カルボンマーケットへお出かけ!その前にカルボンマーケットはどのような魅力的な場所があるのかある程度知っておきたいですよね。
セブの台所であるカルボンマーケットも一度は、訪れて欲しいスポットになります。今回は特徴や押さえておくポイントがあるのかご紹介します。
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カルボンマーケット概要
カルボンマーケットは、フィリピン中部のビサヤ地方にある、セブ市最大のファーマーズマーケットです。
カルボンマーケットは最大級ということもあり、現地の方が生活に必要な魚や果物、野菜などの食品から、衣類品、生活雑貨、手工芸品など様々な商品を販売しているのが特徴です。
セブ市の商業地区である、MC Briones沿いのエルミタのバランガイに位置しており、地域で最も多くのバスやジプニーが通っているなど、交通の利便性も高いのが特徴です。
カルボンマーケットへの行き方
カルボンマーケットはセブ市の中心に位置しているため、様々な交通機関を利用して行くことが可能です。最も簡単な方法はタクシーです。
また観光スポットである、ペドロ要塞やサントニーニョ教会の近くに位置しているため、それらに行くバスに乗って、観光後に徒歩で訪れられます。
場所によってはホテルからジブニー1本で行けるケースもあり、乗り換えせずに目的地に着くことも可能です。カルボンマーケットはセブ市内でも目的地にしているバスやジブニーも多いので、分からない場合はホテルの方に尋ねると丁寧に行き方を教えてくれるでしょう。
カルボンマーケットの治安
カルボンマーケットは、観光スポットとして有名ですが、現地のフィリピン人も貴重品を持たずに食材のみを購入しに行く場所です。そして、人通りも多いのでスリなどに遭遇する危険性もあるため、エリア的に治安が良いとは言えません。
特に、夜だと財布などの貴重品を擦られる可能性も高くなるため、訪れるなら昼間の明るい時間が良いでしょう。また、1人ではなく複数人で行く、大金を持ち歩かないなど、対策しておくと、安心して楽しむことができます。
カルボンマーケットでの上手な買い物方法
カルボンマーケットで買い物を楽しみたいなら、コツがあります。まず、フルーツはフィリピンでは安価で販売されているため、購入がおすすめです。
例えば、日本では高くて購入しにくいマンゴーもカルボンマーケットであれば、1つ30ペソ(約77円)ほどで購入も可能です。南国系のフルーツであるマンゴスチンやパイナップルなども日本よりは安いので、購入して味を堪能してみるのもいいでしょう。
他にも手作りの工芸品であるカゴバッグや刺繍、手作りのジュエリーなどもあるため、好みと価格を確認して購入してみてください。
カルボンマーケットには何がある?
カルボンマーケットには、どのようなものが販売されているのか、把握しておきたい人もいるはず。
何が購入できるのか分かると、目的を持って行くことができるため、楽しむことができます。カルボンマーケットで販売されているのは以下のものです。
食材売り場
カルボンマーケットは肉類や魚、野菜、果物などの食材が販売されています。
それぞれの食材はエリアごとに分かれており、肉コーナーでは鳥や豚の切り肉だけでなく頭も販売されています。
魚も切り身ではなく、そのまま本体が販売されており、1匹まるまる購入することも可能です。
野菜は白菜やネギ、果物は定番のバナナなど様々な種類が販売されていますが、サイズや見た目などは異なるので見極めながら購入する必要があります。
日本とは違った販売スタイルであるため、一度見ておくのもおすすめです。
お土産、工芸品
カルボンマーケケットでは、お土産も販売されており、セブの職人が手作りしたバッグや刺繍などを購入できます。日本ではあまり見られず、種類も多いので見ているだけで充分おもしろいです。
また、手作りのキーホルダーなどの小物類はクオリティが高いので、お土産として観光客に人気であり、他にも収納ボックスやアクセサリーなどの雑貨類もあります。
価格はそこまで高額ではないので、自分用や友達へのプレゼントとして購入も検討できます。カップルの場合はお揃いのものを購入するなど、思い出の品として考えても良いでしょう。
古着屋
カルボンマーケットでは古着も販売されており、通常のお店よりも安く購入できます。古着はいろいろな種類があり、Tシャツやボトムス、ブラウス、ワンピースなどがあり、枚数も多いです。
ただ、フィリピンでの古着はダメージ品が多く、サイズも自分に合ったいるものを見つけるのが難しいので、購入となると判断力が必要です。
中には、シワシワになっているなど、クオリティが低いものもあるため、自分好みの服が見つかったときや掘り出し物がある場合のみ購入し、後は散策のみにしておくのが良いでしょう。
アクセサリー
カルボンマーケットでは、アクセサリー類も豊富に揃えられています。手作りのアクセサリーが多いですが、どれもクオリティが高くフィリピンの雰囲気を感じられるものになっています。
特に「バリオ」と言われる伝統的なシャツは涼しい素材を使用しているため、暑い時期は快適に過ごすことが可能です。
