フィリピンのセブ島からすぐに行けるマクタン島には、歴史と自然が融合した観光地が多く存在します。その中でも「ラプラプ像」は、訪れる価値のある特別なスポットです。
勇敢なフィリピンの英雄ラプラプを讃えるこの像は、歴史に触れたい方や、観光しながらセブ文化を感じたい方にぴったりの場所です。この記事では、ラプラプ像について詳しくご紹介し、旅行計画のお手伝いをします。
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ラプラプ像とは

ラプラプ像は、フィリピンの英雄であるラプラプを称えるために作られた、約20メートルの高さを誇る銅像です。ラプラプは1521年、マクタン島でスペインの探検家フェルディナンド・マゼランと戦い、勝利を収めたことで有名です。
彼はフィリピン最初の抗戦者として知られ、フィリピン人の誇りとされています。ラプラプ像は、彼の勇気と独立を象徴し、多くの観光客がその壮大な姿に感動を覚えます。
ラプラプ像の見どころ
セブ島マクタン島にある「ラプラプ像」は、フィリピンの英雄ラプラプを称える歴史的なモニュメントです。1521年、スペインの探検家マゼラン率いる軍を打ち破ったラプラプの勇姿が高さ20メートルの像として再現されており、その迫力ある姿が訪れる人々を魅了します。周囲には戦勝を記念する碑やマゼラン記念碑もあり、歴史好きにはたまらないスポットです。
見歴史的な背景
ラプラプ像を訪れると、マクタン島で起こった「マクタンの戦い」の歴史に自然と触れることができます。この戦いは、スペインによるフィリピン征服の一部として行われましたが、ラプラプはマゼランに対して立ち向かい、見事に打ち勝ちました。
この戦いはフィリピンの歴史の中で重要な出来事であり、ラプラプ像はその象徴となっています。現地には戦いを記念する石碑もあり、訪れることでフィリピンの歴史と文化を深く学ぶことができます。
マクタンシュライン
ラプラプ像は、マクタンシュライン(Mactan Shrine)という公園内に位置しています。この公園は、ラプラプ像だけでなく、マゼランの記念碑や他の歴史的な彫刻も展示されています。
シュライン内には美しい庭園が広がっており、リラックスしながら歴史に浸ることができます。また、セブの露店もあり、手作りの工芸品やお土産を買うこともできます。公園全体が歴史と文化を感じさせる雰囲気に包まれており、訪れる価値のある場所です。

フィリピンの英雄像
ラプラプ像は、フィリピン全土で高く評価されている英雄像の一つです。その堂々たる姿は、多くの観光客やセブの人から尊敬され、毎年多くの人々が訪れています。
ラプラプが持つ槍や盾のデザインには、フィリピンの伝統的な武器が描かれており、その勇敢さを表現しています。ラプラプ像の前で写真を撮れば、ただの観光だけでなく、フィリピンの誇りや独立心に触れる旅の記念になるでしょう。
戦勝の碑
戦勝の碑(The Victory Marker)は、1521年の「マクタンの戦い」でラプラプがスペイン人マゼランを打ち破ったことを称える記念碑です。この碑は、植民地支配に対抗したフィリピンの独立心を象徴する存在として、多くのフィリピン人にとって誇り高いモニュメントとなっています。
碑にはラプラプの勝利を称える文章が刻まれており、訪れることでこの地の歴史の深さを感じ取ることができます。また、碑の周囲は広場として整備されており、観光客や人々が歴史を学びながらゆったりと散策を楽しめる場所です。
マゼラン記念碑
マゼラン記念碑(Magellan Monument)は、1521年にこの地で命を落としたポルトガル人探検家フェルディナンド・マゼランを追悼するために建てられた石造りの塔です。スペイン統治時代の1866年に建立されたこの記念碑は、高さ約30フィート(約9メートル)で、クラシカルなヨーロッパ建築様式が印象的です。碑の周囲にはスペイン語での記述も残されており、フィリピンにおける西洋との初めての接触の場面を伝えています。ラプラプ像とは対照的な存在として並び立つこの記念碑は、歴史の二面性を感じられる貴重なスポットです。
見事な夕日
ラプラプ像が位置するマクタンシュラインは、素晴らしい夕日スポットとしても有名です。像の後ろに広がる海は、夕日が沈むとともに美しいオレンジ色に染まり、その景色はまさに息をのむほどです。
観光客は日中に歴史に触れ、夕方には自然の美しさを堪能できる、二重の楽しみを味わうことができます。マクタン島の魅力は、このように歴史と自然が見事に融合しているところにあります。
ラプラプ像観光のベストシーズン

