フィリピンで10番目に大きな島であるボホール島は自然豊かな観光地で、リゾート滞在を目的に来る多くの訪問客を迎え入れています。日本人にも人気のセブ島からフェリーで2時間ほどの位置にあり、日帰り観光で訪れる人も多いボホール島。
しかし、せっかくならホテルに宿泊し、その魅力を余すところなく堪能してみませんか?ボホール島の楽しみ方は人それぞれ。最高のホテルステイをかなえるために、目的別のホテル選びに役立つ情報を紹介します。
※1フィリピン・ペソ=約2.3円
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ボホール島では何ができる?

心打たれる絶景を堪能
手つかずの自然が残るボホール島には、風光明媚な観光スポットがたくさんあります。中央部にある「チョコレート・ヒルズ」は、千を超える小山があちこちから生えているような不思議な丘陵地帯。ボホール島でしか見られない奇景です。乾季には、丘の植物が枯れて茶色になることからこの名がつきました。
ボホール島から橋を渡ったパングラオ島には、真っ白な砂浜が延々と続くアロナ・ビーチがあります。また、神秘的な光景のヒナグダナン洞窟もここにあります。ターコイズ・ブルーの湧水がたまる洞窟内は、天然のプールとして泳ぐこともできますよ。

珍しい動物たちに会える
自然豊かなボホール島では、珍しい動物がたくさん生息しています。ターシャと呼ばれる世界最小のメガネザルは、ボホール島にのみ生息する固有種。ストレスを感じると木に頭をぶつけ、自ら命を絶つという極めて珍しい動物で、絶滅危惧種に指定されています。
夜行性で昼間は眠っていることが多いですが、その姿を探しに行くツアーもあります。また、ジンベエザメと一緒に泳げるダイビングもボホール島の人気アクティビティ。ジンベエザメは人懐っこく、泳ぎながらこちらに触れてくることも多々あるんですよ。

ボホール島へのアクセス
2024年6月現在、日本からボホール島への直行便はありません。しかし、セブ島からボホール島のタグビララン港まで毎日フェリーが運航しており、片道約2時間で到着します。フェリーは早朝から夕方まであるため便利です。
フェリーが出港するのはセブ港の「ピア1」から。料金は客室クラスによって800~1,200フィリピン・ペソ(約2,000~3,000円)に分かれます。乗船料とは別に、セブ港で25フィリピン・ペソ(約60円)のターミナル使用料を支払う必要があります。現金のみの受付のため注意しましょう。

ボホール島とパングラオ島とは
ボホール島は自然豊かな島ですが、ビーチリゾートのほとんどは橋を渡ったパングラオ島に集中しています。このあたりは治安も良く滞在にぴったりです。ホテルの多くもこのパングラオ島にあり、以下でご紹介する宿泊施設は全てパングラオ島の施設です。リゾートへの訪問客を多く迎えるパングラオ島には空港もあります。
マクタン・セブ国際空港からパングラオ国際空港まで小型セスナでのアクセスも可能で、所要時間はたったの20分!料金も500フィリピン・ペソ(約1,100円)と格安ですが、毎日午前8時出発の1便のみの運行です。空港でも25フィリピン・ペソ(約60円)のターミナル使用料が発生し、現金のみの受付です。
ボホール島のおすすめホテル

信頼の五つ星ホテル
何の心配もなく泊まれるホテルといえば、やはり五つ星ホテルでしょう。滞在を快適にするためのあらゆる設備が整い、スタッフも教育されているという点で安心できます。ボホール島最大級の五つ星ホテルであるヘナン・リゾートは、アロナ・ビーチの目の前という絶好のロケーションで高い人気を誇ります。
パングラオ島の西側に位置しますが、タグビララン港からでもタクシーで40分ほどの距離です。24時間対応のフロントデスク、充実のアメニティなど五つ星にふさわしいスペックを備えながら、1泊1部屋1万円ほどという価格はボホール島ならでは。プライベートツアーの相談もできます。
基本情報
- 名称:Henann Resort Alona Beach
- 住所:Alona Beach, Tawala, Panglao Island, Bohol, Philippines
- アクセス:パングラオ国際空港からタクシーで約10分。空港シャトルあり(有料)
- 対応言語:英語。日本語対応可能なスタッフが勤務する時間もあり
- 公式サイト:https://www.henann.com/

