フィリピンの美しい観光地、ボホール島やパングラオ島への玄関口として、多くの観光客が利用するパングラオ国際空港。ここでは、空港での入出国手続きやアクセス方法、施設の利用方法などを詳しくご紹介します。
初めてパングラオ国際空港を利用する方でも安心して手続きを進められるよう、必要な情報をまとめました。フィリピン旅行の際には、ぜひご参考ください。
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パングラオ国際空港とは

パングラオ国際空港は、フィリピンのボホール州に位置し、2018年に開業した新しい国際空港です。フィリピンの主要観光地であるボホール島やパングラオ島へのアクセス拠点として、年間を通じて多くの観光客が利用しています。
この空港の特徴は、フィリピン国内でも数少ない「エコフレンドリー空港」として、環境に配慮した設計が施されていることです。太陽光発電や自然光を活用した設計など、持続可能な観光地としての未来を見据えた空港です。
マクタン・セブ国際空港については「マクタン・セブ国際空港の入国・出国手続きの全てを解説」の記事で解説しています。
パングラオ国際空港のターミナル
パングラオ国際空港は、ひとつのターミナルビル内に国内線・国際線の機能を備えており、規模はコンパクトながらも必要な施設は一通りそろっています。
館内は清潔感があり、ガラス張りで開放的な設計が特徴です。英語表記の案内が充実しており、日本語表記はほとんどありませんが、英語がある程度通じるため安心して利用できます。両替所、カフェ、土産店などの基本的なサービスも整っています。
国内線ターミナル
国内線エリアは、マニラやセブなどフィリピン国内の主要都市とを結ぶ便が運航されており、観光やビジネス客に利用されています。セキュリティチェックは比較的スムーズで、出発ロビーには軽食を楽しめるカフェやスナックショップがあり、搭乗前の時間をゆったりと過ごせます。
また、待合スペースにはコンセント付きのベンチも設置されており、スマホの充電もできます。スタッフは基本的に英語対応で、簡単な会話程度なら問題なく通じます。案内表示も英語中心ですが、シンプルな構造なので迷う心配は少ないでしょう。
国際線ターミナル
国際線エリアは、韓国や中国など近隣アジア諸国との定期便に対応しており、観光シーズンには日本からのチャーター便が発着することもあります。出国審査後のエリアには免税店や土産物店が並び、フィリピンならではのココナッツ製品やドライマンゴーなども購入できます。
ターミナル全体が明るく開放的な設計で、清掃も行き届いており、快適な空間となっています。日本語の案内はありませんが、スタッフは基本的に英語対応で丁寧にサポートしてくれるため、搭乗口もわかりやすく、ストレスなく移動できます。
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ボホール島に宿泊の方は「ボホール島パングラオ島発ツアー(ボホール島宿泊者向け)」のページをチェックしてみましょう。ボホール島&パングラオ島のホテルからご参加が可能です。
パングラオ国際空港とボホール島とのアクセス

パングラオ国際空港は、ボホール島の中心都市タグビララン市から約15〜20kmの距離に位置し、車での移動時間はおおよそ30〜45分です。空港から市内へのアクセス手段としては、タクシーやシャトルバスが利用可能です。タクシーは定額制で、料金は約500〜700ペソ(約1,200〜1,700円)程度が相場です。
一方、シャトルバスはより経済的で、所要時間は約25分、料金は約2ドル(約300円)と手頃です 。パングラオ国際空港からボホール島内各地へのアクセスは良好で、観光客にとって非常に便利な立地となっています
パングラオ国際空港とパングラオ島とのアクセス

パングラオ国際空港はパングラオ島内に位置しており、主要な観光スポットやリゾートエリアへのアクセスが非常に便利です。特に人気のアロナビーチまでは車で約15〜20分の距離にあり、到着後すぐにリゾート気分を満喫できます。
移動手段としては、タクシーやホテルの送迎サービス、バイクタクシー(ハバルハバル)などが利用可能です。タクシーの料金は目的地や交渉によりますが、空港からアロナビーチまでで約500〜700ペソ(約1,200〜1,700円)が相場です。ホテルの送迎サービスを利用すれば、事前予約によりスムーズかつ安心して移動できます

