セブ島で人気ナンバー1のアクティビティといえば、ジンベイザメとシュノーケリング体験です。この記事では、ジンベイザメとシュノーケリング体験をする方法、ツアーに参加する際のジンベイザメと泳ぐ注意点、オスロブで持っていると便利な持ち物などについて、解説いたします。
シュノーケリング体験について事前に知り、世界でも珍しいジンベイザメと泳げる場所で、最高の思い出を作りましょう!
オスロブとは?
周辺.jpg)
オスロブは近年人気が上昇しているリゾート地、セブ島の南側の海沿いにある小さな港街。セブ市内からのアクセスはバスや車で約3〜4時間ほどの場所に位置しています。
まだリゾート開発がセブ市内やマクタン島ほど進んでいないためセブの街並みとは違い、手付かずの自然が多く残っている静かな田舎街という印象です。
現在のオスロブは、野生のジンベイザメが現れる観光スポットとして有名ですが、もともと漁師さんたちが、港にやってきたジンベイザメたちにエサを与えていたのが、ジンベイザメがオスロブに集まりはじめるきっかけでした。
そして、現在のように、ジンベイザメが自然と集まり観光地となります。そんな、もともとは漁師さんからジンベイザメへの優しさで出来上がった環境がオスロブです。
オスロブでジンベイザメとシュノーケリングが人気の理由
4.jpg)
オスロブで人気のアクティビティーといえば、ジンベイザメとシュノーケリング体験です。人気の理由は、なんといっても「野生のジンベイザメにほぼ100%出会える」から!10メートルを超えるジンベイザメが何匹も現れるオスロブは、日本だけでなく世界各国から観光客が訪れる世界でも注目の場所なのです。
私は過去に10回以上オスロブに行きましたが、オスロブでジンベイザメに出会えなかったことはありません。エサを食べている大迫力なジンベイザメを間近で観察したり、一緒に泳いで写真を撮ることができます。
気になるジンベイザメの安全性は?
ジンベイザメ.jpg)
体調が10メートルを超えるジンベイザメ。「一緒に泳いで大丈夫なの?」と不安になる方もいるかと思いますが、ジンベイザメはとても安全な生き物です!大きな体ですが主食はプランクトンや、海藻や小さな魚で、ジンベイザメの性格は穏やかで人を襲うことはありません。
またツアーに参加することで、ガイドさんからジンベイザメをシュノーケリング体験をする上での注意事項やルールが説明されます。これからもオスロブでシュノーケリング体験ができるように、ルールを守ってより安全に楽しみましょう。
オスロブでジンベイザメとシュノーケリングするには?
3.jpg)
オスロブでジンベイザメとシュノーケリングを楽しむためには、2つの方法があります。
- 自力でオスロブへ行き、現地でシュノーケリングを申し込む
- ジンベイザメツアーに申し込む
自力でオスロブへ行き、現地でシュノーケリングを申し込む
※1ペソ2円(2019年7月現在)
セブ市内からオスロブまで自力で行く方法は主にバスで行くかレンタカーで行くかです。バスの場合は3〜4時間、着いたら現地ででシュノーケリングをするために受付で申し込みをします。(レンタカーで行く場合も流れは同じです。)
オスロブでシュノーケリング体験を申し込みできる場所:BCD’s Place
BCD(現地)で申し込む際にかかる料金まとめ(バスで行く場合)
- タクシー代:200ペソ前後(宿泊先からサウスバスターミナル)
- バス代(片道):160ペソ前後(エアコンあり/なしが選べます)
- シュノーケリング体験代:1,000ペソ(※海に入らずボートからジンベイザメを観察するだけの場合は500ペソ)
- BCD施設利用料:70ペソ(トイレやシャワーが使えます)
- ランチ:200〜400ペソ
- お土産代:300ペソ前後
- 帰りのバス代とタクシー代:400ペソ程度
ランチ代やお土産代を入れると、約1人8,800円(4,000ペソ)。自力で行く場合、バスが来る時間を調べる、早く起きて自分たちでバス停まで向かう、受付をするなどチャレンジングです。慣れない土地でするので、セブ島旅行というよりは、バックパッカー旅のようなニュアンスになるかと思います。
ジンベイザメとシュノーケリング体験ツアーに申し込む
1.jpg)
ジンベイザメとのシュノーケリング体験ツアーを、開催している日本の会社はたくさんあります。オスロブへの行き方としては、すでに行き先や予定が決まっているパッケージツアーや、自分たちで行く場所のオプションを付け足せるオプショナルツアーに参加する方が一般的。
送迎車がホテルまで迎えに来て車に乗り込み、あとは乗っているだけでオスロブに到着するので、ツアーに申し込んだ方が非常に安全で簡単なので、毎日たくさんの人がツアーを利用してシュノーケリング体験に参加しています。
小さなお子様でもライフジャケットを着るので安心して参加でき、過去には1歳と5歳のお子様ずれのご家族も参加され、オスロブでの時間を楽しみました。多くのツアー会社では、日本語が話せる現地をよく知るガイドさんがつくので、日本語が伝わらない心配も少ないです。
ジンベイザメツアーはオプションが充実
ジンベイザメツアーはシュノーケリング体験の受付時間の関係で、午前中開催されています。ですので、シュノーケリング体験だけだと午前10時前後でツアーが終わってしまうことも……。
そのまま帰ってしまうのは、せっかくオスロブまで車で3〜4時間かけてきたのにもったいないです。「1日遊びたいな」という方はオスロブから近い人気スポットを訪れましょう。
まったり派「ジンベイザメ+ツマログ滝」

