただ見るだけではありません。まず、滝の下の滝壺で泳ぐことができます。

滝壺の水は冷たく、一日中暑いフィリピンの天気からの心地よさを感じることができます。泳ぐこと自体が難しい人でも、滝壺はそれほど深くないため、安心して水遊びを楽しむことができます。

ドクターフィッシュ

ツマログ滝では自然の”スパ”がお出迎え。それがドクターフィッシュと呼ばれる小魚たちによる足つぼマッサージです。

水辺に足をつけると、ドクターフィッシュがあなたの足に寄ってきて、古い皮膚を食べてくれます。これにより足はスベスベになり、自然の中でのリラックスタイムを体験できます。

トレッキング

ツマログ滝への道のり自体が一種のトレッキングです。ツマログ滝への道は急な坂道となっており、徒歩でも行くことができます。

ツマログ滝までの道中は緑豊かな自然に囲まれていて、まるでジャングルを探検しているかのような非日常感を楽しむことができます。滝までの徒歩は体力が必要ですが、目の前に広がる壮大なツマログ滝の風景が待っています。

バイクに挑戦する

ツマログ滝への道のりは、急な坂道なので、徒歩だと体力をかなり使います。そこで、現地ではバイクタクシー(ハバルハバル)を利用することができます。

これは二輪車に乗って滝まで行く方法で、風を切りながらのドライブ体験は非常に爽快です。ただし、道路険がしいこと、運転手がスピードを出しすぎる場合があるので、十分注意が必要です。

ツマログ滝への行き方

バス

自力で行く方法:バスや車を使って滝までのアクセス

セブシティからツマログ滝までの距離は約130kmで、車やバスを使って移動することが一般的です。セブシティから南部へ向かうバスがあり、そこからオスロブという町まで約3-4時間かかります。バス料金は大体200ペソ(日本円で約400円)程度です。

オスロブからはバイクタクシー(フィリピンではハバルハバルと呼ばれる)で15分ほどでツマログ滝に到着します。バイクタクシーの料金は交渉次第ですが、大体50ペソ(日本円で約100円)程度です。自力で行く場合は、フィリピンの交通ルールに注意しながら移動しましょう。

ツアーを利用する方法

もっと安全で便利な方法として、ツアーを利用することです。

ツアーでは、セブシティからの往復の送迎やツマログ滝へのガイド、ジンベイザメとセットになるものが多いです。

また、ツアーでは他の観光スポットと組み合わせることも可能なため、時間や移動に余裕のない方にとっては非常に便利です。

ツアーの場合は予約が必要です。価格も自力で行くよりは高めですので、自分の旅行スタイルに合わせて自力で行くか、ツアーを利用するかを選ぶと良いでしょう。

ツマログ滝での注意点

ツマログ滝を安全に楽しむためには、以下の点に注意することが重要です。

滑りやすい

滝壺や滝周辺は水で濡れており、岩が滑りやすいです。特に、サンダルなど滑りやすい靴を履いていると危険です。滑りにくいスポーツサンダルを着用し、滑らないように注意しながら歩くことが重要です。

天候

雨季にはツマログ滝の水量が増え、滝壺周辺での活動が危険になることもあります。特に大雨の後は、注意深く状況を確認し、安易に滝壺へ入るなどは控えるようにしましょう。

自然環境

ツマログ滝は自然環境であり、生物の生息地でもあります。そのため、ごみを残さない、野生の動物に餌を与えない、植物を採取しないなどのマナーを守ることが求められます。

ツマログ滝への持ち物

快適にツマログ滝を楽しむためには、以下のような持ち物が役立ちます。

水着

ツマログ滝壺周辺では水飛沫がかかります。水着を着用しておきましょう。

タオル

タオルを持参することをおすすめします。

防水バッグ

貴重品やカメラなどを保護するために、防水バッグが役立ちます。

日焼け止め、帽子、サングラス

フィリピンの強い日差しに対する防御策として、これらの日焼け対策アイテムを忘れずに持って行きましょう。

滑りにくいサンダル

ツマログ滝周辺は滑りやすいので、滑らないような足元のしっかりした靴が必要です。

水分補給

暑い日やトレッキング中はたくさんの水分を失うので、十分な水分補給が必要です。

これらを持っていれば、ツマログ滝をより楽しく、より安全に楽しむことができます。

ツマログ滝ツアーの流れ

ツマログ滝を訪れる際には、現地ツアーを利用することがおすすめです。ツアーには交通手段やガイドが含まれており、初めての方でも安心して滝を楽しむことができます。

以下に、一般的なツマログ滝ツアーのスケジュールを紹介します。

AM 3:00頃 ホテル出発

早朝、まだ暗いうちにホテルを出発します。

ツマログ滝ツアーはジンベイザメツアーとセットになっていることが一般的です。ジンベイザメは早朝にしか見ることができません。車で3時間ほどの旅になります。

AM 7:00頃 オスロブ到着

オスロブ(ジンベイザメスポット)