ラプラプ像を訪れるなら、フィリピンの乾季である12月〜5月が最もおすすめです。この時期は天気が安定しており、青空の下で像や周辺の歴史スポットをゆっくり見学できます。雨季でも観光は可能ですが、スコールなどにより予定が乱れやすいため、天候を重視するなら乾季がベストです。
乾季
乾季(12月〜5月)は、セブ島全体が観光のハイシーズンに入り、気温は28〜32℃前後で晴天が多く、湿度も比較的低めです。屋外にあるラプラプ像は直射日光の影響を受けやすいため、快適に観光するには朝〜午前中の涼しい時間帯に訪れるのが理想です。
空気が澄んでいるため写真映えも良く、記念撮影にもベストなタイミングとなります。また、この時期は風が穏やかで海沿いの散策も心地よく、マゼラン記念碑や戦勝の碑など周辺の見どころも併せて楽しむことができます。
雨季
雨季(6月〜11月)は、気温は高いままですが、午後を中心にスコールと呼ばれる激しい通り雨が発生しやすくなります。ラプラプ像周辺は屋根のある施設が少ないため、急な雨で観光が中断されることもあります。
しかし、朝方は比較的晴れ間が見える日も多く、タイミングを選べば静かな環境でじっくり見学できるのが雨季のメリットです。観光客が少ないため、混雑を避けて写真を撮りたい人にはおすすめの時期でもあります。
ラプラプ像へアクセス
ラプラプ像は、セブ島の東に位置するマクタン島の「マクタンシュライン」内にあります。セブ市内やマクタン・セブ国際空港からのアクセスも良好で、観光客にとって訪れやすいスポットです。以下に、主要なアクセス方法とその詳細をご紹介します。
セブ市内からのアクセス
セブ市内からラプラプ像へは、主にタクシーや配車アプリ「Grab」を利用するのが便利です。所要時間は約50分で、交通状況によって変動します。料金は約300〜400ペソ(約750〜1,000円)が目安ですが、ドライバーとの交渉が必要な場合もあります。
また、公共交通機関を利用する場合は、ジプニーやバスを乗り継いで行くことも可能ですが、乗り換えや時間がかかるため、初めての方にはタクシーやGrabの利用がおすすめです。
マクタン・セブ国際空港からのアクセス
マクタン・セブ国際空港からラプラプ像へは、車で約15分の距離にあります。タクシーを利用する場合、料金は約150〜250ペソ(約375〜625円)が目安です。空港から直接向かう場合は、空港タクシーやGrabを利用すると便利です。
また、空港から出ているバスを利用することも可能で、料金は約25〜40ペソ(約65〜105円)、所要時間は約24分です。空港からのアクセスは、到着後すぐに観光を始めたい方や、時間を有効に使いたい方におすすめです。
ラプラプ像基本情報
- 名称:ラプラプ像(Lapu-Lapu Monument)
- 住所:6015 Punta Engaño Rd, Lapu-Lapu City, 6015 Cebu
- 営業時間:午前7:00〜22:00
- 電話番号 (+63) 998 267 5033
まとめ
ラプラプ像は、歴史に興味のある方や、フィリピン文化に触れたい方にとって理想的な観光地です。勇敢な英雄ラプラプの精神を感じながら、フィリピンの豊かな歴史を学び、現地の自然と文化を楽しむことができる場所です。
セブやマクタン島を訪れる際には、ぜひラプラプ像を旅程に加え、フィリピンの歴史と景色を存分に堪能してください。
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