パングラオ国際空港での入国の流れ

パングラオ国際空港に到着してから入国するまでの流れは、初めての海外旅行者でも安心して進められるようになっています。ここでは、飛行機の中での準備から空港での各ステップを分かりやすくご紹介します。順を追って確認しておけば、スムーズに入国できます。
機内で税関申請書を記入
飛行機がパングラオ国際空港に近づくと、客室乗務員から「税関申告書(CUSTOMS DECLARATION FORM)」が配られます。この用紙はフィリピン入国時に提出が必要な書類で、所持している現金や食品、申告が必要な物品などを記入する欄があります。日本語の記載はありませんが、英語とシンプルな内容なので安心してください。
名前、パスポート番号、滞在先のホテル名、持ち込み物などを記入します。記入方法については機内アナウンスや乗務員から説明があるため、初めての方でも安心して記入ができます。提出後は入国審査に進む流れです。書き終わったらパスポートと一緒に保管しておきましょう。
税関、入国審査
飛行機を降りたら、まずは「Immigration(入国審査)」の案内に従って進みます。列に並び、自分の順番が来たらパスポートと税関申告書を提示しましょう。入国審査官からは、「滞在目的」や「何日間滞在するか」など簡単な質問を英語でされることがありますが、シンプルな回答で問題ありません。
例としては「Tourism(観光)」や「5 days(5日間)」などでOKです。特に問題がなければスタンプが押されて無事に入国完了です。続いて、税関カウンターでは申告書を提出するだけで済む場合がほとんどですが、内容によっては荷物の確認を求められることもあります。不安な場合は、英語に自信がなくても「観光で来ました」と一言伝えるだけでも丁寧に対応してくれます。
荷物の受け取り
入国審査を終えたら、「Baggage Claim(手荷物受取所)」に向かいます。自分の航空会社の便名が表示されたターンテーブル(回転式の荷物台)を探し、自分のスーツケースや荷物が出てくるのを待ちましょう。
似たようなスーツケースが多いので、ネームタグや目印のシールをつけておくと間違えずに済みます。荷物が出てこない場合や壊れていた場合は、近くのスタッフに声をかけて対応をお願いしましょう。
到着口へ移動
荷物を受け取ったら、あとは「Arrival(到着口)」の表示に従って進むだけです。最後に空港の出口で税関申告書を提出し、特に申告するものがなければスムーズに外に出られます。
到着ロビーにはホテルやツアー会社の送迎スタッフが待機していることも多く、名前を書いたボードを持っている場合もあるので、自分の名前があるか確認しましょう。タクシーや送迎サービスのカウンターもこのエリアにあります。
出国手続きの流れと注意点
パングラオ国際空港から日本へ帰国する際には、チェックインから出国審査、手荷物検査までいくつかのステップがあります。空港はコンパクトで分かりやすいですが、時間に余裕を持って行動することが大切です。ここでは、出国時の流れと注意点をわかりやすくご案内します。
受付カウンターで出国手続きのチェックイン
空港に到着したら、まずは航空会社のチェックインカウンターへ向かいます。パスポートと航空券(またはEチケット)を提示し、預け荷物がある場合はここで預けます。混雑することもあるため、出発の2時間前には空港に着いておくと安心です。
チェックインが完了すると、搭乗券(ボーディングパス)を受け取ります。この際、帰国便の時間や搭乗口の確認もしておきましょう。
ターミナルフィーの支払い
フィリピンの多くの空港では、国際線利用時に「ターミナルフィー(空港使用料)」の支払いが必要です。パングラオ国際空港でも同様で、チェックインの後に専用の支払いカウンターでターミナルフィーを支払います。料金はおおよそ850ペソ(約2,000円)で、現金または一部クレジットカードが使えます。
金額や支払い場所は空港の案内表示や航空会社スタッフに確認しておくと安心です。支払いが完了すると、レシートをもらいます。このレシートは後の手続きで提示を求められることもあるので、搭乗券と一緒に保管しておきましょう。
出国審査
ターミナルフィーを支払ったあとは、「Immigration(出国審査)」に進みます。ここではパスポートと搭乗券を提示し、簡単な質問を受けることがあります。
「どこに行くのか」や「何日間滞在していたか」など、ごく基本的な内容で、英語が不安な場合でも「Japan」「5 days」など短い答えで問題ありません。係員は外国人旅行者に慣れており、落ち着いて対応すれば特に難しいことはありません。入国時にもらった入国スタンプが確認されるので、パスポートをすぐに出せるようにしておきましょう。
手荷物検査
出国審査を終えると、次はセキュリティチェック(手荷物検査)です。液体類や危険物などが手荷物に入っていないかを確認されます。パソコンやタブレットは取り出して別トレイに載せ、ポケットの中の金属類も出しておくとスムーズです。100mlを超える液体やスプレー類は機内持ち込みできないため、事前に確認しておくのがおすすめです。
飲みかけのペットボトルもここで廃棄対象になります。セキュリティを通過すれば、搭乗ゲートエリアに入れます。ここからはお土産店やカフェでゆっくり過ごしながら、搭乗案内に従って出発の準備を進めましょう。
パングラオ国際空港のラウンジ