早朝の移動の後、オスロブに到着します。ここからはいよいよツアーの本格的な活動が始まります。

AM 8:00頃 準備&ボートで移動

ボート

簡単な準備の後、ボートに乗ってジンベイザメが見られるエリアへ移動します。

AM 8:30頃 ジンベイザメと泳ぐ

ジンベイザメ

ボートから海へと飛び込み、巨大なジンベイザメと一緒に泳ぎます。これは一生に一度の経験となるでしょう。

AM 9:30頃 スミロン島へアイランドホッピング

バンカーボートでアイランドホッピング

次に、美しいスミロン島へアイランドホッピングします。透明度の高い海を楽しみながら、島めぐりをお楽しみください。

AM 11:00頃 近くのお店でランチ

アクティビティの後は、地元のレストランでランチタイムです。フィリピン料理をお試しください。

PM 12:00頃 ツマログ滝へ移動

ランチ後は、待ちに待ったツマログ滝へと向かいます。バイクや徒歩で滝への道中を楽しみましょう。

PM 5:00頃 ホテル到着 or マッサージ・スパ

ツアーの終了後、ホテルへと戻ります。もし時間と体力が許せば、ホテル内のスパやマッサージで一日の疲れを癒すのもおすすめです。

ツアー終了

このように、ツマログ滝ツアーは充実した一日を過ごすことができます。自然との触れ合いを満喫し、リラクゼーションも兼ね備えたこのツアーで、フィリピンの魅力を存分に体験してみてください。

ツマログ滝周辺の観光スポット

ツマログ滝の魅力はその美しさだけでなく、周辺に点在するさまざまな観光スポットと組み合わせて楽しむこともできます。

以下に、その代表的な観光地をご紹介します。

ジンベイザメ

ツマログ滝からさほど遠くないオスロブは、ジンベイザメと泳ぐことができる世界でも有数のスポットです。

ジンベイザメは世界最大の魚で、その巨大な体と温和な性格が魅力。ブリーフィングを受けた後、ガイドとともに海に入りジンベイザメとの貴重な時間を過ごすことができます。

ただし、自然環境を守るために、ザメに触れることやフラッシュを使った写真撮影は禁止されています。

スミロン島

スミロン島は、エメラルドグリーンの海と白い砂浜が広がる絵画のような風景が魅力の島です。

シュノーケリングやダイビングはもちろん、ビーチでのんびり過ごすのもおすすめ。透明度の高い海では、熱帯魚や珊瑚を間近で観察することができます。

カワサン滝

カワサン滝は、ツマログ滝と同じくセブ島に位置する美しい滝で、独特のエメラルドグリーンの水が特徴です。

ここでは「キャニオニング」というアクティビティを楽しむことができます。川を下りながら進むこのアクティビティでは、自然の力強さとダイナミズムを肌で感じることができます。

モアルボアル

モアルボアルは、山と海が織りなす美しい風景と、豊富な海洋生物が生息する海で知られています。特に「イワシトルネード」と呼ばれる、何万ものイワシが一斉に泳ぎ回る光景は圧巻です。

また、陸上からも海底まで見通せるほどの透明度の海は、シュノーケリングやダイビングにぴったりです。ウミガメを見ることもできます。

まとめ

ツマログ滝ツアーは、フィリピンのセブ島にある壮大な自然美を存分に堪能できるツアーです。

ツマログ滝を訪れるだけでなく、ジンベイザメやスミロン島などさまざまな組み合わせてセブ島旅行を楽しんでみてください。

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この記事を書いた人

セブ島在住歴5年のディレクターとフィリピン在住歴20年以上のセブ島を知り尽くしたスペシャリストが執筆及び監修をしています。
国家資格である総合旅行業務取扱管理者資格保有者も在籍。
その他、プロダイバー資格、インストラクター資格、救命救急のEFRを保有。セブ島で最高の体験を提供するため、日々コンテンツを研究中。

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