フィリピンのセブ島は、アジア屈指の海の美しさを誇るリゾート地。比較的手頃な価格で満喫できるのが魅力ですが、リゾートホテルに長く滞在すると出費もかさみます。滞在費は安くおさえたいけれど、1日ぐらいはリッチなホテルで過ごしてみたい……と考えている人も多いのではないでしょうか。
そんなときは、宿泊せずにデイユース(日帰り)で利用する方法があります。セブで高級ホテルを「いいとこどり」で楽しむポイントを解説します。
※1フィリピン・ペソ=約2.3円
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セブ島で利用できるデイユースとは

リゾートホテルに長期滞在するのは大変
セブのビーチリゾートが集まるのが、セブ島から橋を渡ったところにあるマクタン島。マクタン・セブ国際空港があり、リゾートを目的に訪れる観光客の多くが滞在するエリアです。
マクタン島に集中する高級ホテルには、プライベートビーチや大規模なプール、魅力的なレストランなど、リゾートと聞いて思い浮かぶものがすべてそろっています。こういったホテルでは、一部屋あたり1泊2~3万円が相場。星付きのビーチリゾートとしてはかなりの低価格で宿泊できますが、何泊もするとそれなりの金額になってしまいます。

デイユースで1日だけ満喫
せっかくセブに遊びに行くのなら、観光やアクティビティもたっぷり楽しみたいですよね。そうすると、宿には帰って寝るだけという日も多くなり、高級ホテルに滞在するのはもったいなく感じてしまいます。そこで登場するのが「デイユース」。
日帰りでホテルの施設を利用できるプランのことで、マクタン島のリゾートホテルの多くで提供しています。ほとんどのプランに昼食が付き、プールやプライベートビーチが宿泊者同様に利用できて1万円未満。宿泊費を安く抑えながら豪華なホテルステイも体験できます。

デイユースに予約は必要?
マクタン島のリゾートホテルのデイユースは、基本的に予約不要。フロントに出向き、デイユース利用希望の旨を伝えて料金を支払うだけです(クレジットカード可)。ただし、週末やフィリピンの祝祭日などで混んでいるときには、断られる可能性があります。念のため予約しておきたいところですが、インターネットでのデイユース予約は受け付けていないので、電話で予約することになります。
外国語でのやりとりに不安がある場合は、宿泊しているホテルのスタッフに相談してみるといいでしょう。平日は空いているのでねらい目です。以下、たくさんあるリゾートホテルの中から、特に人気の高いデイユースプランを3つ厳選してご紹介します。
セブ島ホテルデイユースでの楽しみ方

セブ島には、リゾートならではの贅沢な時間を日帰りで楽しめる「ホテルデイユースプラン」が充実しています。宿泊せずに、海が見えるプールやプライベートビーチ、美食、スパなどの設備を利用できるのが最大の魅力。
時間に余裕がない旅行者や、帰国前のひとときをゆったり過ごしたい人にとって理想的な過ごし方です。ここでは、セブ島のデイユースを満喫するための3つの楽しみ方をご紹介します。

絶景プール&プライベートビーチ

セブ島のリゾートホテルでは、日帰り利用でも広々としたプールや白砂のプライベートビーチを思う存分楽しめます。特に「シャングリ・ラ マクタン」や「クリムゾン リゾート」などでは、海と一体化するようなインフィニティプールや、手入れの行き届いたビーチエリアが魅力。
透明度の高い海でシュノーケリングをしたり、ビーチチェアでのんびり読書や昼寝をしたりと、思い思いの時間を過ごせます。宿泊しなくてもこのリゾート感を味わえるのは、セブならではの贅沢。浮き輪やタオルの貸し出しサービスがある施設も多く、手ぶらで楽しめる気軽さもポイントです。


リゾートグルメ

デイユースプランにはホテルのレストランでのランチがセットになっていることも多く、グルメを堪能するチャンスです。海を一望できるレストランで味わうフィリピン料理や新鮮なシーフード、南国フルーツを使ったデザートなどは、旅の気分を一層高めてくれます。
「Jパーク・アイランド・リゾート」などの大型ホテルでは、ビュッフェ形式でさまざまな料理を楽しめるのも魅力のひとつ。料理のクオリティも高く、味にうるさい日本人観光客にも満足度は高めです。食後にはドリンクを片手に、テラス席で風に吹かれながらのんびりとしたひとときを過ごすのもおすすめです。


スパ&マッサージ

セブ島のホテルデイユースでは、極上のスパ&マッサージを気軽に体験できるのも大きな魅力です。プールや海で遊んだあと、疲れた体を癒やすにはぴったり。アロマオイルを使ったトリートメントや、フィリピン伝統のヒロットマッサージなど、多彩なメニューが揃っています。
1時間の施術で1,500〜2,000ペソ(約3,800〜5,000円)が相場で、リゾートホテルならではの開放的な空間で受けるマッサージは格別の癒し体験です。予約なしで利用できる場合もありますが、人気の時間帯は混み合うこともあるため、事前の確認がおすすめです。五感がととのうスパタイムで、旅の疲れをリセットしましょう。