プライベート感満喫のヴィラ

誰の目も気にせずに、ボホール島の美しい海を独り占めしたい!という方には、完全なプライベートが保たれるヴィラタイプのホテルがおすすめです。空の便で訪れるのに大変便利なエスカヤ・ビーチ・リゾート&スパは、各国料理を楽しめるレストラン、インフィニティプール(※)とそれに続くプライベートリーチを有する、全室ヴィラタイプの贅沢なリゾート。
ツアーアクティビティやスパ施設も充実しており、思いのままに時間を過ごせます。食事は自室のヴィラでとることも可能で、デラックスタイプのお部屋なら、ヴィラ内にもプライベートプールが付きます。セレブなリゾート滞在を自分にプレゼントするのもいいですね。
※プールの縁を水で覆うことで、水と空や海との境界があいまいになるように設計されたプール。
基本情報
- 名称:Eskaya Beach Resort and Spa
- 住所:Barangay Tawala, Panglao Island, Bohol, Philippines
- アクセス:パングラオ国際空港からタクシーで約10分。無料空港シャトルあり。タグビララン港からはタクシーで約30分。
- 対応言語:英語
- 公式サイト:https://www.eskayaresort.com/
主人のこだわりが光るB&B

旅行だけど、ローカルの生活習慣も知りたい。そんな滞在をかなえてくれるのがB&Bです。ボホール島のB&Bは朝食付きのエコノミーな宿で、低予算でも快適に過ごせるのが魅力です。ヒガラ・リゾートはパングラオ島の中心部にある、5室からなる一軒家です。人気レストランやカフェへのアクセスも抜群で、滞在中にストレスを一切感じないロケーションが魅力。
学校やスーパーマーケットなども近く、現地で生活しているような気分になれますよ。オーナー自ら作り上げたB&Bの中でも、一番のこだわりは敷地内のプールです。砂浜やパラソルもあり、いながらにしてリゾート気分が味わえます。オーナーは観光の相談にも応じてくれるので、気軽にコミュニケーションをとってみましょう。
基本情報
- 名称:HIGALA Resort
- 住所:Purok 7, San Isidro, Dauis, Panglao Island, Bohol, Philippines
- アクセス:タグビララン港からタクシーで25分。空港、港からの送迎あり。
- 対応言語:英語
- Facebook: http://www.higala-resort.com/index.html
アクティブ派ならゲストハウス

ホテルでは寝るだけだから、宿泊費をとにかく安く抑えたい!というアクティブな人におすすめなのがゲストハウスです。ラウンジやキッチン、バスルームは他のゲストとの共有ですが、オーナーや他のゲストとの交流も醍醐味のひとつです。
パングラオ島のボホール・ガーデン・ホームズは陽気で親切なおじさんが営むゲストハウス。部屋は個室なので、ドミトリーには抵抗がある人でも安心です。リバオン・ホワイト・ビーチまで徒歩20分ほどで行けるのも高ポイントです。有名なアロナ・ビーチよりも混雑しておらず、ゆったりと過ごせる穴場です。

基本情報
- 名称:Bohol Garden Homes
- 住所:Purok 4, Dao Dauis, Panglao Island, Bohol, Philippines
- アクセス:タグビララン港からタクシーで約15分。空港シャトルあり(有料)
- 対応言語:英語
- Facebook: https://www.facebook.com/boholgardenhomes/
朝食付きのプランがあるホテル