また、マグネットやポストカードなども、セブ島の風景や文化を感じられるイラストになっているため、自分用のみはもちろん、友人やプレゼントとして記念に1つ購入しておくのもおすすめです。
カルボンのナイトマーケット
カルボンではナイトマーケットもあり、昼とは異なる雰囲気になります。フィリピンではナイトマーケットも1つの観光スポットになるため、一度訪れてみるのがおすすめですが、場所により特徴が異なるので紹介しましょう。
ナイトマーケット「The Barracks」
ナイトマーケット「The Barracks」は2023年にできた屋台村です。新しいため屋根も綺麗であり、現地のフィリピン人もたくさんいます。店は食べ放題形式時なっている屋台が多く、トゥスロブワという豚の脳みそを煮込んだ料理やレチョンなどのローカルフードを食べられます。
また、焼きそばやピザ、マンゴースムージーなど、様々な食べ物やドリンクもオーダーできるため、自分の食べたいものを選ぶことが可能です。屋台料理として定番の場所になっているので、旅行中に一度訪れてみるのがおすすめです。
コロン・ナイトマーケット「Colon Night Market」
コロン・ナイトマーケット「Colon Night Market」は、コロン通りというエリアに面しています。敷地が広くて規模が大きいので、屋台も多く、生活雑貨や食品など、いろいろな必需品を購入することが可能です。
屋台はローカル料理が多くて、値段も安いのでコスパは最高です。ただ、他のナイトマーケットと比較すると、人数も多いのでスリなどのトラブルに遭遇する可能性は高いです。
そのため、スリに合わないように用心すると共に、できれば複数人やセブの人と行くようにしてください。
有名なスグボメルカド「Sugbo Mercado」
スグボメルカドはITパークの近くにあり、1日に1万人が訪れるほど人気のナイトマーケットです。50店舗以上の屋台が並んでおり、ローカル料理から国際的なものまで幅広く対応しているため、いろいろな味わいを楽しめます。
その中でおすすめはマンゴーシェイクです。世界一美味しいと言われているため、一度オーダーして味わいを楽しんでみてください。
カルボンマーケットの楽しみ方
カルボンマーケットはフィリピンでの観光スポットになっているため、訪れた際は思う存分楽しんでもらいたい場所です。
好みに合わせて散策や食事を楽しめますが、その中で以下の4つの楽しみ方があるので紹介します。
食べ歩き
カルボンマーケットではたくさんの屋台があるので、いろいろなものを購入しながら食べ歩くのもおすすめです。
フィリピンで人気のレチョンやシニガンなどのジャンクフードなどが販売されており、価格も安いので、食べ歩きしても費用が大きくなることはありません。
夜ご飯としてがっつり食べることもできますが、様々な味を少しずつ食べると、いろいろな料理を比べられて楽しめるでしょう。
おすすめの時間帯
カルボンマーケットを楽しむなら、午前中から夕方の17:00ごろまでがおすすめです。カルボンマーケットは24時間営業していますが、午前中だとフレッシュな野菜や魚などが販売され、品揃えも豊富なので、いろいろなものを見られます。
また、夜になるとスリに遭遇する可能性もあるため、できればトラブル防止のため日中に訪れるのが良いです。
おすすめの服装
服装はセブに合わせて、ラフなスタイルで来るのがおすすめです。基本的にTシャツとスボン、サンダルであれば、セブの人と変わらないので目立つこともありません。
一方、派手な服装や高価な腕時計などのアクセサリーなどを付けていると、目立ってしまいスリなどのターゲットにされる可能性があるので避けておくべきです。最低限の賃金のみ持ち歩くようにしてください。
値引き交渉
カルボンマーケットでは商品に応じて値引き交渉することも可能です。東南アジアの場合はローカルコミュニケーションとして値引き交渉が行われるため、提示金額よりも低価格で購入も期待できます。
気さくに対応してくれるため、値引き交渉してどれくらい安く購入できるか挑戦するのも良いですが、しつこく行うとマナー違反になるため、程々にしておくのがおすすめです。
カルボンマーケットの注意点
カルボンマーケットで買い物を楽しむときは、注意点もあります。カルボンマーケットは観光地ですが、用心深く行動する必要もあるため、ポイントを押さえておくのは重要です。以下の点について確認してください。
必要以上の貴重品を持ち歩かない
カルボンマーケットに行くときは、必要以上の貴重品を持ち歩かないようにすべきです。カルボンマーケットは人が多く、観光客を狙ってスリに遭遇する可能性もあります。
もし、高価なアクセサリーや大金を財布に入れている状態であれば、ターゲットにされる可能性もあるでしょう。カルボンマーケットは上記でも紹介しましたが、基本的にTシャツなどのラフな格好をして、お金も最小限のみ持ち歩くべきです。
また現金払いが多いのでクレジットカードなども持ち歩かないようにしておくのがおすすめです。
夜に一人で行かない
