旅行の予定が決まり、準備するうちに気になってくるのがお金の問題。セブではどの通貨が使用されているのか、日本円は使用できるのか……いろいろな疑問が浮かびます。
そこで、セブで流通している通貨の情報や、両替で損をしないためのコツをまとめました。参考にして、直前になって慌てないよう準備を進めてくださいね。
※1フィリピン・ペソ=約2.2円
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セブ島の通貨はフィリピン・ペソ

セブ島で使用されている通貨は「フィリピン・ペソ(PHP)」です。日本円との交換レートは日々変動しますが、2025年4月時点では1ペソ=約2.7円が目安です。観光地やショッピングモールではクレジットカードの利用も可能ですが、ローカルなマーケットや交通機関では現金が主流です。
ペソの種類
フィリピン・ペソには紙幣と硬貨の両方があり、それぞれに異なる色やデザインが施されています。紙幣と硬貨の両方を理解しておくことで、スムーズな支払いが可能になります。
紙幣は主に高額の支払い、硬貨は少額の買い物や交通機関での支払いなどに利用されます。なお、紙幣・硬貨ともに観光客でも識別しやすい工夫がされており、旅行者にとっても扱いやすい通貨です。
紙幣
現在流通している紙幣は、20ペソ、50ペソ、100ペソ、200ペソ、500ペソ、1000ペソの6種類です。それぞれ異なる色でデザインされており、額面の数字も大きく印刷されているため見分けやすくなっています。
紙幣はやや大きめで、日本の紙幣と似た感覚で扱うことができます。ローカルマーケットや飲食店では高額紙幣が使えない場合もあるため、50ペソや100ペソなどの小額紙幣を用意しておくと便利です。
硬貨
10・5・2・1ペソの4種類の硬貨が流通しています。補助通貨としてセンターボ(1センターボは1/100フィリピン・ペソ)があり、25・10・5・1センターボの硬貨があります。ただし、25センターボ硬貨以外はほとんど見かけません。
2024年4月の為替では、1フィリピン・ペソがおよそ2.68円。実際に日本円からフィリピン・ペソに両替する際は為替手数料が発生し、1フィリピン・ペソ=2.8円ほどになります。10,000円札を両替するとおよそ3,500フィリピン・ペソが手に入る計算です。
フィリピン・ペソ以外に使える通貨は?

セブ島では基本的にフィリピン・ペソでの支払いが一般的ですが、一部の場所ではペソ以外の通貨も利用できるケースがあります。特に外国人観光客が多く訪れるエリアでは、柔軟に対応してくれる店舗も存在します。ただし、どこでも通用するわけではないため、基本はペソを用意しておくのが安心です。
日本円は使えるの?
世界中から観光客が訪れるセブには、フィリピン・ペソ以外の通貨も流通しているのでしょうか。正解はノーです。セブで現金決済する際は、ほぼフィリピン・ペソしか使えないと理解しておいてください。
日本や韓国からの観光客も多いですが、日本円や韓国ウォンはそのままでは使えません。お金を使う前に必ずフィリピン・ペソに両替しておきましょう。
USAドルは使える場合も
アメリカドルは、日本円に比べてやや受け入れられやすい通貨です。特に高級ホテル、リゾート、カジノ、国際チェーンのショップなどでは、一部の支払いでUSドルを受け付けているところがあります。ただし、その場合もお釣りはペソで返されるのが一般的です。
また、レートは店舗側が独自に設定していることが多く、市場より不利な場合があるため注意が必要です。ローカルエリアや小規模な商店では、USドルは受け付けていないのが普通なので、あくまでも例外的な対応として認識しておきましょう。便利ではありますが、USドルでの支払いをメインにするのではなく、あくまで補助的な使い方がおすすめです。
セブ島で両替ができる場所

セブ島では、空港やショッピングモール、両替専門店、ホテルなど、さまざまな場所で日本円からフィリピン・ペソへの両替が可能です。ただし、場所によって為替レートに差があるため、できるだけ有利なレートを提供している両替所を利用するのがポイントです。

セブでの両替
セブでは、街のあちこちで日本円からフィリピン・ペソへの両替が可能です。ただし場所によって手数料が大きく異なり、たとえば空港やホテルではかなりレートが悪くなってしまいます。
そのため、到着直後は必要最小限だけを空港で両替し、あとは市内のレート良い両替所で行うのが賢明です。両替時には、パスポートの提示を求められることもあるため、携帯しておくとスムーズです。

お得な両替所はどこ?
最も手数料が安いのは、市街地の両替店。大型ショッピングモールに入っている両替店も比較的良い条件を提示していることが多く、安全面からもおすすめの場所です。
- アヤラモール内
- BTC内
J センターモール内(閉鎖)
店頭にその日のレートが表示されていますので、いくつか見比べて条件の良い店舗を選ぶといいでしょう。2024年4月に私が両替した中で一番よかった場所は、アヤラモールのRustan’s前の両替所でした。