朝からしっかり食べて観光に出かけたい方には「ボホール ビーチ クラブ」がおすすめです。プライベートビーチが魅力の高級リゾートで、宿泊には豪華な朝食ビュッフェが付いています。セブ島の食材を使った料理や、洋風・アジアンメニューまで幅広く、毎日違うメニューを楽しめるのもポイント。
雰囲気の良いレストランで海を眺めながら朝食をとる贅沢な時間は、旅の気分を高めてくれます。料金は1泊約15,000円からで、ハネムーンや特別な旅行にもぴったりのホテルです。
基本情報
- 名称: Bohol Beach Club
- 住所: Bo. Bolod, 6340 Philippines
- アクセス: タグビララン空港から車で約30分
- 対応言語: 英語、フィリピン語
- 公式ホームページ: https://www.boholbeachclub.com.ph/
無料Wi-Fiを利用できるホテル
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「オセアニカ リゾート パングラオ」は、全館で高速Wi-Fiが無料で利用できるのが特徴です。観光情報の検索やSNS投稿、リモートワークにも対応できるため、仕事とバケーションを両立したい方にもおすすめ。
ホテル全体がリゾート感あふれるつくりで、屋外プールやレストランも併設されています。1泊約8,000円からと価格も良心的で、コスパ重視の旅行者にもおすすめな選択肢です。
基本情報
名称: オセアニカ リゾート パングラオ(Oceanica Resort Panglao)
住所: Panglao Island, Bohol, Philippines
アクセス: パンラオ国際空港から車で約15分
対応言語: 英語、フィリピン語
公式ホームページ: https://oceanicaresortpanglao.com/
プールが楽しめるホテル

ボホール島でプールを満喫したいなら、「ミティ リゾート&スパ」がおすすめです。リゾートの中心には海とつながるようなインフィニティプールがあり、美しい自然の景観とともに贅沢なひとときを過ごせます。
夜はライトアップされ、昼間とは違ったロマンチックな雰囲気に。子ども用の浅いプールもあるため、家族連れにもおすすめです。1泊の宿泊料金はおよそ18,000円からで、非日常感を味わいたい方にぴったりのホテルです。

基本情報
- 名称: Mithi Resort & Spa
- 住所: Bingag, Dauis, Panglao Island, Bohol, Philippines
- アクセス: タグビララン空港から車で約20分
- 対応言語: 英語、フィリピン語
- 公式ホームページ: https://www.mithiresort.com/
フィットネス施設を利用できるホテル
健康管理をしながら旅を楽しみたい方には、「BE グランド リゾート ボホール」がおすすめです。館内には広々とした最新式のフィットネスジムが完備されており、ランニングマシンやウェイトマシンなど豊富な設備を自由に使うことができます。
冷房がしっかり効いた快適な環境で、朝の軽い運動から本格的なトレーニングまで対応。運動の後は敷地内のレストランでヘルシーな料理も楽しめます。宿泊料金は1泊約14,000円からで、アクティブな旅行スタイルを求める方におすすめのリゾートです。
基本情報
- 名称: BE Grand Resort Bohol
- 住所: BE Grand Drive, Brgy. Danao, Panglao Island, Bohol, Philippines
- アクセス: パンラオ国際空港から車で約15分
- 対応言語: 英語、フィリピン語
- 公式ホームページ: https://begrandbohol.com/
スパがおすすめなホテル

癒しを求める旅行には「アモリタ リゾート」がおすすめです。こちらのスパは高評価を受けており、自然素材を使ったオイルやトリートメントで、心身ともにリラックスできます。静かな環境の中で受けるマッサージは、旅の疲れを癒すのにおすすめ。
メニューにはボディトリートメント、フェイシャル、カップル用スパパッケージなどもあり、特別な旅行の演出にもぴったりです。1泊あたり約20,000円からとやや高めですが、それに見合うクオリティの滞在が楽しめます。
基本情報
- 名称:Amorita Resort(アモリタ リゾート)
- 住所:Alona Beach, Tawala, Panglao Island, Bohol, Philippines
- アクセス:ボホール・パングラオ国際空港から車で約10分
- 対応言語:英語、タガログ語
- 公式ホームページ:https://www.amoritaresort.com


バーがおすすめなホテル

おしゃれなバータイムを過ごしたい方には、「サウス パームス リゾート」が人気です。ビーチに面したバー「Coast Pool Bar」では、海風を感じながらトロピカルカクテルやローカルビールが楽しめ、サンセットを眺めながらの一杯は格別。
夜にはライブ音楽が入ることもあり、開放的な雰囲気の中で旅の終わりを締めくくるのにぴったりな空間です。宿泊料金は1泊約16,000円からで、ロマンチックな旅行やカップルに特におすすめのホテルです。
基本情報
- 名称:South Palms Resort Panglao(サウス パームス リゾート パングラオ)
- 住所:Brgy. Bolod, Panglao Island, Bohol, Philippines
- アクセス:ボホール・パングラオ国際空港から車で約15分
- 対応言語:英語、タガログ語
- 公式ホームページ:https://www.southpalmsresort.com
ボホール島でのホテル滞在の注意