セブのホテルデイユース1. モーヴェンピック・ホテル

おすすめポイント
高級ホテルチェーンであるモーヴェンピックは、リラックスできるリゾートの中に、快適な都市生活を共存させたようなホテル作りが特徴的です。美しい自然を生かしつつもヨーロッパらしいセンスの光るインテリアが並び、セブにいながらスタイリッシュな空間に。
スタッフの細やかな気配りにも名門ホテルの伝統が光ります。スイス資本ならではのティータイムの催しが「チョコレート・アワー」。チョコレートづくしのぜいたくなスイーツビュッフェも、見逃せないお楽しみのひとつです。
プラン紹介
デイユースには、大人用と子ども用に分かれるプールとプライベートビーチが利用できます。ロッカーやバスタオルなどの基本アメニティが無料で、別料金で浮き輪やシュノーケリング用品もレンタルできます。レストラン「SAiLS」でのランチビュッフェには生ビールも含まれ、大変お得。
チョコレート・アワーへの参加や、ラウンジでのウェルカム・ドリンクもサービスに含まれるのも嬉しいですね。また、日が暮れてライトアップされたプールはセブで最もロマンティックともいわれており、ゆったりと大人の時間を過ごしたい人やカップルには特におすすめ。一日を通してさまざまな楽しみがあるので、飽きることがありません。
基本情報
- 名称:Mövenpick Hotel Mactan Island Cebu
- 住所:Punta Engaño, Mactan Island, Lapu-Lapu City, Cebu, Philippines
- アクセス:マクタン・セブ国際空港からタクシーで約20分
- 対応言語:英語・一部日本語可
- 利用時間:8:00~20:00
- 1名あたり料金:[月~木]2,500フィリピン・ペソ(約5,800円)[金~日]3,000フィリピン・ペソ(約6,900円) ※12歳以下の子どもは半額
- 公式サイト:https://www.movenpick.com/

セブのホテルデイユース2. プランテーション・ベイ・リゾート&スパ

おすすめポイント
ロビーで受付をすませ、通り抜けた先で目に飛び込んでくるのは、ホテルを囲むように広がる「ラグーン」。2.3ヘクタールの水辺に小島まで浮かぶ姿はまるで海のようですが、実は海水を引き込んだプールなんです。
波がなく穏やかなラグーンでは、慣れていない人でも安全にボート遊びなどが楽しめます。屋内にも身体を動かせるアクティビティが充実しています。このため、ゆったりしたい大人より、グループでわいわい楽しんだり家族で訪れたりする層に人気のホテルです。

プラン紹介
同ホテルでは「デイトリッパー・アドベンチャー・パッケージ」と呼ばれる、デイユースプランを展開しています。ラグーンとプールを無制限で利用できるほか、ウォールクライミングも一定時間利用可能。自転車、パドルボートやカヤックなどのラグーンで使える乗り物も一定時間レンタルできます。
このほか、卓球などのスポーツ施設とシャワー・更衣室も制限なく利用できるため、スポーティーに過ごしたい方に特におすすめです。ただし、荷物を預けるロッカーがないため、持ち物は最低限にとどめておきましょう。水上レストラン「キリマンジャロ・カフェ」でのランチビュッフェ付きです。
基本情報
- 名称:Plantation Bay Resort and Spa
- 住所:Marigondon, Mactan Island, Lapu-Lapu City, Cebu, Philippines
- アクセス:マクタン・セブ国際空港からタクシーで約30分
- 対応言語:英語
- 利用時間:9:00~17:00
- 1名あたり料金:[月~木]2,000フィリピン・ペソ(約4,600円)[金・土・日・祝日]2,500フィリピン・ペソ(約5,800円) ※12歳以下の子どもは半額
- 公式サイト:https://plantationbay.com/
*デイユースについては https://plantationbay.com/
セブのホテルデイユース3. Jパーク・アイランド・リゾート

