みなさん、ジンベエザメを知っていますか?ジンベエザメとは全長が12mを超える世界最大の魚で、日本で見ることができる水族館は5ヶ所しかありません。
そんな、飼育されていない天然のジンベエザメとシュノーケリングができると言われているのがフィリピン・セブの最南端「オスロブ(Oslob)」。実際にそのシュノーケリングを体験してきました。
99%の確率でジンベエザメを見ることができるので、セブ島へ旅行・留学するなら一度は行かないと損ですね!体験にもとづいたリアルな声をお届けしたいと思います!
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オスロブのジンベイザメウォッチングツアー

ツアーで行くのがおすすめ
結論から言います。断然、「ツアー」の方がおすすめです!私も現地で申し込んだツアーで行きましたよ。なぜなら、自力で行く場合はバスを利用することになるからです。
自力で行くのは難しい
バスは料金は安く済むものの、時間がものすごくかかり、体力的にも非常に厳しいです。
どのくらい厳しい交通手段なのかー。セブシティからオスロブまでは最低でも5時間ほどかかります。座席は自由席で、行きは始発のため座れる確率が高いですが、帰りはオスロブからだと途中乗車になるのでほとんど座れません。
さらに、エアコンがない場合もあり、その場合は蒸し暑いだけでなく砂埃が舞うので居心地が良いとはとても言えない環境です。
- ポイント:オスロブへ行く時は、自力ではなくツアーを利用しましょう!
オスロブのジンベイザメウォッチングツアーの流れ
オスロブはセブ島の南東部に位置する小さな港町です。
私はセブに留学中なのですが、現在住んでいるコンドミニアムがあるセブシティからオスロブまでは約3~4時間もかかります。かなりの長旅……。
私達は現地の格安ツアーに申し込んだので、バッチメイトとメンターさん含め計7人でバン1台を借り切って向かいました。
前日の夜のやり取り。
メンターさん:「4時に1階玄関前で集合ね!」
他メンバー:「え?!朝の4時?!」
- ポイント:前日夜は飲みに行かずに早めに寝て次の日に備えましょう!
オスロブのジンベイザメスポットに到着するまで
ピックアップ
朝4時にドライバーさんとガイドさんがコンドミニアムの前まで迎えにきてくれました。エアコン付きかつ11人乗りのバンを7人で借り切ったので、居心地は最高でした。メンバー全員で約4時間の就寝タイム。
のはずでしたが、フィリピンは道路が舗装されてないところも多く、夜明けで道が空いているためかなり荒い運転で、あまり寝られませんでした。中には、ずっと喋り続けているメンバーもいました。
朝食
出発から約3時間すると、車内で朝ごはんが配付されました。この時は「ハムとチーズのサンドイッチ」と「マンゴージュース」でした。長い移動時間で疲れた身体をマンゴジュースが癒してくれました。
そして、フィリピンらしいドリンクを飲みながら朝のセブ島を仲間とドライブするのは最高の気分でした!

また、私たちの時はガイドさんがセブの大学生だったので、バンに乗っている時から積極的に話しかけてくれたり、セブの他の観光地の情報についても教えてくれたりしました。
水着はあらかじめ着用
オスロブツアーでは水着のままバンに乗り込む機会も多いので、タオルを座席に敷いてくれるツアーを選びましょう!このサービスがない場合だと、各自でタオルを敷いてバンの座席が濡れないようにしなければいけないので大変です。
- ポイント:内容やサービス、ガイドさんを事前に確認してツアーを選びましょう!
オスロブ到着からジンベエザメに会うまで

朝8時にようやくオスロブに到着しました。すでにこの時間帯で多くの観光客がジンベエザメを見るために集まっていました。韓国語や中国語、ヨーロッパ系の言語まで……。セブ語以外の多くの言語が飛び交う、まさに観光地でした。

トイレ1回5ペソ(約10円)という値段設定も高いですよね。セブシティよりも様々な国籍の人が多くいて、オスロブの観光収入の高さがうかがえました。
ガイドさんと一緒に受付とオリエンテーション

日本語で書かれた注意書きは以下のようなものでした。
- ジンベイザメには直接触れない※ジンベイザメに触ると、ペナルティーとして1万ペソ(約2万円)ほどの罰金
- 約4mの距離をあけるようにする
- 日焼け止めを塗って海に入らない
- フラッシュ撮影は禁止
私は日焼け止めを塗っていたので、その場で拭き取りました。ジンベエザメと共存していくために、いくつか決まりがあるようですね。
- ポイント:ジンベエザメとずっとうまく共存していくために協力しましょう!
オスロブで念願のジンベエザメとご対面
朝10時。ようやく、ライフジャケットを着て、シュノーケル道具を渡されて、10人ほどの小型ボードに乗船!3分ほどでジンベエザメがいるエリアに到着しました!

シュノーケル時間は30分
シュノーケル時間はどの船も一律30分と決められています!
また、1つの小型ボートにつき1つGoPro(アクションカメラ)が付いているため、それを使って写真を撮ってもらえ、後ほど共有してもらえます。(なお、どの船も同じ色のGoProを使っているので、帰りの船でこんがらがらないように注意する必要がありますよ。)
スタッフが写真撮影
スタッフさんはずっと「フォトフォト」と叫んでいるので、いやでもたくさん写真を撮ってもらえます。また、スマホを渡せばスマホでも写真を撮ってくれます。自由に楽しむシュノーケリングというより、もはや写真撮影会でした(笑)。
10〜12匹のジンベイザメ
通常、5~6匹程度のジンベエザメに会えると言われているのですが、この時は晴天だったので10〜12匹も見ることができました!そのため、見渡す限りジンベエザメの群れ!大小様々で可愛かったです!しかも、こんな至近距離。この瞬間、生きてて良かったと思えます!

ライフジャケットは外した方が自由に潜れて楽しめます。仮に泳ぎが苦手でライフジャケットを着ていても、スタッフさんに良くも悪くも無理やり肩や頭を押されて沈まされて、ジンベエザメと一緒に写真を撮ってもらえますよ!
- ポイント:起床7時間後には夢の世界での写真撮影会!
オスロブのジンベイザメツアースケジュール
実際のタイムスケジュールをまとめると以下のようになります。
- AM3:00 起床
- AM4:00 セブシティ出発
- AM8:00 オスロブ到着
- AM8:30 ジンベエザメツアー受付
- AM9:00 オリエンテーション
- AM10:00 ジンベエザメとシュノーケリング
朝早く起きて長時間移動はなかなかハードでしたが、それだけの価値がある光景を見ることができました!
オスロブのジンベイザメツアーの持ち物
実際に行ってみて、持っていた方が良いものは以下のようになります。
- 水着(着て行く)
- 日焼け止め(使用時の注意点あり)
- 5ペソコインを何枚か(トイレが1回5ペソ)
- トイレットペーパー(トイレには紙がないため)
- 脱げにくいサンダル(ビーチは足元が悪いため)
- 替えの服
- タオル複数枚
- 水中カメラ
- スマホ用防水カバー
実際に5ペソコインがなくトイレに行けない人が続出したので、忘れずに持って行くべきです!
まとめ

こんな至近距離で、99%という確率でジンベイザメを見られる貴重な体験をしてみませんか?この体験ができるのは、世界でもセブ島だけなのではないでしょうか。
ジンベエザメと一緒に泳いでいる夢のような2ショットの写真を撮って、インスタ映えも狙いましょう!