パングラオ国際空港には、出発前の時間を快適に過ごせるラウンジが設けられています。ラウンジ内には無料Wi-Fiが完備されており、搭乗前にインターネットを利用したい方に便利です。また、軽食やドリンクのサービスも提供されており、リラックスしながら待ち時間を過ごすことができます。ソ
ファ席も用意されているため、長時間の待機でも快適に過ごせます。ラウンジの利用は有料ですが、特定のクレジットカードをお持ちの方は無料で利用できる場合もあります。
パングラオ国際空港での過ごし方
セブ島やボホール島での思い出を胸に、日本への帰国を待つ時間。パングラオ国際空港では、限られたスペースながらも旅の締めくくりにぴったりの過ごし方がそろっています。ここでは出発前におすすめの過ごし方を3つご紹介します。旅の最後までゆったりと満喫しましょう。
レストランで食事
空港内には、ローカルフードを中心としたレストランやカフェがあり、最後にフィリピンの味を楽しむのにぴったりです。ガーリックライス付きのシシグやアドボといった定番メニューをはじめ、軽食やスナックも充実。コーヒーやジュースなどのドリンクメニューもあり、ゆっくりとくつろげる空間です。
価格帯も空港としては比較的良心的で、300〜500ペソ(約700〜1,200円)ほどあればしっかりとした食事が楽しめます。出国前の空腹を満たしつつ、セブ島旅行最後のローカルグルメを味わってみてはいかがでしょうか。
免税店・お土産店でショッピング
出国エリアには、ドライマンゴーやバナナチップス、チョコレートなどの定番土産がそろったショップがあります。小物雑貨やアクセサリー、現地ならではのナチュラルコスメも人気で、旅の思い出やお世話になった人への贈り物探しにぴったりです。
免税店ではアルコール類や香水、ブランド小物なども販売されており、時間に余裕があればじっくりと見て回るのもおすすめ。価格は観光地価格ながら、空港限定パッケージの商品などもあるため、買い物タイムとして楽しめます。
フライト前にマッサージ
長時間のフライトを控えている方には、空港内にあるマッサージサービスの利用がおすすめです。簡易チェアでのフットマッサージから、肩や首まわりをほぐしてくれるクイックマッサージまで、リラックスできるメニューがそろっています。
料金は15分で200ペソ前後(約500円)と手頃で、搭乗前のちょっとした疲れを癒すのにぴったり。セブ島旅行の疲れを最後にほぐして、心も体もスッキリした状態で帰国のフライトに臨みましょう。予約なしで利用できることが多く、気軽に立ち寄れます。