闇両替に注意
注意したいのが闇両替の存在。道端で「ペソ?」「良いレートで両替できる」などと声をかけられた観光客が、お金をだまし取られるケースが発生しています。
偽札を渡されたり、途中で金額をごまかされる詐欺のリスクがあります。違法な両替行為はトラブルの原因になるだけでなく、フィリピンの法律に違反するため、旅行者にも責任が問われる可能性があります。必ず正規の両替所を利用し、安全な環境で取引を行いましょう。
日本での両替
出発前に日本でフィリピン・ペソに両替しておくことも可能。ただ、一般的に手数料は日本よりもセブのほうが安いため、現地での両替がおすすめです。日本で両替できる場所は、手数料の安い順に金券ショップ→トラベレックス等の両替店→空港の両替所です。
金券ショップには在庫がない日もあるため、日数に余裕をもって準備したほうがいいでしょう。街中の銀行では取り扱っているところが少ないため、お近くの支店に確認してみてください。
セブ島でクレジットカードは使える?

セブ島では、主要なショッピングモールや高級ホテル、レストランなどでクレジットカードが利用可能です。特にVisaやMasterCardは広く受け入れられていますが、American ExpressやJCBは対応していない店舗もありますので、注意が必要です。

クレジットカードはあると便利
セブではクレジットカードが普及しており、VISA・Master・JCB・アメックスなどメジャーなブランドに対応。一般的なホテルやレストラン・カフェ、スーパーマーケットやショッピングモールといった施設で使えます。
海外でクレジットカードを利用すると、請求時に利用手数料が為替レートに上乗せされるため、現金で支払うよりも支払う金額が多くなることもあります。しかし、万が一のときに支払い能力を証明するものにもなりますので、1枚は持って行くと安心です。
カードが使えない場所も
あると便利なクレジットカードですが、やはり使えない場所もあります。観光でも立ち寄ることの多いコンビニエンスストア、マッサージ店、小さな商店やナイトマーケットでは、現状ほとんど使用できません。
またタクシーやバスなど、ローカルの交通機関も現金での支払いのみです。いざ支払いのときになって慌てないように、必要な現金は常に持ち歩くように心がけましょう。
海外キャッシングも活用しよう
現地のATMの海外キャッシング機能を使ってフィリピン・ペソを用立てる方法もあります。ひし形と「PLUS」のマークがあるATMにクレジットカードまたはデビットカードを挿入すれば、簡単にフィリピン・ペソを引き出せます。キャッシングは利息が恐くて……という方も安心。繰り上げ返済も可能で、帰国後すぐに返済すれば利息もほとんどかかりません。
返済手続きを忘れないことだけご注意ください。デビットカードは自分の口座残高から直接引き落とされるため、この心配はありません。海外キャッシング機能を利用するには、事前にカードの利用設定が必要です。詳しくはお手持ちのカード会社に確認してみてくださいね。
セブ島滞在で1日にかかる予算

セブ島での1日の滞在費は、旅のスタイルによって大きく異なります。宿泊費、食費、交通費、アクティビティ費用、チップなど、さまざまな要素を踏まえて余裕を持った予算を立てましょう。

現金を使いきるために
セブでは現金が必要だとお伝えしてきましたが、余らせてしまえば再び日本円に両替しなければなりません。なるべく無駄な手数料は避けたいですよね。そこで、1日あたりどの程度の現金が必要なのかを出発前に計算してみましょう。
以下の計算にはホテル代や現地でのアクティビティの費用は含まれていません。必要なものを追加して、おおよその予算を出してみてください。
必要な現金はどれくらい?
- 食費:300~500フィリピン・ペソ(約660~1,100円)
- タクシー代:20分ほどの距離を2往復で800フィリピン・ペソ(約1,760円)
- マッサージ:30分ほどの簡易的なもので500フィリピン・ペソ(約1,100円)
- お土産代・雑費:300フィリピン・ペソ(約660円)
合計すると、1日あたり最低2,100フィリピン・ペソ(約4,600円)程度はかかると考えられます。これに滞在日数をかけた金額を準備するといいでしょう。
より具体的な予算を知りたい方は「セブ島へ3泊4日で旅行!予算は?大満足のセブ島観光の王道モデルコースと予算を解説」もあわせてのチェックがおすすめです。
注意:細かいお金を準備しよう

上の計算に基づいて、たとえば2泊3日滞在する場合は、最低でも6,300フィリピン・ペソ(約13,800円。ただし実際に両替できるのは紙幣のみ)の現金を準備することになります。このとき気を付けたいのが紙幣の単位。1,000ペソ紙幣はセブでは高額紙幣となり、ローカルな商店やタクシーで使われることはほぼありません。
「お釣りがない」といって釣り銭の支払いを拒否される場合もあります。防犯の観点からも、高額紙幣。1,000ペソ紙幣はセブでは高額紙幣となり、ローカルな商店やタクシーで使われることはほぼありません。を持ち歩くことはおすすめできません。
セブは比較的治安の良い地域ですが、心配な方は「セブ島の治安は大丈夫?エリア別にみる治安・被害事例・注意点!」も確認しておくとよいでしょう。使う機会が多いのは50ペソ、100ペソの紙幣です。高額紙幣は早めにスーパーマーケットなどでくずし、小額紙幣を常に持ち歩くようにしましょう。
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