フィリピンのボホール島にあるバクラヨン教会は、植民地時代の歴史と新古典主義建築が融合した壮麗な建物です。
この教会は、日本からの観光客にとっても一見の価値があります。バクラヨン教会の魅力や訪問時の注意点について紹介します。ボホール島観光を考えている方は「ボホール島観光スポット20選を完全解説」をあわせてチェックしてみてください。
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バクラヨン教会概要

バクラヨン教会の正式名称は「聖母マリアの無原罪の御宿り教区教会」です。1595年にイエズス会の司祭たちによって設立されました。
主に珊瑚石を使って建設されたこの教会は、1870年代にバロック様式の説教壇や見事な天井画が追加されました。2013年の地震で大きな被害を受けましたが、細心の注意を払って修復されました。
基本情報
- 施設名:バクラヨン教会(Baclayon Church)
- 住所 Baclayon,Tagbilaran East Road, Tagbilaran City, Bohol
- 営業時間:午前8時~午後5時
- 電話番号:(+63) 38 540 9176
- アクセス:タグビララン空港から車で30分ほど
バクラヨン教会の見どころ

バクラヨン教会は、ボホール島で最も古い石造教会であり、フィリピン全体でも有数の歴史的建築物です。内部には見事な天井画や荘厳な祭壇、重厚な石造りの構造が残されており、宗教的な価値だけでなく、美術・建築の面でも見応えがあります。訪れる人を静かに魅了する荘厳な空間です。
色鮮やかな天井画
バクラヨン教会の天井には、キリスト教の物語を描いた美しいフレスコ画が広がっています。鮮やかな青や金を基調とした色彩が目を引き、光の差し込む角度によって絵の印象が変わるのも見どころです。
これらの天井画は現地の職人たちによって手作業で描かれたもので、細部に至るまで精巧に仕上げられています。特に「最後の晩餐」や「天使の合唱」などの場面は、信仰と芸術が融合した見事な構成です。
祭壇の装飾
教会正面に据えられた祭壇は、豪華な金装飾と宗教的シンボルが組み合わさった芸術作品のような存在です。バロック様式の影響を色濃く受けたデザインで、木製の彫刻や金箔をあしらった細部は見る者を圧倒します。
中心には聖母マリア像が配置され、両脇には聖人像が並びます。これらはすべて18世紀当時のまま保存されており、長い年月を経てもその美しさを保っています。照明の当たり方によって、装飾の陰影が際立ち、まるで舞台のような荘厳な雰囲気を味わえます。
石造りの教会
バクラヨン教会の最大の特徴は、厚い石壁で造られた重厚な建築様式にあります。1737年に完成したこの教会は、フィリピンで採れたサンゴ石を使用し、卵白や貝殻などを混ぜた独自のモルタルで固められています。
この伝統的な建築技法は、フィリピンのスペイン統治時代の技術を色濃く残しており、文化的価値が非常に高いとされています。
バクラヨン教会へのアクセス
バクラヨン教会はボホール島のタグビララン市中心部から約7キロの場所にあり、アクセスも良好です。公共交通機関やタクシー、トライシクルを使って約15〜20分で到着できます。料金も手頃で、観光の合間に気軽に立ち寄れる距離にあるため、ボホール島観光の初めや終わりに組み込むのがおすすめです。

タグビララン市内からのアクセス
タグビララン市内からバクラヨン教会までは、車でおよそ15〜20分の距離です。タクシーを利用した場合の料金は片道約150〜200ペソ(約410〜550円)で、冷房付きで快適な移動が可能です。
より安価な方法としては、トライシクル(バイクタクシー)を利用する手段もあり、約100ペソ(約270円)程度でアクセスできます。どちらも市内中心部のホテルやショッピングモールから直接乗車できるため便利です。


パングラオ島からのアクセス
パングラオ島からバクラヨン教会へは、車で約40〜50分程度の距離です。タクシーを利用した場合の料金は片道およそ500〜700ペソ(約1,370〜1,920円)が目安です。トライシクルでも移動可能ですが、距離が長いため、快適さを考えるとエアコン付きの車両を利用する方が良いでしょう。
複数名で乗車すれば料金を割り勘にできるため、グループ旅行にも向いています。パングラオ島からアクセスする際は、タグビララン市を経由するルートが一般的で、道中にはローカルマーケットや教会が点在し、ボホールの文化や景色を楽しむことができます。

バクラヨン教会訪問の注意点

バクラヨン教会は、ボホール最古の石造教会として知られ、歴史的価値の高い重要文化財です。訪問時は宗教施設としてのマナーを守ることが求められます。服装や撮影、修復エリアへの立ち入り制限など、観光目的で訪れる場合にも配慮が必要です。以下に注意点を詳しくご紹介します。
服装について
バクラヨン教会は現在も現役のカトリック教会として礼拝やミサが行われており、訪問の際は適切な服装が求められます。ノースリーブ、ミニスカート、ショートパンツ、ビーチウェアなど露出の多い服装は避けるようにしましょう。
女性の場合は肩を隠すショールを持参するのが望ましく、男性もTシャツと長ズボンが無難です。教会内では帽子を取るのがマナーとされており、神聖な空間であることを意識した装いが大切です。
写真撮影について
バクラヨン教会では写真撮影が可能ですが、いくつかのマナーがあります。教会内のミサや祈祷中にはフラッシュを使わないようにし、信者の邪魔にならないよう配慮が必要です。特に聖堂内部の聖像や祭壇、神父の写真を無断で撮ることは控えるべきです。写真撮影は記録目的であっても、静かに、節度を持って行動することが求められます。
また、観光客が多い時間帯には撮影の順番を待つ必要がある場合もあります。屋外や中庭では比較的自由に撮影できますが、敷地内の標識や係員の指示には必ず従いましょう。
修復工事エリア
バクラヨン教会は2013年の地震で大きな被害を受け、現在も一部で修復作業が続いています。修復工事エリアには立ち入りが制限されている場所があり、安全確保のためにも柵やバリケードを越えないよう注意が必要です。訪問前には公式情報や観光案内所で、見学可能エリアの最新情報を確認することをおすすめします。
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