カルボンマーケットに行くときは、夜に1人で行かないようにすべきです。夜も営業していますが、現地人が多く、ローカルな雰囲気が漂うため、昼間とは違う空間のように感じます。
また、夜になるとドラッグなどの薬物が横行しているエリアもあるため、外国人1人だけでカルボンマーケット付近に行くのは危ないと言えます。フィリピンのセブ島自体は比較的、治安が良いエリアになっていますが、近くのコロンストリートなど夜になると危ないエリアもいくつかあるため、注意すべきです。
どうしても行きたい場合は複数人や現地の人をお供とするようにしてください。
カバンは前に持つ
カルボンマーケットに行くときは、カバンを前に持っておくのも大事です。カルボンマーケットはスリやひったくりなどに遭う可能性もあるため、カバンを背負っていると貴重品やお金を盗まれてしまう可能性もあります。
バックパックなどでリュックサックを使用しているなら、前に向けておくことでスリなどのトラブルを防げます。
中には、カバンではなくポケットに財布を入れている人もいるはずですが、その方法はスリに合う可能性が高くなるので大変危険です。安全性のためにも、バックの中に財布を入れて持ち歩くようにしてください。
緊急の場合の対処法
セブ島で万が一、スリや強盗などのトラブルに遭遇したなら、緊急用に在セブ日本国総領事館への連絡先をチェックしておくのがおすすめです。
電話番号はホームページに記載されていますが、国内からかける場合は(032)231-7321です。
国外の場合は+63-(0)32-231-7321になります。セブ島では警察の連絡先もあり、市内であれば166で繋がります。緊急時の連絡先を把握しておくと、適切な対応をしてくれるため、覚えてください。
カルボンマーケットエリアの観光スポット
カルボンマーケットに観光に行くときは、周辺のスポットも把握しておくと、スケジュールを組むときスムーズです。カルボンマーケットの周りには、いろいろな観光スポットがありますが5つに絞って紹介します。
- マゼランクロス
- サンペドロ要塞
- サントニーニョ教会
- コロンストリート
- セブメトロポリタン大聖堂
また、他にもセブ島の人気スポットを知りたい方は「セブ島観光おすすめスポット21選」もおすすめです。
マゼランクロス
マゼランクロスはカルボンマーケットやコロンストリートなどの近くにあり、徒歩で行くことが可能です。探検家で有名なマゼランがスペインの艦隊を率いて世界一周を果たす際に、セブ島へやって来ます。
そして、当時の王と王妃、臣民などがマゼランからキリスト教徒になるため、洗礼を受けるきっかけになった場所と言われています。マゼランクロスでは記念として十字架が建てられており、絵画を見ることもできるため訪れてみるのがおすすめです。
サンペドロ要塞
サンペドロ要塞は、カルボンマーケットから徒歩10分以内で行くことができる場所です。450年以上前にスペイン人の砦として建設されており、フィリピンでは最古の要塞になります。
サンペドロ要塞は海に面した部分は大砲が配備されており、壁の高さは地上から9.1mとなっているので迫力があります。内部には要塞やセブ島に関係する資料が展示されており、情報を得ることが可能です。雰囲気も歴史を感じるため一度確認してみるのも良いです。
サントニーニョ教会
セブ島のサントリニーニョ教会は、セブ市にある最も古いローマカトリック教会の一つです。キリスト教をもたらした場所として知られており、内部は当時のバロック様式による豪華なインテリデザインになります。
教会として宗教的な行事もされており、毎年1月にはシヌログ祭りも行われています。サントニーニョ教会の敷地内には博物館もあり、歴史やキリスト教に関する展示物も見れるため、様々な観点から楽しむことが可能です。
コロンストリート
コロンストリートはセブ市のダウンタウンの通りにあり、フィリピンでも最古と言われています。コロンストリートにある138MALLは、モールの中でも特に安く商品を購入でき、Tシャツやバッグなど様々なものが販売されています。
高級ブランドも販売されていますが全て偽物なので、その点を覚えて購入してください。他にもCOLONNADEではお肉などの食材を購入でき、UNITOPは電化製品や日用品販売されているため、様々な商品を見ることができます。
セブメトロポリタン大聖堂
セブメトロポリタン大聖堂は、スペインの植民地時代に建設された教会の1つです。聖堂の中はバロック式であるため、豪華な内装により圧倒されます。
教会らしく、イエス・キリスト像やマリア像などがあり、歴代の大司教は大聖堂の地下に安置されているようです。中世の教会の様子を見てみたい方はサントニーニョ教会と合わせて、こちらも見学してみるのがおすすめです。
まとめ
セブ島にある、カルボンマーケットの内容について紹介してきました。カルボンマーケットはフィリピンでも有名な市場になり、様々な食材や食事を行えるため一度は訪れてみるのがおすすめです。
ただ、マーケット内部はスリなどに遭遇する可能性もあるため、安全対策を心がけて楽しむのが重要です。周りには有名な観光スポットもあるため、セブ市内でゆっくり散策をしたい場合はスケジュールを組めば1日中楽しむことが可能です。