おすすめポイント
マクタン島の中心地に位置し、規模も大きなJパークホテル。美しく手入れされた施設内を散策しているだけでもリゾート気分を味わえます。プライベートビーチもぜひ利用したいですが、このホテルはプールに特色があります。波があるもの、流れのついたものもあり、浮き輪に乗って流されているだけで楽しめます。
通常のプールにはバーカウンターも併設。プール内に座席があるため、水につかったままお酒を楽しむという変わった体験ができます。一番の目玉は巨大なウォータースライダー。かなりスピードの出る作りで大迫力のスライダーです。3本の異なるコースがあるため待ち時間も少ないですよ。
プラン紹介
デイユースのプランにはプール、プライベートビーチ、ランチビュッフェが含まれるほか、施設内ショップの割引優待があります。他の2ホテルで提供されるスパの施術割引は含まれません。一方で、4歳以下の乳幼児は料金がかからないため、子連れファミリーにはおすすめです。
ランチビュッフェには1ドリンクが付きます。世界各国のメニューを取りそろえたメニューは80品におよび、寿司や天ぷらなどの和食も。すべてのメニューには日本語での説明もついているため、安心して召し上がれますよ。
基本情報
- 名称:Jpark Island Resort and Waterpark
- 住所:M.L. Quezon National Highway, Maribago, Lapu-Lapu City, Cebu, Philippines
- アクセス:マクタン・セブ国際空港からタクシーで約30分
- 対応言語:英語・一部日本語可
- 利用時間:9:00~22:00
- 1名あたり料金:[月~金]3,500フィリピン・ペソ(約8,000円)[金・土]4,000フィリピン・ペソ(約9,200円) ※5~12歳の子どもは半額、フィリピン在住者は学生証等の提示で割引あり
- 公式サイト:https://www.jparkislandresort.com/cebu/
セブ島のホテルデイユースでの注意点
セブ島のホテルでデイユースを楽しむ際には、いくつかの注意点を事前に知っておくと安心です。リゾート施設の利用は自由度が高い一方で、予約の有無や利用条件、設備の貸し出し内容など、ホテルによって異なるルールが設定されています。トラブルを避けて快適に過ごすためにも、以下のポイントに気をつけましょう。
予約が必要な場合も
多くのホテルでは、デイユースの利用にあたり事前予約がおすすめです。特に人気の高いリゾートやビーチフロントのホテルでは、予約なしでは当日利用できないケースも。
また、ホテルによってはオンライン予約限定の割引プランが用意されていることもあるため、事前にウェブサイトや旅行代理店を通じて確認しておくのがベスト。団体で利用する場合や、ランチやスパなどのオプションを追加したい場合にも、事前予約をしておくとスムーズです。
パスポートの提示を求められることもある
チェックインの際、ホテルによっては本人確認のためにパスポートの提示を求められることがあります。これはセキュリティの観点から一般的な対応で、海外からの旅行者であることを証明する必要があるためです。
コピーではなく、原本を持参しておくと安心です。また、提示が必要な場合は、受付で簡単な記帳が求められることもあります。現地の法律やホテルのポリシーに従うためにも、パスポートは忘れずに持参し、常に携帯しておくようにしましょう。
繁忙期は利用できない場合も
年末年始やホーリーウィーク(フィリピンのイースター休暇)、夏休みなどの繁忙期には、デイユースの受付自体が停止されることがあります。これは宿泊者を優先するための措置で、施設の混雑を避けるためにも必要とされています。
そのため、繁忙期にデイユースを希望する場合は、事前にホテルへ直接確認し、可能であれば数週間前からの予約を行いましょう。また、通常より料金が高めに設定される場合もありますので、予算にも余裕を持たせておくことをおすすめします。

貴重品は自分で管理しよう
デイユースではロッカーやセーフティボックスがないホテルも多く、荷物や貴重品の管理は自己責任となります。スマートフォン、財布、パスポートなどの貴重品は常に携帯するか、防水ポーチに入れて持ち歩くのがおすすめです。
海やプールで遊ぶ際には、貴重品を誰かが見ていられるように交代で行動するなどの工夫も必要です。施設内に盗難対策が万全とは限らないため、できるだけ持ち物を最小限にとどめ、心配なく楽しめるよう準備しておきましょう。

タオルは持参しよ
一部のホテルではデイユース利用者にタオルの貸し出しが含まれていますが、すべての施設で無料というわけではありません。中にはタオルが有料だったり、貸し出し自体がない場合もあります。
事前に確認せずに行くと、濡れたまま過ごさなければならないこともあるため、マイタオルを1枚持参するのがベスト。特にビーチやプールを満喫したい方は、吸水性の高い速乾タオルがおすすめです。
まとめ~デイユースで憧れを手に入れよう

リゾートホテルの充実した館内施設を、宿泊費の3分の1以下の値段で思いのままに利用できるなんて、とても得した気分になれますよね。
今回の旅行では予算がなくて格安ホテルに泊まることになった人にも、ゴージャスなリゾートステイを体験できるチャンスがあります。憧れの高級ホテルで過ごす一日を、あなたも手に入れてください。
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セブ島でアクティビティをしたい!そう思っても、どれを選んだらハズれないのか心配ですよね。今回は、たくさんの方に選ばれているオプショナルツアーを3つに絞ってご紹介します。 ぜひセブ島観光の参考にしてみてくださいね!

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ポイント | 大迫力のジンベイザメとシュノーケリングできる |
ポイント | 透明度抜群のスミロン島へアイランドホッピング |


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ポイント | まるでチョコレートに見えるチョコレートヒルズ |
ポイント | 世界最小の可愛いメガネザルターシャに会える |
ポイント | ジャングルリバークルーズをしながら美味しいランチ |


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ポイント | 島よりも長い桟橋がインスタ映えするナルスアン島 |
ポイント | たくさんの熱帯魚と泳げる最高のシュノーケリングスポット |
ポイント | 海上レストランでのランチが美味しい! |