ジンベイザメとシュノーケリング体験ができる、オスロブから車で5分ほどのところにある、神秘の滝とも言われる「ツマログ滝」。乳白色な水の色がなんとも幻想的な雰囲気なツマログ滝の魅力は、何と言っても滝からのマイナスイオンが浴びられるところです。
壮大な滝を背景にインスタ映え写真を撮ることもできますし、天然のドクターフィッシュがいるのもおすすめのポイント。空気がおいしく自然を体いっぱいに感じる、木々が生き生きしたツマログ滝は、日頃の疲れを癒すのに絶好の場所です!
アクティブ派「ジンベイザ+スミロン島」

ジンベイザメとのシュノーケリングを楽しんだあとは、オスロブからボートで15分ほどとアクセスが良いスミロン島に向かうツアーが人気です。透明度が抜群に高いスミロン島のビーチは、綺麗な海を楽しみたいならぴったりな場所。
砂浜が出ている時間は午前中だけなので、幻のビーチとも言われています。そんなスミロン島では「浜辺でまったりするのも良し」「島の中を散策するもの良し」。思い出に残る体験になること間違えなしです!

ジンベイザメとシュノーケリングでの注意点
ジンベイザメツアーの出発時間が早い
ジンベイザメとのシュノーケリング体験は午前11時ごろまでで受付が終わってしまうので、ジンベイザメツアーは午前中からしか実施されていません。
そのため、セブ市内やマクタン島に宿泊している方は出発がとても早く、ほとんどの場合4時前後になります。行きの車の中でも寝れますが、ジンベイザメツアーを1日思いっきり楽しむためにも、前日は早く寝るようにしましょう。
オスロブで日焼け止めを塗るのは禁止
オスロブでシュノーケリング体験をする際に、気をつけて欲しいのが日焼け止め。ジンベイザメは主食のプランクトンを食べるために、一緒に大量の海水を飲み込みます。
毎日たくさんの観光客が訪れるオスロブで、みんなが日焼け止めを塗って海に入ってしまうと、日焼け止めの成分が水に混ざり、ジンベイザメが飲み込んでしまいますよね。
ジンベイザメたちが安全に生活できるように、海に入るときには配慮が必要です。また、ピアスなど落としてしまうと、ジンベイザメが間違って食べてしまうのでアクセサリーも外しましょう。日焼けが気になる方は、ラッシュガードの着用をおすすめです。
ジンベイザメに触らない
「ジンベイザメに触らない」はシュノーケリング体験のもっとも大切なルールです。ジンベイザメは人を襲ったりしませんが、野生に住む生き物ですので急に触られたら驚いてしまいます。
参加者と同様にジンベイザメにとっても安全であって欲しいですよね。ジンベイザメから近づいてきて、触れてしまったという場合もありますが、自分からわざと触らないことが、安全に楽しくジンベイザメとシュノーケリングをするポイントです。
ジンベイザメツアーで便利な持ち物

- ラッシュガード
ラッシュガードを着ていると、日焼け対策、クラゲ対策ができて一石二鳥です。クラゲもジンベイザメと同じようにプランクトンを食べに来ます。クラゲに刺されると、蚊に刺されたようにぷくっと腫れ、場合によってはとても強い痛みがあります。
肌に直接当たらなければ刺されることも少ないので、1番のクラゲ対策になるのでおすすめです。また、日焼け止めクリームを塗ってはいけないオスロブで、最適な日焼け対策にもなるので、ラッシュガードはジンベイザメツアーにぴったりです。
- スマホ用防水バック
オスロブでジンベイザメスポットまで行く際にボートから、スマートフォンなどの貴重品を海に落とさないためにあると便利です。大きな額のお金を持ち歩くのも危険なので、軽食やお土産を買えるほどの小銭も入れておきましょう。
水中で写真を撮るなら、防水カメラ(Go Proなど)がおすすめですが、スマートフォンを持っていく方も多くいます。海に落としてしまうと、ほとんどの場合戻って来ないので、スマートフォンが防水でない方はもちろん防水の方も持っていると便利です。
ジンベイザメツアーは人気セブ島でNo.1アクティビティ
2.jpg)
今回は、セブ島の人気アクティビティである「ジンベイザメとシュノーケリング体験」をするための方法や、ジンベイザメと泳ぐ際の注意点について解説してきました。
野生のジンベイザメとほぼ100%出会えるという贅沢なアクティビティですが、参加者の安全に加えて、ジンベイザメにとっても安全でなければ成り立ちません。
ジンベイザメがいるからこそ出来る体験ですので、ジンベイザメがこれからも快適にご飯を食べにオスロブへ来れるように配慮することが大切です。ガイドさんやインストラクターの指示や、シュノーケリング体験をする上での注意点をしっかり守って楽しみましょう!
合わせて読みたい<おすすめセブ島アクティビティ>
ジンベイザメツアー
ジンベイザメのツアーはセブ島のアクティビティで人気ナンバー1です。小さな頃に水族館で見たジンベイザメを目の前で観察!セブ島だけの貴重な体験ができます。海の中を一緒に泳いで思い出に残る写真を撮影しましょう。

オランゴ島アイランドホッピング
アイランドホッピングで行ける島は、ナルスアン島、カオハガン島、ヒルトゥガン島、パンダノン島などたくさんあるので、自分の行きたい島をピックアップしましょう。ジェットスキーやパラセーリングなどのマリンアクティビティをするならオランゴ島がおすすめです。