パングラオ国際空港から日本へ持ち込めないもの
パングラオ国際空港から日本へ帰国する際には、持ち込みが禁止されている物品があります。これらは日本の農業や生態系、社会の安全を守るために定められた規制であり、違反すると没収や罰則の対象となります。以下に代表的な禁止品目とその理由を紹介します。
生鮮食品や農産物
フィリピン産のマンゴーやバナナなどの生鮮果物、野菜、肉類、卵、乳製品などは、日本への持ち込みが禁止されています。これらの食品は、病害虫や家畜の伝染病(例:口蹄疫、アフリカ豚熱など)を日本国内に持ち込むリスクがあるためです。
加工品であっても、缶詰や真空パック以外のものは原則として持ち込みができません。特に、現地で人気のビーフジャーキーやハム、ソーセージなどの肉製品も対象となります。
動植物
生きた動物(犬、猫、鳥など)や植物(苗木、種子、切花、土付きの植物など)の持ち込みも厳しく制限されています。これらは、外来種の侵入や病害虫の拡散を防ぐためです。
特に、土壌や植物に付着した微生物や虫が日本の農業や自然環境に悪影響を及ぼす可能性があります。また、ワシントン条約で保護されている動植物やその製品(例:象牙、ワニ革製品など)も持ち込みが禁止されています。
危険物
爆発物、火薬類、可燃性物質、毒物、薬物、銃器、刃物などの危険物は、航空機内への持ち込みだけでなく、日本への持ち込みも禁止されています。これには、花火やクラッカー、模造銃、エアガン、ナイフ、スプレー缶なども含まれます。
パングラオ国際空港から日本へ持ち込み制限がある物
パングラオ国際空港から日本へ帰国する際、持ち込みに制限がある物品がいくつか存在します。これらの制限は航空機の安全や日本国内の規制に基づいており、違反すると没収や罰則の対象となることがあります。以下に代表的な制限品目とその理由を紹介します。
液体類
国際線の機内に持ち込める液体物には厳しい制限があります。各容器は100ml以下でなければならず、これらを1リットル以下の透明なジッパー付き袋にまとめ、1人1袋までとされています。
この制限には、飲料、化粧品、ジェル、スプレー、歯磨き粉などが含まれます。セブ島で人気のココナッツオイルやマンゴージャムなども液体物とみなされるため、持ち込みには注意が必要です。
アルコール類
アルコール飲料の持ち込みには、アルコール度数に応じた制限があります。アルコール度数が24%以下のものは制限なく持ち込めますが、24%を超え70%以下のものは、1人あたり5リットルまでとされています。70%を超えるアルコール飲料は、機内持ち込みも預け入れも禁止されています。
電子機器
リチウム電池を使用した電子機器や予備バッテリーの持ち込みには制限があります。リチウムイオン電池の場合、ワット時定格量が160Wh以下のものは機内持ち込みが可能ですが、預け入れは制限されることがあります。
パングラオ国際空港でよくある質問
パングラオ国際空港を利用する際、多くの旅行者が気になるのが施設の使い勝手や出発準備のタイミングです。ここでは、よくある質問の中から特に多い2つをピックアップして、わかりやすく解説します。初めての方でも安心して空港を利用できるよう、事前にチェックしておきましょう。
空港のWi-Fiは繋がりますか?
パングラオ国際空港では無料Wi-Fiが提供されています。接続方法は非常にシンプルで、スマートフォンやパソコンからWi-Fiネットワーク「Bohol-Panglao Intl Airport」などを選び、ブラウザを開いて表示されるログイン画面から簡単な情報を入力するだけで利用可能です。
通信速度は混雑時にはやや遅く感じることもありますが、メールの確認やSNSの使用、フライト情報の確認程度であれば十分に使えます。
空港には何時間前に到着するのが良いですか?
国際線の場合は、出発の2時間〜2時間半前には空港に到着しておくのが理想的です。パングラオ国際空港は小規模で混雑は少ないものの、チェックインや出国審査、ターミナルフィーの支払いなど複数の手続きがあるため、余裕を持った行動が必要です。
特に繁忙期や早朝・深夜便を利用する場合は、予想外の混雑が発生することもあるため、さらに早めの到着がおすすめです。国内線の場合でも、最低90分前には空港に着いておくと安心です。
まとめ
パングラオ国際空港は、ボホールやパングラオ島への旅行を窓口です。アクセスも良好で、施設も充実しており、入出国手続きもスムーズに進められます。フィリピン観光の際には、ぜひこの空港を利用して、安全で快適な旅をお楽しみください。
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