水道水を飲まない
ボホール島は浄水のインフラが整っていません。どんなに新しくてきれいなホテルでも、水道から出る生水を飲むとお腹を壊します。絶対に口にしないようにしましょう。ペットボトル入りのミネラルウォーターを購入すると安心です。
ボホール島やバングラオ島には多数のスーパーマーケットがあり、0.5リットルのボトル水が20フィリピン・ペソ(約50円)で購入できます。レストランでドリンクを注文する場合も要注意です。水道水を凍らせた氷でもお腹を壊す可能性があるため、冷たいドリンクは「氷抜き」で注文することをおすすめします。
貴重品はセーフティボックスへ
残念ながら、ボホール島のホテル滞在中に荷物を盗まれたというケースもゼロではありません。気持ちよく滞在するために、外出時は貴重品をセーフティボックスに入れ、しっかりと鍵をかけましょう。
ただ、高級ホテルでない場合はセーフティボックスも必ずしも安全でないことがあります。パスポートや現金は必ず持ち歩くようにする、かばんをロックできる錠前をあらかじめ準備しておくなど、念には念を入れましょう。
チップは必要?
ボホール島にはチップの習慣がありません。よってホテルでも、ポーターやベッドメイキング、レストランのウエイターを含め、基本的にはチップを渡さなくても問題ありません。ただ、日本のようにチップを拒まれることはないため、感謝を伝えるために渡しても大丈夫です。
特別に手厚いサービスを受けた場合、フロントでタクシーを手配してもらった場合など、お礼とともにチップを渡せば、その後も何かと気にかけてくれるようになります。このような場合、20~50フィリピン・ペソの紙幣を渡すといいでしょう。「渡すときはスマートに」が肝心。必要なときに備えて、小額紙幣は常に準備しておくことをおすすめします。
夜間の外出は避ける
現在は観光地として賑わうボホール島ですが、かつてはフィリピンでも最貧困地区に数えられる場所でした。首都マニラやセブ島と比べると現在の治安は良好ですが、夜間の不用意な外出は避けたほうがいいでしょう。夜にどうしても外出する必要がある場合は、ホテルのフロントなどでタクシーを手配してもらってください。
まとめ~最適なホテル選びでボホール島をめいっぱい楽しもう

美しい自然の中で休暇を楽しめるボホール島。観光スポット巡りはもちろん、ただぼんやり過ごすだけでも必ず満足させてくれる場所です。
ゆったりするならプライベート感のあるリゾートホテル、アクティブに動き回るなら低予算のゲストハウス……など、旅のスタイルに応じてさまざまな宿泊施設の選択肢があることも魅力です。「ホテルを活用しきれなくてもったいなかった」と後悔することがないよう、プランに応じた宿泊施設をじっくり選んでみてくださいね。
おすすめセブ島オプショナルツアーランキング
セブ島でアクティビティをしたい!そう思っても、どれを選んだらハズれないのか心配ですよね。今回は、たくさんの方に選ばれているオプショナルツアーを3つに絞ってご紹介します。 ぜひセブ島観光の参考にしてみてくださいね!

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ポイント | 大迫力のジンベイザメとシュノーケリングできる |
ポイント | 透明度抜群のスミロン島へアイランドホッピング |


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ポイント | まるでチョコレートに見えるチョコレートヒルズ |
ポイント | 世界最小の可愛いメガネザルターシャに会える |
ポイント | ジャングルリバークルーズをしながら美味しいランチ |


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ポイント | 島よりも長い桟橋がインスタ映えするナルスアン島 |
ポイント | たくさんの熱帯魚と泳げる最高のシュノーケリングスポット |
ポイント | 海上レストランでのランチが美味しい! |